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価格:7,140円(通常版)
PS2「不確定世界の探偵紳士 ~悪行双麻の事件ファイル~」は、Windows版とドリームキャスト版として発売された「不確定世界の探偵紳士」を、PS2でリメイクした作品。本作の続編としてPS2「ミステリート~八十神かおるの事件ファイル~」が2006年5月に発売されているが、本作はそのちょうど1年前の物語が描かれている。 PS2版では、DC版からグラフィックスを一新。キャラクタデザイン・原画に芹沢克己氏を起用し、新たに描き下ろしている。さらにPS2用に新規シナリオも追加される。企画・脚本・ゲームデザインは菅野ひろゆき氏。
ゲームシステムでは、DC版のコマンド選択方式から、「ミステリート」と同じく画面上の物体や人物をフォーカスして調べる「プルーフ・ターゲットシステム」へと変更されている。
また、「探偵紳士」シリーズおなじみの「タイムリミット・システム」も健在。これはゲーム中に導入されている“時間”の概念で、主人公の行動により時間が進んでいくというもの。本作ではプレーヤーはさまざまな怪事件を解決するが、事件には“解決希望日数”が設定されており、それよりも早く解決することでより多くの報酬が与えられる。もちろん遅くなれば報酬は減らされていく。報酬がなくてもシナリオを進めることは可能だが、アイテムが買えなかったり、役に立つ情報が得られないといったデメリットが発生する。
プレーヤーは1日中事務所で推理したり、足で捜査したり、自由に進められる。事件は複数同時に進行して解決することもできるため、いかに効率よく解決するかといった戦略的な要素も楽しめる。
18歳。身長170cm、B89、W60、H88。 追加事件に登場。中華街の古書店の店員で、悪行双麻がエラスムスの聖書と呼ばれる古書を買いにきたときに出会う。そのときサファイアもちょうどその聖書を買いにきていて、リーは2人を天秤にかけ、競わせて値段をつり上げ始める。
中国系の女の子なのになぜか日本刀持っている。かなりの使い手と本人は自称しているが……。
悪行双麻がエラスムスの聖書を、中華街の古書店へゲットしに行った夜に現われる。自分がエラスムスの聖書の正当の持ち主と言うが……。
鳥が自然とそばへ寄ってくるなど、不思議な魅力のある少年。しばらく悪行と一緒にクズ通りのかつての探偵事務所へ同居するようになる。
トラブルが自然に寄ってくる特殊な「悪運」を持つ世界でもトップクラス、クラスAディテクティブの腕を持つ私立探偵。 「クズ通り」と呼ばれる場末の裏通りに事務所を構える探偵。事務所には名前すらなく、依頼人も寄りつかないように見えるが、本当は世界でも30人しかいないというクラスAディテクティブの腕を持つ名探偵。(※「ミステリート」の八十神かおるが31人目のクラスA)
もはや「超能力」とすら呼べるほどの、トラブルを呼び寄せる「悪運」を持っており、腕も名前も隠しているにもかかわらず事件の方から周囲に群がってくる。一流の腕を持つ探偵でもあるため、寄ってくる事件を解決していくだけで、常識的なレベルを遥かに上回る解決数を稼ぎ出してしまう。
悪行と出会うことで人間と変わらぬ心を持ち始める。美しい少女の姿をした生まれたばかりの自動人形。 ひょんなことから悪行双麻が保護することになったメイ=ドロイドと呼ばれる、自律行動の可能な機械人形。見た目同様にどこまでも人間の少女に近い性質を持っているが、なぜそこまで人間そっくりなのかは謎に包まれている。
双麻は彼女と出会い、改めて人間について、愛についてを考える。あまりにも純粋無垢で浮世離れしているが、それでもミントは多くの人間よりも人間らしさを持っている。
皆が揃って存在を否定する夫を探す妻。闇の世界とのつながりを感じさせる女。 消えてしまった夫・御沙月修一を捜索してほしいと悪行に依頼する女性。消えてしまった夫を探して身も心もボロボロになりながら街をさまよう。
数多くの難事件を解決してきた「しあわせ探偵事務所」にも依頼しようとしたが、断られた時には絶望し、生き続けることすらできないくらい思いつめているように見えた。しかし、悪行双麻に出会ったことで、依頼を何とか受けてもらおうとする。
ある時は妖艶で淫蕩な女弁護士の顔を見せ、またある時は清純な少女の姿を垣間見せる。 法律事務所を運営する弁護士でもある若き才媛。本来の彼女は女の子らしい性格なのだが、悪行に事件を依頼するために、ダテ眼鏡をかけ、ミニスカートにピチピチのスーツを着て接近する。
身体を張ってまでゴースト事件を悪行に調査させようとしたのは、彼女の兄がその事件の犠牲となっていたから……。兄を殺した犯人を探し出し、制裁を与えたいと考え、悪行双麻に依頼するが……。
ハゲでゲイだけど、悪行に協力を惜しまない情報屋。お姉言葉で話し、悪行に向かっても「しな」を作ってみせるゲイの情報屋。 夕方から深夜近くまで営業しているショットバーのバーテンで、情報の売買はそのバー「ジプレ」で行なわれる。
悪行はある程度の距離を置くようにしているが、アッシュ自身は悪行に対し深い親近感を持っており、危険をともなう協力も惜しまない。悪行に何度も情報をもたらしてきた「エマーヤ」との連絡は、全てアッシュを通して行なわれる。
新聞記者を名乗る女性。海御寺邸のお宝を探さないかと悪行双麻に依頼を持ってくる。
しかし彼女の接触した直後から、謎の匿名電話が悪行の事務所にかかるようになってくる。金目の宝に色仕掛けと、あれこれと依頼を受けさせようとするが、悪行がいっこうに依頼に興味を抱いてくれないのでやきもきしている。
悪行双麻の前にたびたび現われる謎の老人。時折、現われては意味不明のセリフを残して去っていくのだが、その風貌、そして丁寧な言葉使いから、どこかの屋敷に仕えていた執事を想像させる。 そのわりには、世間には公表されていない“悪行双麻がクラスA”である事を知っていること、そして護身術に長けている様子など、節々に不審な点が浮かび上がってくる。
悪行の別れた妻「あやめ」とつながりがあり、あやめをお嬢様と呼ぶ。ミントを悪行に預かってくれと依頼してくるが……。
悪行が開業する「しあわせ探偵事務所」に勤める。アイドラーライセンス・クラスCを取得したばかり。 今回は声のみのアシストだが、「ミステリート」では独立開業し、メインキャラクタの1人として活躍する。
深雪と話したい場合は「しあわせ探偵事務所」へ電話すると話す事ができる。
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□アーベルのホームページ (2008年8月22日) [Reported by 滝沢修]
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