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★Xbox 360ゲームレビュー★

パーツを組み合わせて、スペシャルマシンを作成!!
俺のメカが活躍する“男の子の夢”を実現したゲーム

「バンジョーとカズーイの大冒険:
ガレージ大作戦」

  • ジャンル:アクションアドベンチャー
  • 開発元:Rare
  • 発売元:マイクロソフト株式会社
  • プラットフォーム:Xbox 360
  • レーティング:CERO:A(全年齢対象)
  • 価格:6,090円
  • 発売日:12月11日(発売中)



 マイクロソフト株式会社は12月11日、Xbox360向けアクションアドベンチャー「バンジョーとカズーイの大冒険:ガレージ大作戦」を発売した。開発はイギリスのゲーム開発会社Rare。

 「バンジョーとカズーイの大冒険:ガレージ大作戦」(以下、「ガレージ大作戦」)はニンテンドウ64向けゲームとして発売されていた「バンジョーとカズーイの大冒険」、そして「バンジョーとカズーイの大冒険2」のキャラクタ、ストーリーを受け継ぐシリーズ最新作となる。クマの“バンジョー”とトリの“カズーイ”のおとぼけコンビが活躍するユーモアたっぷりの作品だ。

 これまでのシリーズはバンジョーとカズーイを操るアクションゲームだったが、今作ではコンセプトを一新、バンジョー達が乗り込む多彩な「乗り物」がゲームの中心となる。レースやものを運んだりと様々な課題をこなすため、陸や空、海の上を舞台にその状況に合わせたメカを部品を組み合わせてカスタマイズしていくという、創造性を刺激するゲームとなっている。

 ブロック玩具のようなメカ製作と、状況に合わせて改造する楽しさ、ときには強引にクリアを目指すこともできたりと、「ガレージ大作戦」は試行錯誤の楽しさをたっぷり味わえる。また細かく描き込まれたフィールド、キャラクタ達の会話は独特のユーモアがあって、世界観も魅力だ。大人も子供を問わず万人が楽しめ、作ったメカを人に自慢したくなる楽しい作品となっている。


■ 8年ぶりの大復活! 美しく緻密なフィールドに満ちる独特のユーモアセンス

平和な時間にすっかり太ってしまったバンジョー。開発者のユーモアがいきなり炸裂する。ゲーム開始時にいきなり元の体型に戻らされるところも皮肉っぽい
今回は乗り物が主役だが、バンジョー達のアクション要素ももちろん用意されている。カズーイは魔法のレンチで敵を攻撃したり、ものを持ち上げたりできる
「ピニャータ」シリーズもRareの作品。ゲーム内にはピニャータ関連のアイテムも登場する
 クマの “バンジョー” とトリの “カズーイ”はこれまで故郷のクルクル山を守るため、魔女“グランチルダ”と戦っていた。「バンジョーとカズーイの大冒険2」でグランチルダはついに首だけとなって封印され、バンジョートカズーイは平和な時間を過ごしていた。

 それから8年。平和な生活にバンジョーはすっかり太り、カズーイはゲーム漬けの毎日。しかし、魔女グランチルダが復活した! さあ対決だ、というそのとき「ロード・オブ・ザ・ゲーム(LOG:ログ)」と名乗る“すべてのゲームを作った”と名乗る人物が登場、「お前達はもう古い」といって、バンジョー達を「ドタンバたうん」という異世界に連れてくる。

 ここはログが作ったゲーム世界で様々な異空間に繋がっている。バンジョーとカズーイはクルクル山へ帰るため、いくつもの世界を探検し、魔女グランチルダと戦うこととなるログの力でバンジョーは一瞬にスリムに、グランチルダは新しい体を与えられる。バンジョー達はチュートリアルで基本的なルールを覚え、様々な世界へ出発していく……。

 「ガレージ大作戦」は全体的に皮肉っぽいユーモアで溢れている。平和ボケして太ってしまったバンジョー。すべてのゲームを作ったというログの言葉に、「『グーリーズ』みたいな売れないゲームも?」と聞くカズーイ。「グーリーズ」はRareが作りXbox向けで発売したアクションゲームだ。

 ロード画面でヒントが出るのだが、「ヒントの中には役に立たないものがある。例えばこれがそうだ」というメッセージが流れたりと、やりたい放題である。チャレンジをくれるキャラクタに話しかけると、カズーイはすかさず「どうせこの人に話しかけてもやっかいごとを押しつけられるだけだよ」というし、いわれたキャラクタも「実はそうなんだ」と全く否定しなかったり、脱力系のギャグのセンスが炸裂している。

 だからといって、ゲーム本編が脱力系の内容なのかといえばそうではない。フィールドの作り込みは緻密で圧倒される美しさがある。最初の「ドタンバたうん」は様々なところに隠しオブジェクトがあり、探索するだけでも楽しく、ゲームが進むにつれて行動範囲が広くなり探索の楽しさがふくらむ。ココナッツの植えられた「ナッティーのうじょう」は青い空と海が美しい。

 ゲーム機の内部をイメージした「LOGBOX 720 」はICチップやコンデンサが置かれているサイバーな世界で、チップに触れたりするとゲーム機が誤作動を起こし一瞬画面が歪む。これは今冒険している世界そのものがLOGBOX 720で生み出された世界であることを暗示させる演出なのだ。この他にもテーマによって様々なかつ広大なフィールドが用意されていてフィールドを進んでいるだけでも楽しい。脱力系のストーリーと、フィールドに全体から感じられるスタッフの職人的なこだわりがユニークなハーモニーを生み出している。

 本作の主役は「乗り物」である。本作はバンジョーとカズーイを操って様々なステージをクリアしていくタイプのアクションゲームではない。様々な乗り物を作り、チャレンジをこなしていくというゲームなのだ。レースをするために速い車を作るにはどうするか、大量の物体を運ぶためにはどんな形にすればいいか。ブロック玩具的なパーツの組み替えで試行錯誤を楽しむゲームである。

 ゲームの自由度は高く、チャレンジに対してどんなマシンで挑むかは自由である。かといってどうプレイしていいかわからない、という状況にはならない。基本的なマシンの設計図は与えられていて、これを目的に合わせてカスタマイズすればOKだ。使い方がわかることで、今までのノウハウを活かしたオリジナルマシンも作りたくなってくる。

 作れるマシンは車だけでなく、ヘリ、飛行機、ホバークラフトなど多彩だ。その乗り物でフィールドを進むと世界がまた違った表情を見せてくれるのが楽しい。地上の風景、空の風景、水上の風景、水中の風景でステージの印象は大きく変わってくる。

 ステージをクリアするだけがゲームではない、どんなメカを作るか、課題に対してどういう改造を施すのか、この「試行錯誤」の楽しさは他のタイトルでは味わえない。また、1つの課題に別のマシンで挑んだり、緻密でユニークなフィールドを探索したりとやりこみ要素もたっぷりである。Xbox 360プラットフォームは、この年末に多数の魅力的な作品が出ているため、本作はその中でどうしても埋もれがちになってしまいがちだが、お正月にこそぜひ体験してもらいたいタイトルである。

復活したグランチルダは首だけ。ログは「また無意味なアイテムを集めて競い合うのだ!」といったんはゲームをスタートさせるも、「最新の私のゲームはこれだ!」とドタンバたうんにバンジョー達を転送する
他の世界の入口となるドタンバたうん。制作者のこだわりが隅々まで感じられる街だ。マシンのパーツや、隠し要素など様々なギミックがある


■ レース、運搬、空中戦、多彩なチャレンジを組み上げたメカで挑戦!

各チャレンジをクリアするとジグソーピースが手にはいる。これを集めることで新しいチャレンジが可能になる
一定のピースを集めると、ログからゲームグローブが与えられる。これをセットすることで新たな世界の扉が開く
ピザ配達の乗り物。頭上の看板が邪魔だが、この乗り物を作るスタッフのセンスが面白い
 具体的なゲームの流れを説明していこう。「ガレージ大作戦」では多くのステージが用意されているが、最初はロックされている。プレーヤーは各ステージの「チャレンジ」をこなしていくことで「ジグソーピース」を入手、これを一定数集めることで次のステージの扉が開き、プレイできるステージが増えていく。

 ジグソーピースを集めていくとログから「ゲーム グローブ」という光の玉を渡される。この玉を決められた台座にセットすると新たな世界がオープンするのだ。1つの世界にはいくつもの扉があり、その中では様々なチャレンジが待ち受けている。

 チャレンジを依頼してくるのはモグラの“ボトルズ”やシロクマの“ボギー”、チーターの“トロフィートーマス”といったキャラクタなのだが、ワールドによって農場の経営者だったり、動物園のスタッフだったり役割が変わっているのが面白い。グランチルダに悩まされているキャラクタも多く、バンジョー達に依頼をしてくる。

 チャレンジはクリアした成績に応じてオンプ、ジグソーピース、そしてトロフィーが入手できる。オンプとはフィールド上にもばらまかれている音符型のオブジェクトでバンジョー達はこれを集めることで新しい設計図やパーツを買ったり、能力を強化したりできる。優秀な成績をおさめると入手できるトロフィーは、4つ集めることでジグソーピースと交換できる。

 ジグソーを揃えることで次のステージがアンロックされ、より多彩な設計図とパーツを入手できる。ミッションの種類も多彩になり、それに合わせてマシンをカスタマイズしていく、という展開になるわけだ。

 チャレンジはレース、宝探し、戦闘、空中戦など多彩だ。ログが指定したマシンで挑戦をする「ログ指定」と自由にマシンを選べる「自由選択」がある。クリアしても挑戦可能で、もっと良いマシンができたとき、より強いパーツが手に入ったときなど、よりよい成績を目指して挑戦するのも楽しい。

 レースの場合、単純に速さを競うだけでなく、武器を搭載して、対戦相手を直接攻撃したり、コース上に池がある場合は、水陸両用車に改造して池をショートカットをする、といった方法も可能だ。レースによっては敵が積極的に攻撃してくるものもある。自分なりのマシンを作っていく過程が楽しい。

 一定時間襲いかかってくる敵を倒さなくてはいけない、というチャレンジもある。筆者はクワガタのように前にものを運ぶ爪をつけた「ウンバプレッシャー」を改造し、全面にスパイクを植えて突撃する車を作った。バックするときも攻撃力があればと考えて、後方にもスパイクを植え、ガツンガツンぶつけて敵を撃退した。この他にも解法はあるとはおもうが、何とかこれでノルマはクリアできた。もっと成績を良くするためにはどうするか、作ってみて試すというのは面白い。

 空から襲いかかってくる敵を相手にターゲットを守るというチャレンジでは、飛行機で戦ったがどうもうまくいかなかった。そこで砲を上に向け、弾をばらまく車を作り、下から飛行機を打ち落とす作戦に出たのだが、上を見上げることができなかった。このまま、クリアできないかな、と思ったのだが、ターゲットが吹っ飛ばされたときにうまい感じで他の建物が上に倒れ込み、結果その建物が盾になってチャレンジは成功した。

 建物を持ち上げ被せるような乗り物を作るのが良いのか、もっとうまい方法があるのか考えていきたいところだが、本作ではこのような“偶然”でチャレンジが何とかなってしまう大味さもある。大味さは良い方向に働かない場合もある。レースの時に感じるのは敵のAIの練り込みの足りなさだ。敵はどんな状況でもアクセル全開なため、接触したとき一緒に引きずられて回復不能なところまでコースアウトしてしまうと言うこともあった。昨今のレースゲームではここまで単純なAIはないだろう。もう少し練り込んで欲しいと思った部分もあった。

 ただ、この大味さがゲームに独特の味を加えているのも間違いない。ピザの配達チャレンジでは専用の乗り物に乗ることになるのだが、車の上に「PIZA」という看板用のブロックが積まれていて、これが走るのに地形に引っかかってものすごく邪魔だ。しかしこの車だからこそ走る場面が面白いのだ。レースなのに前に障害物満載とか、スタッフが「こうしたら面白いよね?」という思いが優先で、ゲーム性はその次、と感じるチャレンジも多い。だからこそ、笑いながら楽しめるゲーム性を実現していると感じた。

 クリアに固執せず、チャレンジが難しく感じたらパーツが入るまで、良い方法が思いつくまで先延ばしにして、他のステージやチャレンジを挑戦すればいい。自分のペースで、つまみ食いをするつもりで楽しんでいけばいい作品なのだ。ゲームを進めていけば新しい取り組み方も、パーツの活用法も見えてくる。自分なりの進め方ができる「自由度の高さ」はこの作品の大きなセールスポイントだと思う。

ログ指定のレース。ラクダ型乗り物に乗って競い合う こちらは「ココナッツバキュームマシン」。落ちているココナッツをこの乗り物で集めるのだ ボールを運んでゴールへ運ぶサッカーチャレンジ。ディフェンス役の人形が邪魔だ
列車のような連結器で繋がれた車でフィールド上の人を回収する 空に浮かぶゲートをくぐっていくエアレースのチャレンジ 激しい空中戦をするチャレンジも。勝つためにはもっと機体の性能を上げなくては駄目なようだが……
青い空と海が美しい「ナッティーのうじょう」。噴煙を上げる火山もある
最新型ゲームマシンの内部がステージになっている「LOGBOX 720」。ちょっとレトロなサイバーな雰囲気が楽しい
雪原から砂漠、海賊船の浮かぶ海まである「バンジョーランド」。遊園地という設定らしい、ごった煮の世界だ


■ 試行錯誤しながらマシンを組む楽しさ。より高性能で多機能なマシンを作ろう!

マシンのコンセプトは既にあるものからアプローチや機構を学んでいくと把握しやすい
気球とフローターをつけて、後ろにプロペラをつけることで陸海空を制覇できるマシンを作ることができる
「ロボ」を意識したマシン。機体が高くなるとやはり安定性が悪くなる。もっとパーツを入手してロボットらしいギミックを盛り込みたい
現在使えるパーツ数の上限近くで作った空飛ぶ海賊船。もっと多彩なパーツを使えるようになりたい。ゲームが進めばこれ以上に大きな乗り物も造れるのだろうか
 マシンの設計、改造は本作の大きな楽しみである。しかし、部品1つ1つを選び1から作っていくのはハードルが高い。まずは既存の設計図から少しずつ改良して、マシン改造のコツをつかんでいこう。

 最初に持っているマシンは、大きなカゴのついたカートだ。カズーイ曰く、「スーパーのカートみたい」という言葉通り、ものを運ぶのにはいいけどかっこわるい。フィールドを探索するためにはバギーや身軽なバイクを使うのが良いだろう。ノーマルの車輪では坂が上れない。グリップの良いものに交換して、さらにエンジンや燃料タンクを交換すればパワータイプの乗り物があっという間にできあがる。

 この他にも、トラック型、カート型、飛行機、ヘリなど基本的な設計図はゲームが進むことで入手できる。「ガレージ大作戦」はグランチルダの手下が攻撃してくる。彼らに対抗するためスパイクや、タマゴ砲などを取り付けてチャレンジに挑む。改造を行なったら、テストドライブで試運転。実際のチャレンジはまた感触が違うため、チャレンジとガレージを行き来する、ということもある。

 逃げ出したヒツジを集めてくれ、というチャレンジではヒツジがボール型のオブジェクトになっていて、これを転がして運ぶことになる。敵も出てくるのでまず最初にタマゴ砲で敵を倒してしまうことにする。ものを押す「ウンバプレッシャー」をベースに使ったのだが、押すためのクワガタが小さく、一度にボールを多く運ぶことができない。このため、限界までクワガタを大きくし、補助輪を取り付け、念のためエンジンと燃料も追加した。

 この巨大なプレッシャーはドミノチャレンジでも活躍してくれた。放射状に伸びるドミノを倒さなくてはいけないのだが正面からぶつかっても1列しか倒せない。このため上向きと前に進む2つのプロペラを取り付け、円の中心までマシンを運んで加速をつけて押し込むという方法で切り抜けた。このときはプロペラで飛びやすいようタマゴ砲や弾丸は外し、クワガタも細くして挑んだ。

 レース用にはバギーを改造し、エンジンを3つもつけた大出力のものにした。ベースとなったバギーのフレームを外し、そこにエンジンブロックをつけることで機体全体の大きさを変えず、高出力が実現した。この改造バギーはさらに「エリア探索用」にオールマイティな機体へと改造してみた。両側にフローター、後ろにプロペラをつけて水上を走れるようにし、さらに気球をつけて空へ飛び上がるようにした。これにより、空も水上も進めるマシンが完成したのだ。

 本作は良い意味で物理エンジンがいい加減なところがある。飛行機や気球は浮力を失ってもゆっくり落ちていく。気球をふくらませたり、しぼませたりを繰り返すと空が飛び着陸することができる。設計もエンジンや燃料、タイヤの位置は機体のどこかについていればそれで充分稼働するという、とてもアバウトな配置でOKなのである。おおらかな気持ちで部品を取り替え、試すことができるのだ。

 ゲームが進むと多彩なアイテムが登場する。筆者はまだジェットエンジンや大型の武器、ものをつり下げることができる磁力ボールといったアイテムをまだ入手していない。チャレンジもトロフィーを入手するためにはもっと面白い部品が必要なのかな、とも思う。そのためにもゲームを進めていきたいし、どんなアイテムが出てくるか楽しみである。

 チャレンジはマルチプレイで楽しむこともできる。またドタバタたうんの探索要素や、コインが手に入るジンジョーチャレンジなどジグソーピースを集めるだけでないゲーム要素もたくさん盛り込まれている。コンテンツ量たっぷりの、やりごたえのあるゲームとなっている。

 現在、「ガレージ大作戦」では「乗り物自慢コンテスト」が開催されている。ユーザーがどんな乗り物を作るか非常に楽しみである。本作にはスクリーンショットを取り、米国の公式ページにアップする機能がある。そこでユーザーの製作例を見ることができる。性能重視と言うよりも、見た目重視だったり、何らかの作品のオマージュだったりと楽しいが、インターネットブラウザでしか見えないし、機体だけをソートしてみることもできないようだ。ゲーム内で世界のユーザーの作品を閲覧できる機能が欲しいと感じた。

 以前、筆者はアメリカの開発者のマシンを見せてもらったことがある。スキーをする巨大な人形型のマシンで、ジェットエンジンで飛ぶという見た目がすべてのメカに大笑いをしてしまった。ゴジラ型の巨大怪獣の乗り物を作ったスタッフもいたそうである。この他にも、連結器を使ってコクピットのみ「脱出」できる機体も見せてもらった。コンテストに参加した作品はどんなギミックが仕掛けられているかも興味深いところだ。

 ユーザーが乗り物自由に作りゲームで活用する、というアイデアは非常に独創的で、面白いアイデアである。その機体を活かすためのフィールドやチャレンジもたくさんだ。友達と、兄弟で、親子で楽しんで欲しいゲームだ。ブロックやパーツを組み合わせてオリジナルロボット、オリジナルメカを作った経験のある人には特にオススメしたい。夢に見た自分だけのメカの“活躍する場所”がここにあるのだ!

ウンバプレッシャーのコンセプトを大型化して出力も上げる。ドミノに挑戦する場合はクワガタの大きさはそのままで軽量化してみた
エンジンを複数積んでさらにスピードを上げるパーツを組み込むことでブッチぎりの速さを獲得 他の人を乗せるチャレンジでは助手席を組み込む 体当たりをするためのスパイクを装備。普段走る場合はトゲが障害物に引っかからないように気をつけなくてはならない
闘技場をイメージした「ジゴッセウム」。地下には何故かピザ屋がある
ドタンバたうんでは無実の罪で囚われているジンジャーを助けることも ジンジャーを助けて得られるコインで挑戦できるビンゴ グランゴのミニゲーム。背景が何故か日本のアニメ風

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□Xbox 360のホームページ
http://www.xbox.com/ja-JP/
□「バンジョーとカズーイの大冒険: ガレージ大作戦」のページ
http://www.xbox.com/ja-JP/games/b/banjokazooie/
□関連情報
【10月14日】マイクロソフト、Xbox 360「バンジョーとカズーイの大冒険: ガレージ大作戦」
Xbox LIVEマーケットプレースにて体験版を配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081030/banjo.htm
【10月14日】マイクロソフト/Rare開発者インタビュー
創造性を刺激する「バンジョーとカズーイの大冒険 : ガレージ大作戦」
新しい操作感とコミュニティをもたらす「New Xbox Experience」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081014/nxe.htm
【10月2日】マイクロソフト、発売日と正式タイトルが決定
Xbox 360「バンジョーとカズーイの大冒険: ガレージ大作戦」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081002/bankaz.htm
【5月16日】マイクロソフト、英Rareの人気シリーズ最新作がXbox 360で発売決定
「バンジョーカズーイ: ナット アンド ボルト(仮)」と「あつまれ! ピニャータ 2」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080516/rare.htm

(2008年12月26日)

[Reported by 勝田哲也]



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