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【連載第43回】韓国最新オンラインゲームレポート

THQ KOREA、「THE KOREA オンラインゲーム事業戦略発表会」を開催
THQ3作目のオンラインゲーム「WWE Smack Down vs. Raw Online」が発表!!

9月19日発表

会場:ウェスティン朝鮮ホテル

 米THQの韓国法人THQ KOREAは9月、ソウル市ウェスティン朝鮮ホテルにおいて「THE KOREA オンラインゲーム事業戦略発表会」を開催した。

 本発表会では「WWE Smack Down vs. Raw Online」の開発開始が初めて発表され、既に開発が発表されていた「Company of Heroes Online」と、「Warhammer 40000」のオンライン版の紹介がなされた。

 まず、「WWE Smack Down vs. Raw Online」は韓国のデベロッパーVertigo Gamesが開発を担当し、2010年に韓国において展開される予定だ。「WWE Smack Down vs. Raw」シリーズの持つ、キャラクタのカスタマイズ性やストーリーなどの特徴をオンラインでもそのまま生かすという。


■ 「WWE Smack Down vs. Raw」史上、最高のボリュームか?!

最初に登壇したのはTHQ Korea CEOパク・サングン氏。「2003年1月、設立されたTHQ KoreaのCEOとしてビデオゲームを中心にやってきましたが、2004年からオンラインゲームがゲーム産業の新しいビジネスだと実感し、本社になるべく早く参入することを説得してきました」と述べた
「WWE Smack Down vs. Raw Online」の業務提携協約式。写真はVertigo Games CEO、キム・ジョンハァン氏(左)と THQ Asia/Pacific Vice President、Martin Good氏(右)
 「WWE Smack Down」はTHQが誇る最大のフランチャイズだ。今回発表された「WWE Smack Down vs. Raw Online」は、最新シリーズである「WWE Smack Down vs. Raw」をベースに韓国のデベロッパーVertigo Gamesが開発している。

 「WWE Smack Down vs. Raw Online」は「WWE Smack Down vs. Raw」の特定のバージョンをPCオンライン向けに移植するものではなく、ゼロから新しく開発しているとのことだ。ジャンルはシリーズ同様の格闘アクションゲームである。

 開発を担当するVertigo Gamesは、日本でもサービス中のオンライン格闘「覇拳伝」の開発実績を持つ。「WWE Smack Down vs. Raw Online」の開発は2008年頭よりスタートしているという。

 「WWE Smack Down vs. Raw Online」で登場する選手は、引退後にライセンスの問題などで一部に出られない選手はいるとのことだが、これまでの「WWE」シリーズの中で登場する殆どの選手が登場するという。もちろん、オリジナルキャラクタ作成やカスタマイズやストーリーを重視したモードなど、「WWE Smack Down」ならではのコンテンツを豊富に盛り込むという。ボリュームたっぷりな作品となりそうだ。

 THQは、カスタマイズ機能が充実している「WWE Smack Down」がオンライン向けに適切だと思い、今回のプロジェクトを始めたという。ローンチは2010年を予定しており、韓国国内で最初にサービスが行なわれる。日本など、韓国以外の地域の展開については未定で、ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金となる予定だ。

発表会では、「WWE」シリーズが持つ特徴として、スーパースターの存在、アクション性、ストーリ-性の高さが挙げられた。「WWE Smack Down vs. Raw Online」はそれらと共に、オンラインならではコミュニティ機能の充実が期待される

「WWE 2009 Smack Down vs. Raw」からのスクリーンショット。オンライン版の「WWE Smack Down vs. Raw Online」は、まだ開発初期段階ということもあり、本発表会ではスクリーンショットは公開されなかった


■ オンラインコンテンツを揃えアジア浸透を図るTHQグループ

THQ Asia/Pacific Vice President、Martin Good氏が登壇し、THQのオンラインゲームラインアップを紹介した
 今回の発表会は、いわば開発の宣言にすぎず、ゲームの具体的な情報は一切公開されなかったのが残念だが、発表会の後半では、THQが現在準備を進めている2本のオンラインコンテンツが紹介されたので簡単にまとめておこう。

 1本目は「Company of Heroes」のオンライン版「Company of Heroes Online」だ。「Company of Heroes」は、第2次大戦を舞台にしたRTSで、欧米では高い評価を集め、アジアでも日本や韓国ではあまりヒットしなかったが、中国では大ヒットを記録した。

 そこで今回、「Company of Heroes」のデベロッパーであるRelic Entertainmentと中国のSHANDAが「Company of Heroes Online」の共同開発を発表し、7月に上海で開催された「Chinajoy 2008」でも出展された。9月12日には早くも中国において第1次クローズドβテストが実施されており、THQのオンラインゲームタイトルの中では最初の作品となる見込みだ。ビジネスモデルはアイテム課金が予定されている。

 2本目は、Games Workshopのミニチュアゲーム「Warhammer 40000」のオンライン版がMMORPGとして開発されている。THQといえば、RTSの名作「Warhammer 40000: Dawn of War」のパブリッシャーとして知られる。「Warhammer 40000」のオンライン版は、元NCSoftの開発スタッフが所属するVigil Gamesが開発している。サービス日程やビジネスモデル、サービス地域などは未定だ。

 そして今回、3本目のオンラインコンテンツとして「WWE Smack Down vs. Raw Online」をラインナップに加えたことになる。THQではこの3本にとどまらず、自社のIPを使って4本目のオンラインタイトルも現在模索中だという。

 本発表会ではゲームのスクリーンショットや具体的なゲームの説明がなく、ゲームの全体像がイメージできないまま終わってしまったのが残念だ。実在のプロレスを題材にした同社を代表するタイトルのオンライン化であり、日本のユーザーの注目度も高い。もともとの開発元であるユークスが開発に関わっていないのが気になるところではあるが、THQからの更なる情報を期待したいところだ。

中国で展開されている「Company of Heroes Online」のスクリーンショット。2009年には韓国の展開も予想されている。日本での展開は未定だ

「Warhammer 40000」のオンライン版の画面は公開されなかった。画像は「Warhammer 40000: Dawn of War」のもの

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□THQ KOREAのホームページ(韓国語)
http://www.thq.co.kr/

(2008年10月7日)

[Reported by Dong Soo “Luie” Han / 三浦尋一]



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