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会場:幕張メッセ
入場料:1,000円(前売り券700円。小学生以下、60歳以上は無料)
次に登壇したのは、同社のAMプロデュースチームチーフプロデューサーの國澤仁氏。國澤氏は「このプロジェクトのための新チーム“フロントライン”を立ち上げました。“フロントライン”では、外部の会社やデザイナーさんと強力なタッグを組んで、続々と製品を展開していきます」と新チームの概要を説明。さらに「“フロントライン”には現場・最前線といった意味があります。ゲーム業界の最前線で皆さんと一緒に戦える開発者チームです」と語り、現場との親密さをアピールした。
■ 「セニョール ニッポン!」
ここで「セニョール ニッポン!」のキャラクタデザイナーであり、可愛さとダークさが絶妙にマッチした「いたずらだいすきおとなぐまのグル~ミ~」でおなじみの、森チャック氏がゲストとして登場。森チャック氏はデザインについて「このゲームのキャラクタデザインは“ブラックなサザエさん”がコンセプト。ちょっと近寄りがたい、ご近所づきあいが苦手な家族がいいかなと思いまして、全員なにかしらあるデザインにしました」とコメント。ライトユーザー向けだからといって単純に可愛くするというわけではなく、ひとひねり加えていることを強調した。
■ 「ホッピングロード」
「ホッピングロード」について國澤氏は「このゲームはステップにホッピング機構を採用していまして、単純に乗って動かすだけで操作できるようになっています。プレーヤーは8体のキャラクタから1体を選んでレースをする内容です」と説明。
ここで企画・協力のパートナーであり、かつてバンダイで「キャラクタホッピング」や「たまごっち」などの開発を手がけた横井昭裕氏が実物のホッピングを持って登場。横井氏はゲームの特徴について「ゲーム内容はいたってシンプルです。おもちゃ業界の鉄則として、いいゲームはシンプル・イズ・ベストなんですね。できるだけ簡単でかつ奥が深い、というのが大ヒットの秘訣。このゲームもシンプルながら奥が深いゲームになっています」とコメント。さらに「アナログなホッピングは近所でしかできないが、デジタルと融合した本作では、舞台となる島の中を思いっきり跳ねまわることができる」と、本作ならではの魅力を語った。
■ 「エレベーターアクション デスパレード」
國澤氏は「タイトーの名作『エレベーターアクション』がガンシューティングゲームとして生まれ変わります。映画のような世界観・遊園地のアトラクションのようなドキドキ感を表現したいと思っています。画面が見えないようになっていますが、これはメカニカル・ドアと呼ばれるもので、エレベーターが閉じた状態となのでこのようになっています」と「エレベーターアクション」をモチーフにした筐体デザインをアピール。
続いて、最後の開発パートナーとして登場したのは、株式会社パオン代表取締役社長であり、かつてセガで「ハウス オブ ザ デッド」シリーズなどを手がけた中川力也氏。中川氏はゲームのポイントについて「筐体にいろいろな仕掛けがありまして、エレベーターのドアが閉まっているのが開くのはわかると思うのですが、そのほかにも筐体上部にある画面とからめた演出なども用意して、スリリングでハラハラドキドキ感が楽しめる、ただ撃つだけとは違ったガンシューティングゲームになります」と、ギミックはもちろん演出面にもこだわっていることをアピール。往年の名作が、数々のゲームを手がけてきた中川氏の手によってどのように料理されていくのか、今後が楽しみなタイトルといえそうだ。
● そのほかのタイトル ■ 旋光の輪舞 Dis-United Order(DUO)
現場に居合わせた開発元である有限会社グレフ代表取締役の丸山博幸氏によると、「開発度は15%程度で、現在選べるキャラクタはまだ3人のみ。“ボム攻撃”の威力や“支援攻撃”のゲージ消費量など、対戦バランスはこれから調整」と、ゲーム内容・ボリュームともに、まだまだこれからといった状況のようだ。 それでもパートナーの選択によって攻撃方法が変化する“支援攻撃”や、敵B.O.S.S.中に確実に対抗できる“ボム攻撃”、レンジによって特殊近接・M近接・S近接の3種類があり3すくみの関係になる“新・近接攻撃”など、新システムを多数搭載した内容となっていた。
「旋光の輪舞」シリーズのこれからの方向性を知ることのできる貴重な機会として、こういった対戦型シューティングゲームが好きな人ならば、ファンならずとも要チェックといえるだろう。
□アミューズメントマシンショーのホームページ http://www.am-show.jp/ □タイトーのホームページ http://www.taito.co.jp/ □グレフのホームページ http://www.grev.co.jp/ □関連情報 【2008年9月12日】グレフ、AC「旋光の輪舞」最新作の正式タイトル決定! アミューズメントマシンショーに出展 http://game.watch.impress.co.jp/docs (2008年9月19日) [Reported by 菅原哲二]
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