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AC「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」全国大会
「Premium Dogfight III」決勝大会
「ガンダムVS.ガンダムNEXT」は2009年3月稼動!

11月23日 開催

会場:東京・ニューピアホール

開場と同時に行なわれていたフリープレイ。参加者たちは時間ギリギリまで最後の練習に余念がなかった
 株式会社バンプレストは、アーケード用チームバトルアクションゲーム「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム(以下、ガンダムVS.ガンダム)」の日本一を決定する「Premium Dogfight III」決勝大会を、11月23日に東京・浜松町のニューピアホールにて開催した。

 今大会は、全国各地のアーケードスポットなどで行われた予選大会を勝ち抜いてきた精鋭に加え、当日観戦枠の中から抽選で選ばれたチームを加えた全128チーム、256名にもおよぶプレーヤーが参加して、日本一のチームを決定する「ガンダムVS.ガンダム」の一大イベント。

 イベントはメインとなる決勝大会のほかにも、スペシャルゲストを呼んでのデモプレイや、シリーズ最新作となる「ガンダムVS.ガンダムNEXT」の新情報、関連グッズが当たる抽選会など、バラエティに富んだ内容となっていたので、その概要をレポートしていこう。



■ 強いとされる機体が目立った予選トーナメント

予選トーナメントの開催に先だち、プロデューサーの株式会社バンダイナムコゲームスの馬場龍一郎氏が開会を宣言
予選トーナメント中には、中央のスクリーンでA、B、C、Dブロックの映像がリアルタイムで流されていた
 最初に行なわれたのは、256名のプレーヤーを16チームずつ、8ブロックに分けて実施された予選トーナメント。予選トーナメントでは、各ブロックごとに4台ずつ、計32台もの筐体が用意されていた。ルールも1本勝負となっていたため、多くのプレーヤーが参加しているにも関わらず、非常にスムーズに進行されていたのが好印象。

 気になるプレーヤーが使用するモビルスーツについては、機動性が高いフリーダムガンダムやZガンダムのほか、ゴッドガンダムやマスターガンダム、ファンネルによる自動攻撃にまかせて比較的回避に専念しやすいキュベレイMk-IIといった機体が人気を集めていた

 これらの機体はいずれも同コスト内では強めといわれるモビルスーツたちで、その強さが決勝大会に勝ち進んだ強豪プレーヤーの選択からも実証された形といえる。

 しかし、そんな中でもガンダムXやターンAガンダムなど、決して強いとはいえない機体を使用していたプレーヤーも見受けられたのは嬉しいところ。自分が好きなこだわりの機体をあえて選択するプレーヤーがいるのも、さまざまな歴代ガンダム作品のファンがいる本作ならではといえるのではないだろうか。

 当日参加枠のチームも多く参戦する中、決勝トーナメントに進出した各ブロックの代表となったのは、いずれも各地の店舗予選を勝ち抜いてきた猛者たちばかり。当日参加のチームたちにブロック代表を奪われないあたりは、さすがの実力といったところだろうか。全国各地から集まった精鋭たちによって行なわれる決勝トーナメントでのプレイに期待が集まった。



■ 声優の古谷徹さんを呼んでのデモプレイのほか
  次回作の新情報も発表されたアトラクションイベント

「機動戦士ガンダム00」の主人公、刹那・F・セイエイのコスプレ衣装で登場した広野啓氏はPSP-3000を同梱したプレミアムパックを手にアピール
「機動戦士ガンダム」シリーズといえば、なんといってもアムロ・レイ役でおなじみのこの人、スペシャルゲストの古谷徹さん
プレミアムパックをもらったもののもったいなくて開けておらず、「ガンダムVS.ガンダム」はPSP-1000でプレイしているとコメントした古谷さん。アムロの決めゼリフを連発しながらプレイするも、危なげなくクリア
 予選トーナメントの後には、決勝トーナメントに進む前に、アトラクションイベントが行なわれた。最初に登壇したのはバンダイナムコゲームスプロデューサーの広野啓氏。広野氏はPSP版「ガンダムVS.ガンダム」について「次回作の『ガンダムVS.ガンダムNEXT』で登場する新機体を4機先行ロールアウトという形で収録しています。まずはこちらでプレイしていただいて、本番のアーケードの稼働日に腕を磨いておくといいのでは」とアピールした。

 続いて、初代「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイ役から、最新作「機動戦士ガンダム00」でもナレーションとして参加している古谷徹さんが「アムロ、ゲーセンに行きまーす!」というかけ声とともに、スペシャルゲストとして登場。古谷さんは「ガンダムVS.ガンダム」について、「敵もガンダムなのが面白い。自分が初代ガンダムで出たら、『~逆襲のシャア』のアムロが味方としてきてくれたり、敵として登場することもある。やっつけたのはいいけど、自分的には複雑な気持ちになることもあります」と、数々のシリーズ作品に参加している古谷さんならではのコメント。

 続けて行なわれたデモプレイでは、自身が演じたアムロが駆った代表的なモビルスーツといえる初代ガンダムやνガンダムではなく、あえてターンAガンダムをチョイスした古谷さん。プレイ中にも「ガンダムハンマーじゃないのか?」、「セイラさんお願いします」などとかけ声をしながらプレイして観客の笑いを誘っていた。最後のステージクリア時には「ヒゲガンダムは伊達じゃない!」と「逆襲のシャア」におけるアムロの決めゼリフをもじったコメントを残し、ガンダムファンなら爆笑間違いなしのデモプレイを締めくくっていた。

 続いては、開会式に続いて登場したバンダイナムコゲームスの馬場氏によるシリーズ最新作「ガンダムVS.ガンダムNEXT」の新情報に関するステージ。馬場氏は「ここ最近、東京と大阪でロケテストを行ない、お客さんに答えていただいたアンケートをもとに、現在調整中といった段階です。また今までは2009年春とアナウンスしていましたが、2009年3月に稼働が決定いたしました」と発表。さらに「ロケテスト時点のオープニングタイトルは固定の画像でしたが、今回はオープニングムービーを持ってきました。ということでオープニングのテーマ曲も決定しています。結構すごい方に1年くらいあたらせてもらいまして、タイアップのテーマ曲として使わせてもらうことが決定しましたので、あわせて発表したいと思います」とコメントした。

 オープニングムービーの映像とともに流れてきたのは、ガンダム好きのアーティストとしても知られるGacktさんによる「哀・戦士」のカバー曲。続いてGacktさんによる参加者向けのコメントVTRも披露された。VTRの中でGacktさんは「僕にとってガンダムという作品はかけがえのない、バイブルのようなものです。今回僕が歌う『哀・戦士』が『ガンダムVS.ガンダムNEXT』のテーマ曲に決まりました。今回テーマ曲として選んでいただいたことを一人のガンダムファンとしても、ボーカリストとしても誇りに思います」とコメント。VTRの最後では参加者向けのメッセージとして「決勝大会にふさわしいバトルが繰り広げられることを期待しています。勝利の栄光を君に!」と「機動戦士ガンダム」に登場するシャア・アズナブルの名台詞で締めくくり、ガンダムフリークっぷりをアピールしていた。

次回作「ガンダムVS.ガンダムNEXT」のより詳細な稼動時期が発表された。VS.シリーズのファンはそれまで、アーケードおよびPSP版で練習をしておこう 「ガンダムVS.ガンダムNEXT」の主題歌は、Gacktさんの歌う「哀・戦士」に決定! 熱心なガンダムファンとしても知られるアーティストだけに、楽しみなコラボレーションとなりそうだ


■ 決勝トーナメントはいずれも時間内に決着する白熱した試合に!

 いよいよ始まった決勝トーナメント。各ブロックを勝ち上がってきたのは、この8チームだ。

ブロック名 エリア名 店舗名 チーム名 ファイトネーム モビルスーツ
Aブロック 神奈川県 ムトス相模原店 強すぎるジャガー エイジ フリーダムガンダム
牧島 キュベレイMk-II
Bブロック 京都府 京極ゲームセンター 明大モンテカルロ シュダ フリーダムガンダム
キュベレイMk-II
Cブロック 東京都 大久保アルファステーション プリマ・ステラ メルト フリーダムガンダム
ギャンブルマスター キュベレイMk-II
Dブロック 大阪府 ゲームプラザ OKA3 株式会社5りら 5りら秘書 フリーダムガンダム
アル中 マスターガンダム
Eブロック 北海道 G_BAOA.G 雑魚乙! カイマイ フリーダムガンダム
アカツキ キュベレイMk-II
Fブロック 愛知県 アーバンスクエア 大須店 ヒグネコ ヒグラシ フリーダムガンダム
ネコ グフカスタム
Gブロック 長野県 アピナ諏訪店 にゃん太ぁ村 コーキン フリーダムガンダム
ソル キュベレイMk-II
Hブロック 兵庫県 遊スペース マジカル メタボHくん フリーダムガンダム
アウル キュベレイMk-II

馬場氏とともに審判として登壇した、本作の開発を手がけた株式会社カプコン編成室プロデューサーの土屋和弘氏。明らかな逃げプレイに対してはペナルティを課すことができる立場だったが、決勝トーナメントはいずれもタイムアップが発生しない熱戦となった
準々決勝の全4試合の中で、もっとも盛り上がった第3試合。画面右下のグフカスタムを使用するネコ選手は、ヒート・ロッドを巧みに利用していた
・ 準々決勝

 8チームすべてにコスト3,000のフリーダムガンダムが入り、もう一方をコスト1,000のキュベレイMk-IIやグフカスタム、コスト2,000のマスターガンダムが入るチーム編成となっている。コスト3,000の機体の中でも機動性が高く、打たれ強いフリーダムガンダムの人気と実力を証明した格好といえるだろう。

 先ほどのアトラクションイベント中に、「ベスト4に入ればPSP-3000が同梱されたPSP版『ガンダムVS.ガンダム』のプレミアムパックを賞品として用意しています」との発表があったこともあり、ベスト4を意識したコメントが目立つ。そんな中「優勝を狙っているので、『雑魚乙!』というチーム名にしました」と強気の発言をした「雑魚乙!」チームに注目が集まる準々決勝がスタートされた。

 8チーム中、実に6チームがフリーダムガンダムとキュベレイMk-IIを選択するという、ややバラエティに欠けたチーム編成となったこともあり、マスターガンダムが入った「株式会社5りら」チーム、グフカスタムが入った「ヒグネコ」チームが注目を集めていた。特にヒグネコチームのグフカスタムを操るネコ選手は、ヒート・ロッドを駆使したフリーダムガンダムも顔負けの機動力で、雑魚乙!チームを翻弄していたのが印象的だった。最終的には雑魚乙!チームが勝利したものの、セットカウント1対1の状況から、最終セットもお互いの残りコストがあとわずかという接戦になった、雑魚乙!チームVS.ヒグネコチームの対戦が準々決勝のベストマッチいえるだろう。


・ 準決勝

 ベスト4に勝ち残ったのは、この4チーム。

ブロック名 エリア名 店舗名 チーム名 ファイトネーム モビルスーツ
Bブロック 京都府 京極ゲームセンター 明大モンテカルロ シュダ フリーダムガンダム
キュベレイMk-II
Dブロック 大阪府 ゲームプラザ OKA3 株式会社5りら 5りら秘書 フリーダムガンダム
アル中 マスターガンダム
Eブロック 北海道 G_BAOA.G 雑魚乙! カイマイ フリーダムガンダム
アカツキ キュベレイMk-II
Hブロック 兵庫県 遊スペース マジカル メタボHくん フリーダムガンダム
アウル キュベレイMk-II

普段から対戦する知り合い同士ということで、手の内が読みやすい対戦となった準決勝第一試合の明大モンテカルロチーム(写真中央左)と株式会社5りらチーム(写真中央右)
 「前回のVS.シリーズのイベントでは関東勢が大半を占めたものの、今回は関西勢の強さが光る」との馬場プロデューサーのコメントが印象的。準決勝第1試合は関西勢同士による対戦となり、お互いによく対戦しあう仲ということで、互いの勝率を「こちらのほうが上だ」と主張しあう白熱したムードでの対戦となった。

 フリーダムガンダムとキュベレイMk-II以外のモビルスーツでは、最後の1機となったマスターガンダムを使うアル中選手に注目が集まる中、試合スタート。

 フリーダムガンダムを落とすのはやはり難しいという中、お互いにもう1機のモビルスーツを狙いつつ、スキを見せたフリーダムガンダムにいかにダメージを与えていくかが、勝敗のカギとなっていた。フルカウントにもつれこむ好ゲームとなったこの試合だが、相手のGクロスオーバーからの回避に向かうアル中選手のマスターガンダムにファンネル攻撃を当てる形で決着し、明大モンテカルロチームの勝利となった。



残念ながら準決勝で敗退してしまったものの、強気なコメントや実は即席チームだったとの発言で場を盛り上げてくれた雑魚乙!チームの2人
 続いて行なわれた準決勝第2試合。東日本勢で唯一残ったと思われた雑魚乙!チームだが、フリーダムガンダムを駆るカイマイ選手は東京在住とのコメント。強気な発言とは裏腹に、即席チームだったことが判明した、雑魚乙!チームのチームワークに会場の視線が集まる中、準決勝第2試合が始まった。

 フリーダムガンダムとキュベレイMk-II同士の対決となったこの試合、互いのキュベレイMk-IIを狙いあう展開となる中、メタボHくんチームが先にアカツキ選手のキュベレイMk-IIを落とし、常にリードする展開となっていく。あと1発攻撃を受ければフリーダムガンダムが落ちて大逆転という状況もあったものの、Gクロスオーバー中に戦況を見極めた色選手の冷静さもあり、第1セットはメタボHくんチームが先取。

 第2セットでは、雑魚乙!チームも意地を見せ、メタボHくんチームを残りコスト1,000という場面まで追い詰めるも、カイマイ選手のフリーダムガンダムが落とされてしまう。第1セットで雑魚乙!チームが果たせなかった大逆転を、メタボHくんチームが決める形で、メタボHくんチームが決勝戦にコマを進めた。


・ 決勝戦

こちらも知り合い同士のチームということで、互いの手の内を知りつくしたチーム同士の対決となった決勝戦。試合前のコメントでは、こちらが上と主張しあうものの、そこは知り合い同士。握手をかわしてからの対戦となった
 関西勢同士の対決となった決勝戦。準決勝第一試合と同様に普段の勝率を聞かれると、互いが「こちらのほうが上」と主張しあい、試合前から互いに火花を散らす意気込み。

 決勝戦では、やはりキュベレイMk-IIを狙いあう展開ながら、一進一退の白熱した展開。コスト3,000を切ったところでGクロスオーバーを発動し、互いのフリーダムガンダムを狙いあう。お互いあと1発でフリーダムを落とせるという状況の中、先にファンネル攻撃を当てることに成功した明大モンテカルロチームが第1セットを先取。

 第2セットではメタボHくんチームがキュベレイMk-IIを2回落として優勢となるも、明大モンテカルロチームも早い段階でフリーダムガンダムを落とすことに成功し逆転を果たす。その後はキュベレイMk-IIを落としあう展開となるも、後半のGクロスオーバーまでまったく攻撃を受けなかったシュダ選手の安定した試合運びが光る形で、明大モンテカルロチームが日本一に輝いた。

見事、日本一の栄冠に輝いた、明大モンテカルロチームのシ選手(写真左)とシュダ選手(写真右) こちらは残念ながら準優勝となったメタボHくんチームのアウル選手(写真左)と色選手(写真右)



■ 表彰式では次回作へかける想いを関係者が語っていた

賞状のプレゼンテーターとして登壇した、株式会社サンライズ ガンダム事業部の向氏
 表彰式では、優勝と準優勝の2チームに賞状と記念の盾、3位タイの2チームには賞状のほか、ベスト4に残った全チームにPSP-3000を同梱したプレミアムパックが授与された。

 賞状のプレゼンテーターとして登壇した、株式会社サンライズ・ガンダム事業部の向氏は、総評として「『ガンダムVS.ガンダム』を遊んでいただいてありがとうございます。最初に馬場プロデューサーから今作の企画を聞いたときは、成立するのだろうかと不安に思いましたが、実際に動いている画面を見て、これは面白いと純粋に思いました。『ガンダムVS.ガンダムNEXT』も鋭意製作中ですので、期待していてください。また、来年はガンダム30周年ということで、また皆さんと楽しいイベントをしたいと思っています。ありがとうございました」とコメントした。

 大会を終えた感想として、馬場氏は「ここまでやり込んでもらえると、開発者冥利につきると思いました。今回の大会に関しては若干不安な部分もあって、フリーダム&フリーダムにならないか、とか、逃げプレイが主体にならないかと心配していたのですが、ヒットアンドアウェイがうまくて、勝ちにこだわったプレイが見れたのが嬉しかったです」とコメント。

 広野氏は「参加者の熱気がすごかったです。でもフリーダムとキュベレイばっかりになってしまったのはちょっと残念。あのモビルスーツ使ったり、このモビルスーツ使ったり、もうちょっとチャレンジャーがいてくれたら」と感想を述べた。

 土屋氏は「決勝トーナメントに進んだ8チームが前へ前へと志の高いプレイをしてくれたことにすごく感謝しています。またこの会場におとずれてくれた皆さんはもちろん、このゲームを支えてくれたプレーヤーの皆さんに感謝しています。今日いただいた気持ちを次回作の『ガンダムVS.ガンダムNEXT』に注ぎ込んで、いいゲームにしたい」とコメントし、ファンからパワーを受け取っていたようだ。

 最後にコメントしたスペシャルゲストの古谷さんは「なんでフリーダムとキュベレイばっかりになってるの? コストとのバランス? ふーん、そう。なんでνガンダムとか使ってくれないのかな!」と不満げに馬場プロデューサーに詰め寄る場面も。「でも、キュベレイがあんなに強いと思わなかった。あの組み合わせが強いんだね」と納得のコメントを残していた。最後には「来年、機動戦士ガンダムはファーストから始まって30周年を迎えることになります。こうやって長い間ガンダムシリーズが人気を保って多くの人に愛され続けてこられたのも、その一翼をガンダムのゲームが担っていると思っています。そのゲームを支えているのは皆さんです。皆さんのお力でようやく30周年を迎えることができたと思っていますので、これからもガンダムに対する愛と情熱をこれからも持ち続けてほしいと思います。「機動戦士ガンダム00」も佳境に入っていきますので、テレビアニメのほうも応援してください、ありがとうございました」とコメントし、表彰式を締めくくっていた。

表彰式の最後を締めくくった古谷さん。シリーズのルーツといえる「機動戦士ガンダム」から、最新作「機動戦士ガンダム00」まで関わり続けているだけに、来年のシリーズ30周年という言葉を感慨深げに語っていた 準決勝以上まで進出した4チームと、開発関係者・古谷さんを加えての記念撮影。負けたチームの選手も実力を出し尽くしたからか、笑顔が見受けられる和やかなムードでの撮影となった



■ そのほか展示物等

 決勝トーナメント終了後は、参加者すべてに当たるチャンスがある、ソフト3本を含めた豪華グッズの抽選会のほか、開発途中バージョンながら新機体の多くが選択できた「ガンダムVS.ガンダムNEXT」のフリープレイ体験会、メディア対抗ゲーム大会などが行なわれた。

 また、入口ロビー付近では大河原邦男氏による直筆イラストの展示や、1/12サイズのRX-78ガンダム、シリーズ初のBru-layボックス化となる「機動戦士Zガンダム」やOVAシリーズ「MS IGLOO2 重力戦線」の展示のほか、フィギュアなどがもらえる輪投げ大会や射的大会など、休憩中にも来場者を飽きさせないさまざまなイベントが行なわれていた。

決勝大会終了後は、抽選会が行なわれたが、残念ながら当選者が現われないこともあった。早く帰ってしまった人は損したかも 抽選会と同時に行なわれていた「ガンダムVS.ガンダムNEXT」のフリープレイ体験会。新たに追加された機体に無料で触れられる、またとない機会を、多くのプレーヤーが楽しんでいた
こちらはロビーで展示されていた大河原邦男氏による「ガンダムVS.ガンダム」の直筆イラスト。右は「ガンダムVS.ガンダムNEXT」のイメージイラストになるようだ こちらはガンダム関連イベントの常連でもある1/12サイズのハイパーハイブリッドモデルの初代ガンダム像。大人の胸ほどもある高さは迫力満点だった


(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・毎日放送

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□AC「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」のページ
http://gundam-vs.jp/ac/
□関連情報
【11月17日】バンプレスト、AC「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」
「Premium Dogfight III 全国決勝大会」を開催。豪華ゲストも登場
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20081117/gvsg.htm
【9月18日】バンダイナムコブースレポート1
「ガンダム」から「太鼓の達人」ほかバラエティに富む出展タイトル
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080918/ambn.htm
【9月18日】バンダイナムコ、PSP「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」
「PSP-3000」を同梱した「プレミアムパック」を同時発売
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080918/gvsg.htm
【8月30日】「C3×HOBBY キャラホビ2008」開幕
ステージでは「ガンダム無双2」初お披露目など新規タイトルも登場
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080830/ch08.htm

(2008年11月25日)

[Reported by 菅原哲二]



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