【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

THQジャパン、WWEファンイベントに試遊台を出展
PS3「WWE2009 SmackDown vs Raw」
DIVA「マリア」、「ビクトリア」のミニインビュー付!

9月7日 開催

会場:品川・ステラボール

プレイアブル出展は世界初。リアルなグラフィックと挙動に驚きの声があがっていた
 THQジャパン株式会社は、2009年1月22日発売予定のプレイステーション 3用WWEアクション「WWE2009 SmackDown vs Raw」を、WWE Japan主催のパブリックビューイングイベント「WWE SummerSlam Tokyo Viewing Party 2008」にプレイアブル出展した。

 PS3「WWE2009 SmackDown vs Raw」は、米国のプロレス団体「WWE (World Wrestling Entertainment)」公認のプロレスゲームシリーズ最新作。WWEが放映するテレビ番組「SmackDown」、「Raw」、「ECW」に所属するレスラーたちがリアルなグラフィックスで登場し、リング上で激しい戦いを繰り広げる。入場シーンに代表されるハリウッド映画ばりの演出、各選手たちの魅力や特徴が忠実に再現されている。予定価格は7,140円。開発元は株式会社ユークス。

 今回THQジャパンは、会場に2台の試遊台を出展。プレイアブル出展は今回が世界初になるという。「より多くの人に触れてもらうため(担当氏)」ということで、どちらもシングルプレイ専用に設定されていた。リアルに再現された演出やスーパースターたちの姿に思わず「凄い」、「似てる!」といった声もきかれ、なかにはノリノリの姿勢でプレイする人の姿も見られたほど。限られた時間ではあったが、コアなファンにも十分アピールできていたようだ。イベントではステージ上の大きなスクリーンで映像が上映されたが、まるで本物の試合のように盛り上がっていた。それだけ、リアルな演出と闘いに本物のファンも納得したという事だろう。

 「WWE SummerSlam Tokyo Viewing Party 2008」は、8月17日にアメリカで行なわれたWWE夏最大の興行「SummerSlam」の模様を3時間ノーカットで上映するパブリックビューイベント。ゲストはDIVA(女神)と呼ばれる女性のスーパースター「マリア」と「ビクトリア」のふたり。司会者に名前がコールされると、チケット完売となった客席は本場さながらの大歓声。既に何度も来日しているというおふたり。好きな食べ物は何? と質問されたビクトリアは「梅干し、おもち、寿司、シャブシャブ!」と即答。マリアはショッピングが大好きで「日本にきたら必ず行く!」とコメント。

 今年1月にWWEの日本法人WWE Japanが創設されたため、今後は日本での試合も期待されるふたり。マリアは「日本のファンは本当に暖かく私たちを暖かく迎えてくれる。今回も来日できて凄く嬉しいです」とコメント。ビクトリアは「本当にみなさんに感謝しています。母親が長いこと日本に住んでいたこともあり、毎回くるたびに母国に帰ってきたかのように迎えてくださることに感動しています」とコメント。WWEの日本興行は年1~2回と不定期で、2007年は開催されなかったほど。以前は地上派で番組が放映されていたこともあったが、現在はCSやケーブルテレビのJ SPORTSのみと気軽に観られる状況にはない。一般層への浸透も含め、WWE Japanにはさらなる展開を期待したい。

 話がSummerSlamに及ぶと、マリアが大きくフィーチャーされたポスターに対してビクトリアが「納得いかない!」といった様子で突如抗争が勃発。そこにサプライズゲストとして、お笑い芸人のたむらけんじさんが「ケンカは、やめなちゃ~い」と仲裁役で登場。日本のファンにはおなじみのいでたちだが、初見のふたりは全裸に近い格好に思わずエキサイト。変質者と勘違いしたマリアとビクトリアは、一転協力してたむらさんを捕獲して折檻(!?)。「応援にきたの! アイアム、モースト、フェーマス、ジャパニーズコメディアン!」にお約束の大ブーイングが浴びせられたが、そのあとはやんやの大歓声。コミカルな展開もお手の物というふたりのDIVAとともに、大いに会場を盛り上げていた。

 スペシャルゲストによるトークショーにチャリティオークション(収益は難病の子供たちを支援するボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンに全額寄付された)、SummerSlamノーカット上映と、パブリックビューイベントは大盛況のうちに幕を閉じた。WWEの“本場の空気”に少しでも触れていたいファンには、素敵な思い出の場となったようだ。

チケットは全席完売。2Fの客席にはショー船木選手の姿も(上画像・中央) チャリティ・オークションに出品されたファン垂涎のレアグッズ
ゲストのDIVA「マリア(上画像・左)」と「ビクトリア(上画像・中央)の登場に客席は一気にヒートアップ! ふたりの看板を掲げるファンもいて凄まじい盛り上がりを見せた
「ナンバーワンのDIVAは私なのに、なんでアンタがポスターになってるんだい!?」と納得がいかないヴィクトリアとマリアが突如ケンカを始めてしまう。仲裁に現われたのはスペシャルゲストのたむらけんじさん。だが、急きょ停戦したふたりに捕獲され折檻されるという大変うらやま……もとい、つらい展開に
誤解が解けDIVAともすっかり打ち解けたたむらさん。「どうせだから、ついでにサインも」という司会者の一言で、身体にサインを書き込まれてしまう。「ビクトリアもマリアも、力強いねぇ。結構痛い。ちょっと待って。思いっきり油性やないですか。水性ってお願いしたのに!」と憤慨するたむらさんをなだめるように、ふたりからキスのプレゼント。3人一緒に持ちギャグ「ちゃ~」を決めるなどサービス心旺盛なDIVAにはたむらさんも脱帽
トークショー、チャリティーオークションなどパブリックビューイングイベントは大盛況のうちに終了。なかなか難しいかもしれないが、いちファンとしてはこうしたイベントが定期的に開催されることを願ってやまない
バックステージでも仲良しの3人は、ここでも一緒に「ちゃ~」を披露。「あの、ぼくどっちかというとSなんですけど、やられている間にだんだん『そっちもええな』と新しい扉が開かれました」とコメント。再び責められると「嫁、見ないで! ……本当にありがとう!」と取材陣の爆笑を誘う。「WWEの一員になってください。私待ってます。本当に面白かったです!!」というふたりのオファーに即快諾するたむらさん。ワールドワイドデビューなるか!?


PS3「WWE2009 SmackDown vs Raw」の最新スクリーンショット


■ DIVA「マリア」、「ビクトリア」ミニインタビュー

 今回、WWE JapanとTHQジャパンのはからいで、DIVAのおふたりにお話をうかがう機会が設けられた。天真爛漫で誰もが笑顔を向けずにはいられないマリアと、芯の強さと暖かく豊かな母性を感じさせるビクトリア。サービス精神旺盛で、ファンに対して常に真摯に接しているおふたりの誠実な人柄を、少しでも感じ取っていただければ幸いだ。

―― 何度か来日されているというおふたりですが、日本のファンに対する印象はいかがですか?

ビクトリア みなさんが自分たちをリスペクト……尊い存在として接してくださって、本当にありがたく思っています。アメリカの人々とは、ちょっと違った接し方だなと感じます。

マリア 日本のファンはいつも熱狂的で、それでいて優しくてとても暖かい。なかなか日本に来ることができないので、実際きたときに暖かく迎えてくださることに本当に感謝しています。その熱気が、私をもっともっと駆り立たせてくれます。

―― アメリカのファンとはちょっと違うとありましたが、具体的にはどのような部分でそれを実感されますか?

ビクトリア 日本のファンの方々はエンターテインメント要素を楽しんでくださっていますが、それよりも“スポーツ”という面や“レスラーなんだ!”と尊敬のまなざしで見てくださるあたり、凄く違うのかなと思います。

―― おふたりに間近で接して改めて実感するのですが「こんな美しい女性が?」という驚きもあるかと存じます。

マリア 日本の方々には本当に真剣に捉えていただけているというお話を先ほどしましたが、レスリングがスポーツや芸術として認められている……たとえば技ひとつでも分析したりとか、本当に丁寧に取り扱ってくださっていることを来日するたびに感じるので、自分たちも、もっともっと頑張らなきゃ! と活力源になっています。

―― おふたりは普段ゲームをプレイされますか?

ビクトリア 忙しくて自宅ではなかなか時間がとれないのですが(ツアー中に遊ぶため)ほとんどの人が携帯ゲーム機を持っています。もちろん私も持っていますよ。それよりも私がビックリするのは、自分の動きや試合内容がゲームで忠実に再現されていることですね。

マリア 「ダンスダンスレボリューション」とか身体を動かすようなゲームが好きです。Wii Fitでヨガをやったり。昔、WWEに入る前にWWEのゲームを遊んだとき、あれって自分のキャラクタを作れるじゃないですか。今は作らなくても(ゲームのなかに)自分がいるっていうのが、自分のなかでおかしな感じがします。

―― WWEに入る前にゲームでシミュレーションされていた!? まさに夢がかなった、と。

マリア そうですね。周りにもゲームをする人が多かったので、一緒に遊んだり(笑)

ビクトリア (毎年、選手間もしくは身近な人たちでゲームコンテストがあるらしく)毎年ゲームコンテストで一番を目指していますよ!

―― 自分自身が出演されているゲームを、周囲の人たちがプレイする。たとえば、ご本人のキャラクタを見知った人が操作するのって、どんな感じなんでしょう?

ビクトリア 本当に変な感じっていうか(笑)、自分でも気づかないような仕草が再現されているので、たとえば人が「私はあなたでゲームするのよ」と再現されると、凄く妙な感じがします。

マリア 自分たちが誰かにプレイされるってこと自体、本当に妙な感じなんですけど、凄く感謝してるってこともあって。シュールですね。でも、私たちは毎日が非現実の連続みたいなもので……たとえば、先ほどステージにあがって何かをやったり。日本にこられたことも、翌日になってようやく「あっ、夢じゃないんだ」って思うような感じ。ゲームに関してもそうで、嘘みたいな本当。でも、凄く感謝しています。

―― 最後の質問になります。PS3「WWE2009 SmackDown vs Raw」におふたりが登場するかまだ明らかにされていませんが、ここはそうなるという前提でプレイされるファンのみなさんにコメントをお願いします。

マリア 楽しんでプレイしてください。そのときはもちろん私を選んでね♪ あと、自分もそうだったように、プレイしているアナタが次のDIVAやスーパースターになるかもしれませんよ!

ビクトリア ゲームを買ってくださることにまず感謝いたします。ゲームは、みんながWWEの一部、一員になって楽しめる場だと思います。楽しんでください! あっ、そうそう。(得意技の)ウィドーズ・ピークがどんなふうに再現されているか、凄く楽しみです。

マリア 私はキスのシーンが観たい!(笑)

―― お忙しいところ、本当にありがとうございました。

人柄はもちろん、過酷といわれるツアースケジュールでもファンやプレスの前では笑顔とサービスを絶対に忘れない徹底したプロ哲学と姿勢には本当に頭が下がる。次に行なわれるであろう日本興行にもぜひお越しいただきたい


(C)2008 World Wrestling Entertainmetn, Inc. All rights reserved.

【WWE2009 SmackDown vs Raw】
All WWE programming, talent names, images, likenesses, slogans, wrestling moves, trademarks, logos and copyrights are the exclusive property of World Wrestling Entertainment, Inc. and its subsidiaries. All other trademarks, logos and copyrights are the property of their respective owners. (c) 2008 World Wrestling Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
(c) 2008 THQ/JAKKS Pacific, LLC. Used under exclusive license by THQ/JAKKS Pacific, LLC. JAKKS Pacific and the JAKKS Pacific logo are trademarks of JAKKS Pacific, Inc. Developed by YUKE'S Co., Ltd. YUKE'S Co., Ltd. and its logo are trademarks and/or registered trademarks of YUKE'S Co., Ltd. THQ and the THQ logo are trademarks and/or registered trademarks of THQ Inc. All Rights Reserved. All other trademarks, logos and copyrights are property of their respective owners.

□THQジャパンのホームページ
http://www.thqgame.jp/
□WWE Japanのホームページ
http://wwe.co.jp/
□ニュースリリース
http://wwe.co.jp/special/ss08_pv.html
□製品情報
http://www.thqgame.jp/games/gameinfo.php?id=1325
□関連情報
【8月27日】THQジャパン、PS3「WWE2009 SmackDown vs Raw」
新ゲームモードなどを追加して今冬発売決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080827/wwe.htm

(2008年9月8日)

[Reported by 豊臣和孝]



Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.