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ヤマハエーアンドアールとタイトー
「『鉄道ゼミナール』ALBUM完成披露PARTY」開催
1月22日にDS「鉄道ゼミナール 大手私鉄編」とCD「音楽編」同時発売

12月11日 開催

【鉄道ゼミナール 大手私鉄編 (DS用ソフト)】
2009年1月22日 発売

価格:5,040円

CEROレーティング:A (全年齢対象)

【鉄道ゼミナール 大手私鉄編 (CD)】
2009年1月22日 発売

価格:2,800円

関係者と報道に公開された「鉄道ゼミナール」ALBUM完成披露の特別ライブ。会場になったお店にぎっしりと詰めかけたため、急遽第2部の演奏も行なわれるほどの人気だった
「鉄道ゼミナール」のALBUMと同時発売となる「鉄道ゼミナール 大手私鉄編」。シリーズ2作目ともいえる同作では16社の許諾を受けての商品化。色々な意味で大幅にパワーアップしている
 株式会社ヤマハエーアンドアールは11日、鉄道関係者や報道を招き「『鉄道ゼミナール』ALBUM完成披露PARTY」を開催した。このパーティは、2009年1月22日にタイトーから発売されるニンテンドーDS用タイトル「鉄道ゼミナール 大手私鉄編」とヤマハエーアンドアールから同日発売となる音楽CD「鉄道ゼミナール 音楽編」の完成を記念し、お披露目の場として開催された。

 「鉄道ゼミナール 大手私鉄編」は、「JR編」に続くシリーズ2作目となる。今作では大手私鉄16社の許諾を得ており、問題数は前作以上、内容も大幅にパワーアップしたものとなっている。

 「鉄道ゼミナール 音楽編」は、SUPER BELL"Zとカシオペア・向谷実氏のコラボCD第2弾。ちなみにコラボ第1弾の「東横特急」は、1枚通して聞くと東横特急の実際の最短所要時間である32分になるというマニアックな内容となっていた。「鉄道ゼミナール 音楽編」は、「大手私鉄編」に16社の「各社検定」が用意されておりそういったシーンで流れる各社のイメージソングをCD化したもの。

 ただし、ゲームで流れる音楽がそのままCDに収録されているのではなく、きちんと新たにスタジオで録音された本格的な音楽が収録されている。イベントに登場した向谷実氏は「ゲームで流れる1分程度の曲をCDでは3分から4分の曲にアレンジしていて、それが大変だった」と苦労話を披露。カシオペアの昔の音源を使用した曲が収録されるなど、ファン必聴の内容となっている。

 パーティではCDに収録されている小田急電鉄「New Station Paradise」を皮切りに、ライブ会場が三軒茶屋であったため東京急行電鉄の「VVVFの宴」、向谷氏もお気に入りというテクノテイストの京成電鉄「The Liner」、そしてラストにオープニングテーマの「鉄道ゼミナールのテーマ」が披露された。合間には向谷氏のトークも冴え渡り会場は大いに盛り上がった。

 これらの曲はCD「音楽編」に収録されるが、会場では向谷氏自らピアノで演奏したり、アドリブなども飛び出すスペシャルバージョンが披露された。ファンの中にはこのライブを体験できなかったのを残念に思う人も多いと思うが、向谷氏によれば来年は「SUPER BELL"Z & 向谷実」によるパフォーマンスも行ないたい意向だというので、楽しみにしていて欲しい。

ソフトの制作から音楽の制作、そしてライブと八面六臂の大活躍を見せる向谷実氏 マスコンコントローラーを操作しながらのライブとなったSUPER BELL"Zの野月貴弘さん 保線DJ及びギター担当の土屋基さん。以前、本当に保線業務をやっていたことがあるとか……といった話題も飛び出すライブだった
今回のライブではピアノの演奏も行なった。お酒も入り絶好調な向谷実氏 「鉄道ゼミナール」だけに留まらず、向谷氏と音楽活動を共にすることが多くなったSUPER BELL"Z。来年も様々な活動を行ないたいという 向谷氏も「昔、マスコンを操しながらライブやったらそちらに熱中しすぎて失敗した」とうらやましがった野月氏のマスコン


 3月27日に発売された「鉄道ゼミナール」は、JR7社の許諾を得て1,500問にも及ぶ問題を収録した鉄道ファンにとってはたまらないソフトだったが、ストイックな内容だった。今作では向谷氏のほかSUPER BELL"Zの野月貴弘さん、土屋基さんもキャラクタと登場。各社の知識を徹底的に学ぶことができる「各社検定」では路線図が登場し駅で問題に答えるスタイルとなっているが、正解すれば野月さんが登場し「通過」と表示され、間違えると向谷氏が「停車」と登場するなど、前作に比べ演出も凝ったものとなっている。

 全てにおいてパワーアップしている同作だが、中でも新モードの「ミニトレ」が楽しそうだ。このモードは鉄道模型のレイアウトを楽しむことができるもので、「各社検定」を進めることで各社の車両を手に入れることができる。さらに「サバイバル検定」をプレイすることでストラクチャー (レイアウトに配置できる建物や木など) も揃えることができる。コースは3つあり、2つは用意されたものだが、最後のひとつは自由にレイアウトできる。このモードではカメラも自由にセッティングできるので、自分の好みのレイアウトの制作を楽しむことができる。

 問題数が多く内容も凝ったものであるため、制作を担当した音楽館によれば問題や解答、データの検証が大変だったとか。前述の「ミニトレ」など初心者にも楽しめる要素が追加されているので、より多くの人が楽しめる内容となっている。発売まで1月少々あるが、鉄道に少しでも興味のある人はCD共々楽しみにして欲しい。

ライブ会場には試遊台も置かれていた。来場していた某鉄道関係者がプレイし70%を切る正答率だったことは秘密です……。逆にそれほどマニアックだったと言うこと ゲームには向谷さんとSUPER BELL"Zのお2人もキャラクタとして登場 今作の新規要素「ミニトレ」。収録各社の知識を得ることで車両が手に入り、レイアウト (ジオラマ) の制作を行なえる

【スクリーンショット】
検定で知識を深めていくという基本的な構成は「JR編」と同じ。今回はプロフィール入力の時に大手私鉄の中から1社選択することになる 車両ガイドは前作でもあったが、「ミニトレ」は今回新たに収録されたモード。検定などで車両などを収集するという新しい要素となっている 今作も収録されている「おためし検定」。まずはこちらにチャレンジ
「鉄道検定」のトップ画面。3名のキャラがあちこちにフィーチャーされている 「総合検定」。前作より問題数が大幅にアップし、内容もマニアックになっているとか。総合検定では各社毎に採点結果を確認できるようで、得手不得手を確認することができる
「各社検定」。路線が表示されそれぞれの駅で問題が出題される。正解すれば「通過」、間違えると「停車」など前作にはなかった派手な演出が用意されている。ここの成績によって「ミニトレ」で遊ぶことができる車両が手に入る
非常に厳しい「サバイバル検定」間違えたら即終了。こちらをクリアしていくと「ミニトレ」のレイアウトを作るときに利用できるストラクチャーをゲットすることができる
存分に知識を深めることができる「車両ガイド」 様々な情報が詰まった「データベース」には「会社案内」なんてのも用意されている 新モードの「ミニトレ」。車両の収集欲もかき立てられるが、自由にレイアウトを作れる本格派で、カメラの配置も自由なモードも用意されている。ちなみに車両の走行音は「ジー」というリアルなもので、本物の模型の音を録音して使用したのだとか


(C)TAITO CORP.2008
東武鉄道株式会社・西武鉄道株式会社・小田急電鉄株式会社・東京急行電鉄株式会社・東京地下鉄株式会社・名古屋鉄道株式会社・南海電気鉄道株式会社・阪急電鉄株式会社・西日本鉄道株式会社 商品化許諾済
京成電鉄株式会社・京王電鉄株式会社・京浜急行電鉄株式会社・相模鉄道株式会社・近畿日本鉄道株式会社・京阪電気鉄道株式会社・阪神電気鉄道株式会社 許諾済

□ヤマハエーアンドアールのホームページ
http://www.yamaha-ar.co.jp/
□「SUPER BELL"Z & 向谷実」オフィシャルウェブサイト
http://www.yamaha-ar.co.jp/toyoko_tokkyu/
□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□音楽館のホームページ
http://www.ongakukan.co.jp/
□「鉄道ゼミナール 大手私鉄編」のサイト
http://www.taito.co.jp/csm/title/2008/tetsusemi_os/
□関連情報
【5月8日】タイトー、DS「鉄道ゼミナール」
音楽館の向谷実氏、タイトー津田洋介プロデューサーインタビュー
ゲームの制作経過の話題から話はそれて次回作構想へと……
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080508/tetsu.htm

(2008年12月12日)

[Reported by 船津稔]



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