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会場:ATCホール(アジア太平洋トレードセンター) Aホール
入場料:無料
事前に公表されているとおり、今年はマイクロソフト株式会社ブースにライセンシータイトルを集めた20タイトル超の試遊台が並び、“プチ”TGS同社ブースの様相を呈していたほか、株式会社カプコン、株式会社セガ、株式会社コナミデジタルエンタテインメントなど、多数のメーカーが年末年始タイトルを一堂に並べた(TGS2008未出展タイトルなどもあった)。また、株式会社レベルファイブ、ガンホー・ワークス株式会社、河本産業株式会社などが初出展。さらに、株式会社バンダイナムコゲームスのブランドマネージャーである馬場英雄氏による「やっぱり『テイルズ オブ』出張篇」で、DS「テイルズ オブ ハーツ」の初公開動画が上映されるなど、より充実感を感じさせるイベントとなった。試遊台が多く、スペース的には余裕があったものの、注目作には1時間~2時間待ちの行列ができ、それなりの混雑ぶりになっていた。
出展タイトルに関しては公式ページにほぼ掲載されているが、基本的には東京ゲームショウ2008で出展されていたバージョンとほぼ同じものが持ち込まれていた格好となっていた。ほかには、Wii、PS3、Xbox 360のネットワークコーナーで、ダウンロードコンテンツがプレイできたり、マイクロソフトブースではXbox LIVEの試遊台が設けられ、「R-TYPE DIMENSIONS」、「METEOS WARS」、「ロードランナー」のXbox LIVE Arcadeタイトルと、「バンジョーとカズーイの大冒険:ガレージ大作戦」、「Shadow Assault ~TENCHU~」の体験版がプレイできるようになっていた。
また、株式会社スパイクブースで1つだけ発表されていなかったタイトルは、プレイステーション 2「新宿の狼」だった。以前カプコンから発売されるはずが、開発中止に。それがリニューアルされてスパイクによって発売されることになったもの。2009年2月19日に5,229円で発売予定。 ほかには、TGS2008では映像出展のみだったり、一般エリアで出展されていなかったタイトルの試遊台もいくつか見ることができた。エレクトロニック・アーツブースではプレイステーション 3用のサバイバルホラーゲーム「アローン・イン・ザ・ダーク」(12月18日)が出展(Xbox 360およびWin版も発売)、マイクロソフトブースでは11月21日にWin版が発売される「Left 4 DEAD」のXbox 360版(エレクトロニック・アーツ:2009年1月発売予定)、さまざまなシチュエーションの技能検定を受けてゲーマー年齢を測定する「シューティング ラブ。200X」(トライアングルサービス:2009年2月19日発売予定)、といったタイトルが出展され、注目を集めていた。 また、TGS2008に出展しなかったガンホー・ワークスが今回出展した4タイトルのうち、「英雄戦記レーヴァテイン」(12月4日発売予定)、「ラグナロクオンラインDS」(12月18日発売予定)はユーザー向けの試遊は初、という形になっていたのではなかろうか。同じくTGS2008でブースを構えなかったスパイクブースではPS3/Xbox 360「TOMB RAIDER: UNDERWORLD」(2009年1月29日発売予定:DSとWii版は別発売日)が2機種用共に出展されていた。
もちろん、TGS2008同様の出展でも、注目作は多い。KONAMIのPS3「METAL GEAR ONLINE」は8台のオンラインプレイが可能で長蛇の列ができていたし、カプコンブースでもPS3/Xbox 360「ストリートファイターIV」(2009年2月)、Wii「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」(12月11日)、DS「逆転検事」(2009年春発売予定)といったプレイアブル出展作には常時行列ができており、マイクロソフトブースのCERO Z指定タイトルコーナー「Fallout 3」(ベセスダ ソフトワークス:12月4日)、「Fable II」(マイクロソフト:12月18日)、「Saints Row 2」(THQ:12月4日/PS3版も同日)、「Left 4 Dead」も人気が高かった。
また、株式会社セガのDS「ファンタシースターZERO」(12月25日)、DS「シャイニングフォース フェザー」(2009年春発売予定)、Wii「Let's TAP(レッツタップ)」(12月18日)も人付きがよく、株式会社スクウェア・エニックスブースではPSP「ディシディア ファイナルファンタジー」(12月18日)、DS「チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者」(12月11日)といったタイトルに人が列を成していた。株式会社マーベラスエンターテイメントのWii「朧村正」の体験版や、「レイトン教授と最後の時間旅行」を6台出展していたレベルファイブブースの前はずらっと列ができあがっていた。
■ イベントでは初公開映像も!
そして関西でのイベントは初という、株式会社バンダイナムコゲームスの「テイルズ オブ」シリーズ最新作となる、DS「テイルズ オブ ハーツ(TOH)」(12月18日)をテーマにしたイベント「やっぱり『テイルズ オブ』出張篇」も、同社初の「Games Japan Festa」での単独イベントとなった。 ちなみに「TOH」はTGSバージョンと同じ体験版が2台出展されており、長蛇の列ができ、その裏にはPSP「ガンダムVS.ガンダム」(11月20日)が同じく試遊1時間待ち状態になっていた。 同作のプロデューサーである馬場英雄氏によって、アニメエディション、CGエディション両オープニングの紹介からスタート。続いて、登場キャラクタの紹介から行なわれたが、各キャラクタへの思い入れや、アニメとCGでのイラストでの変更点(アニメでも従来のものより等身を上げていたり、CGではポーズの変更による大人らしさの強調など)など、馬場氏のサービス精神がのっけから発揮されまくった結果、初日はこの紹介で時間がほとんどなくなってしまい、初公開となる秘奥義などの動画があまり見られなかったのは残念。2日目はきっとリベンジしてくれることだろう。 また、初公開となったのは、キャラクタ2体による合体技などの映像など。シングとコハクの「光凰天駆」など、次々と技がつながっていく様が披露されたり、ロイドやジューダス、ユーリなど、シリーズ歴代登場キャラクタたちが援護に駆けつけてくるといった様子を見ることができた。馬場氏いわく、「世界観を壊さないように彼らが登場するので、グレード……おっとこれ以上は」ということで、プレイするときは、グレードに注目してみるといいだろう。
この「やっぱり『テイルズ オブ』出張篇」では、ポスターセットやアップルグミなどの「テイルズ オブ」関連グッズのじゃんけんによるプレゼント大会も行なわれるほか、ステージ終了後に「TOH」のシールシートが配られるといったファンにはうれしいイベントも用意されている。明日会場に足を運ぶ人は、イベントも忘れずにチェックだ。
□日本テレビゲーム商業組合のホームページ http://www.games-j.or.jp/ □「Games Japan Festa 2007」のページ http://www.games-j.or.jp/festa/2008/index.html □関連情報 【10月31日】「Games Japan Festa 2008」出展タイトルを公開 マイクロソフトが最大数のタイトルを出展 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081031/gjf.htm 【10月7日】「Games Japan Festa 2008」開催概要発表 大阪エリア最大規模のテレビゲーム試遊会 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081007/gjf.htm 【2007年10月1日】「Games Japan Festa 2007」開催日程発表 今年は大阪と幕張で開催 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071001/gjf.htm 【2006年10月2日】「Games Japan Festa 2006 in OSAKA」開催概要発表 PS3やWiiを含む新作約70タイトルを出展 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061002/gjf.htm 【2005年11月12日】「GAMES JAPAN FESTA 2005 in OSAKA」開催 Xbox 360ソフトを中心に多数の来場者で盛り上がる http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051112/gjf.htm 【2004年11月13日】注目タイトル多数出展! 「Games Japan Festa 2004 in OSAKA」開催 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041113/gjf.htm (2008年11月15日) [Reported by 佐伯憲司]
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