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価格:7,140円
CEROレーティング:B (12歳以上対象)
GAME Watchでは、これまで2回(第1回、第2回)にわたって登場キャラクタや基本的なシステムを紹介してきたが、今回はキャラクタのカスタム要素をはじめ、パッケージイラスト、アニメーション映像のカット、そして世界観の詳細などを紹介する。
■ キャラクタのカスタム要素 本作ではプレーヤーが各キャラクタの見た目をカスタマイズして楽しめる機能が搭載されている。カスタマイズできるパーツは、主に「ヘッドドレス装備」と「武器」の2つ。
ヘッドドレス装備は、キャラクタの頭部に装着するアクセサリ的な装備アイテム。ショップで販売されているほか、敵がドロップしたり、マップに隠されていたりと、さまざまな手段で入手できる。アイテムの種類は、各キャラクタユニット専用のものと、共通で装備できるものがあり、計250種類以上。これらを集めることも楽しみの1つとなるだろう。
ヘッドドレスを装備した際には、各能力値や属性、状態異常、命中判定など、いろいろなパラメータにボーナス値がプラスされるものや、特殊能力(アビリティ)を得られるものなど、アイテムごとにさまざまな効果がある。また見た目も、メガネなどのアクセサリ的なものから、服装の一部や髪型まで変化してしまうものまであり、各キャラクタを自分好みの外見にカスタマイズして戦うこともできる。
武器のグラフィックスも1つ1つ個別に用意されており、武器を持ち替えるとビジュアルも変化する。ユニットごとに使用できる武器の種類は決まっており、装備可能な武器は以下の通り。
騎士:剣、槍、盾(攻撃不可) 司祭:長杖、錫杖(攻撃不可)、鈍器 賢者:長杖、ステッキ(攻撃不可)、本 道士:剣、手裏剣 神楽士:楽器(攻撃不可)、弓 踊り子:双剣 姫武者:刀・太刀、弓 武者:刀、長刀 金狼:爪 魔女:長杖(ほうき)、ステッキ(攻撃不可)、本 女王:錫杖(攻撃不可)、リング(攻撃不可)、鞭 首領:鎖鎌、刀 忍者:刀、手裏剣 冒険商:短剣、弩、鞭 機工族:斧・鎚、弩
さらに持つ者によってさらに特別な効果が発生する場合がある。例えば、「剣」や「刀」を君主もしくは姫武者が装備すると、斜め位置にも攻撃可能になるなど。
また、サーバントユニットには時々、通常の色とは異なるキャラクタが出現することがある。色のバリエーションは全てのサーバントごとに3種類ずつ用意されており、性能も若干異なる。このカラーバリエーションとヘッドドレス装備を組み合わせることで、より自分好みの部隊に仕立て上げることができる。
■ アニメーション映像のカット公開
本作には、ユーフォーテーブル制作によるアニメーション映像が収録される。そのアニメーションの一部のカットが公開されたので紹介する。
■ 世界観紹介
ここでは各地域ごとの特色や世界観を紹介する。中世ヨーロッパ風の世界から日本の和を感じさせる風景、太陽の光がまぶしい南国や砂漠など、実に多様な世界となっている。
その名の通り、騎士団とそれを束ねる君主が領民を率いている国。まだ歴史は浅く、騎士団がこの地を開拓して国を興したのは50年ほど前のこと。 騎士団の勇猛さは広く知られており、神無き時代にありながら、長らく平和を保ってきた。 しかし、近年の度重なる魔物の襲撃に君主を失い、その子息・アレクシードが後を継いで君主となっている。
オージェン出身のキャラクタは、君主・アレクシードと司祭・ミルヒレーテ。
かつて大きな都を中心に栄え、東の強国として知られた国。 しかし3年前、魔物の襲撃によって都が落とされてからは、緑豊かだった大地のほとんどは魔物の跳梁する荒野となり果てている。 城が落ちる間際、家臣たちの手により唯1人姫が落ちのびたことは、人々の間では知られていない。
伽羅紗の国出身のキャラクタは、姫武者・キヨラ(清羅姫)と首領・テンガイ(天涯)。
枝葉の陰と木漏れ日が層を織りなす、まるで広大な迷路のような森。奇妙な形の草花とともに、様々な動物や妖精たちが暮らしている。 不思議な魔力に満たされており、この地に迷い込んだ人々は、森に入った記憶を失い森から放り出されるという。 かつて闇と戦った偉大な魔法使いの結界とも、いたずらな魔女のしわざだとも言われている。
微睡みの森出身のキャラクタは、賢者・セルピナと魔女・シャマナ。
古き民、「ブルカヌス族」が住んでいた巨大な地下洞窟の国。 かつては神の加護を強く受けて栄えた国だったが、現在ではその姿も失われ、人の気配はない。 ブルカヌス族は、兎のような長い耳を持った亜人で、技術をもって闇と戦った発明種族。
地下王国ゾルフォール出身のキャラクタは、機工族・カッテント。
古き歴史を持つ世界有数の大国で、優美なる地として知られていた。 「死者と生者を分かつ境界に立ち、その護り手となる者」といわれる「巫撃道士」により、闇の侵攻を抑えていたが、現在は、天も地も闇に蝕まれ、その美しさを陰らせている。
繚の国出身のキャラクタは、道士・ラムシン。
果てなく続く、広大な砂漠地帯にあってなお、豊かな緑の恵みに支えられたという、古代の大国が存在した地域。 現在は、不毛の大地に点在するオアシスに、人々は身を寄せ合って暮らしている。 砂に埋もれた遺跡だけが、かつての栄光を物語っている。
陽炎の都・シストラム出身のキャラクタは、女王・マノフィカ。
紺碧の海洋に浮かぶ大小千の島々に、活気ある人々が暮らす、温暖な気候の国。 かつて世界中の商人が集まり、大規模交易で栄えたが、現在は近隣の島々との小規模な交易によるバザーが残る程度。 詩と歌の国としても知られており、神に曲や舞を捧げる神職が存在する。
サジッタ諸島出身のキャラクタは、神楽士・ティフェレイ。
神が光を分け与えることで生まれた存在「天使」。かつての闇との戦いにおいて、その多くは失われてしまったが、現在も何らかの形で地上の民を守護している。
天使たちは地域ごとに存在し、それぞれ異なる容姿をしている。
(C)FLIGHT-PLAN 2009
□フライト・プランのホームページ (2009年1月13日) [Reported by 滝沢修]
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