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「アキバプロレス」は、秋葉原的な要素をフィーチャーしたプロレス興行。8月16日に秋葉原UDX内「アキバスクウェア」にて旗揚げ興行「アキバプロレスβ版 アキプロ大地に立つ?」を開催。おでん缶が元ネタの「おでん・カーン」や「怪人ローアングラー」など、ユニークな選手が多数登場し会場を大いに沸かせた。第2回目となるディファ有明興行「アキバプロレス ゲームリミックス 湾岸有明危機一髪」は、ゲームメーカー数社とコラボレートにより「今までのプロレスではありえないような戦いを披露したい」という。概要は以下のとおり。
【日時】 2008年12月29日(月) 開場 16:00、開始 17:00
「ファミコンで発売された『半熟英雄』が、今年で20周年。そのシメにふさわしいイベントということで、ぜひご協力させていただきたい。エッグマン参戦をここに表明させていただきます。(エッグマンは)以前、2005年6月に全日本最終戦でデビューしております。得意技はエッグチョップ、エッグキックなど。ただし、ゲームではHP1と一撃でやられてしまう“イチかバチか”のキャラ。3年6カ月ぶりに復活の運びとなりました。手前味噌ではありますが、20周年記念企画として『半熟英雄』がiモードで好評配信中でございます。よろしくお願いいたします」という時田氏。対戦相手は、アキバプロレスが誇る肉体派ファイターのダンボール肉マン選手。はたしてエッグマンはどう戦うのか、今から興味が尽きない
続いて明らかにされたのは「天体戦士サンレッド」の参戦。第1回大会に参戦した「電脳戦隊アキバファイブ(秋葉原が闇市の頃から活躍するヒーロー)」が、年末シーズンでスケジュールがあわずメンバーをひとりしか派遣できないといことで、急きょアキバファイブの知り合いというサンレッドが参戦することに。それを聞きつけた悪の組織フロシャイム川崎市支部「ヴァンプ将軍」から直接コンタクトがあり、なんと会見にも出席。同大会への参戦は確定的だが、怪人の派遣など具体的なことはこれから詰めていくという。
セミファイナルはカプコン協賛マッチ。他のゲームネタと異なりストーリーはからまず「ストリートファイターIV杯争奪タッグマッチ」になる予定。菊タロー選手は「出場選手には『ストリートファイターIV』のキャラになりきって試合をしていただければ。円華なんかは、ハイ。セミファイナル出場ですので、本人の希望とかもうかがいまして。PRになるようバッチリ格好いいコスプレをしていただきたいなと思います。(希望が)なにもない場合には、ダルシムかE・本田をやっていただこうかな」とコメント。現時点で円華選手以外に参加が決定しているのは、マグニチュード秋葉原選手、エルブレイザー選手、闘龍門MEXICOの南野タケシ選手。 メインイベントは6人タッグを予定。ゲームがテーマの大会ということで、菊タロー選手、華名選手、ドラゴンゲートのクネス選手らが“プロレス界屈指のゲーマートリオ”を結成。対戦相手などは「後日発表となるが、大きなサプライズ、コラボが用意されている(菊タロー選手)」と説明。前回大会で菊タロー選手らに撃退された新宿のホストクラブ「ダイヤモンドロマンス」のリオン選手が、日本中のオタクマネーが集る有明に着目。再び侵攻してくることが予想されるといい、リオン選手とメインイベントのコラボ怪人ふたりがゲーマートリオの前に立ちはだかることになりそう。 このほか、第3試合ではアップルみゆき選手のほか、パンクラスMISSIONの佐藤光留選手が「アキバプロレスに参戦したい!」と猛アピールしているという。まだ決定事項ではないが、参戦確率はかなり高そうだ。
「自分の本当に好きなものばかり集ったという感じです。好きじゃない人がプロデュースすると、それなりのものになってしまう。本当に好きな自分がプロデュースするということで、色々な会社さん、メーカーさんが快くオーケーしていただいたということは、本当に責任を感じています。こういったゲームとのコラボ大会を1回で終わらせず、東京ゲームショウのように毎年新作発表の場にしていただけるような楽しい大会にしていきたいと思います」という菊タロー選手。ゲームを知らないプロレスファン、プロレスを知らないゲームファンでも楽しめる大会になるといい、興味がある人はぜひ会場まで足を運んでいただきたい。
(2008年11月15日) [Reported by 豊臣和孝]
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