ソニー、2008年度連結業績見通しを下方修正 ゲームは約300億円ほど下回る見込み
1月22日 発表
ソニー株式会社は22日、2008年10月23日に発表した2008年度の連結業績見通しを下方修正すると発表した。今回発表された見通しでは、売上高及び営業収入が7兆7,000億円 (14%減)、営業損失が2,600億円、当期純損失が1,500億円となっている。
ゲーム分野に限ってみると、当初見込んでいた売上げに達することができなかったため約150億円の下方修正を行なったほか、急激な円高の進行により約150億円ほど予想を下回る見込みで、合計で約300億円ほど想定を下回ることとなった。
プラットフォームの売上げ台数の見通しで見るとプレイステーション 3は従来通り1,000万台を見込んでいるが、PSPが1,600万台から1,500万台へ、PS2が900万台から800万台へとそれぞれ下方修正している。ただしソフトウェアの売上本数についてはこれまで通りと同数を見込んでいる。
同社によれば今回の下方修正に合わせ全社的に構造改革、コスト削減を進めるとしており、エレクトロニクスビジネスの投資計画の見直しはもちろんのこと、映画、音楽、ゲームビジネスなどについては人員や広告宣伝費、物流費などの削減を中心とした構造改革を行なうという。一方でエレクトロニクスグループとゲームグループの連携の強化を図り、ハードとネットワークサービスの融合を加速するとしている。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース (PDF形式)
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/08revision_sony2.pdf
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/08revision_supinfo.pdf
(2009年1月22日)
[Reported by 船津稔]
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