価格：未定

本作の主人公となるゲームオリジナルキャラクタの「春宮芹那」

　株式会社5pb.は、プレイステーション 2用アドベンチャー「モノクローム・ファクター cross road」を、2008年秋に発売する。価格は未定。

　PS2「モノクローム・ファクター cross road」は、空廼カイリ原作の「モノクローム・ファクター」をゲーム化した作品。原作の「モノクローム・ファクター」は、2004年から「コミックブレイドMASAMUNE」で連載がスタートし、現在は「コミックブレイドavarus」にて連載中の人気コミックで、第5巻まで発売された単行本は累計40万部を突破している。また、今年4月からはテレビ東京系列でテレビアニメの放送も開始されている。

　PS2版は、ゲームオリジナルのストーリーを収録。プレーヤーは二海堂昶の1つ下の後輩の女の子「春宮 芹那(はるみや せりな/名前変更可能)」というゲームオリジナルキャラクタとなり、あるきっかけで二海堂昶昶たちと出会い、自身の持つ特殊能力により、彼らと行動を共にするようになる。

　ゲームシステムはオーソドックスなテキストアドベンチャースタイルで進行し、ストーリーの途中に現われる選択肢により、「モノクローム・ファクター」のキャラクタたちと仲良くなったり、ストーリーやエンディングが変化していく。

　各キャラクタの音声は、テレビアニメとほぼ同じ声優陣が担当しており、アニメでのイメージを損なうことなく、「モノクローム・ファクター」の世界が楽しめる。

【登場キャラクタ】
二海堂 昶 CV:小野 大輔ケンカが強く、よく売られることもある。学校嫌いで、よく授業を抜け出したりしている。無愛想でとっつきにくい性格。白銀との出会いにより、影の世界に自分の「ドッペルゲンガー」を落としてしまい、このままでは消滅してしまうため、「シン」となり戸惑いながらも白銀に協力し、影側のモノと戦うことに。	白銀 CV:：諏訪部 順一突然昶の前に姿を現わした美貌の男性。しかし、こちら側の人間ではなく「人型をした影のようなもの」と自らの事を表現している。謎が多く必要以上の事をあまり語ろうとはしない。「影側のモノ」との戦いでは圧倒的な強さを見せる。	浅村 賢吾 CV:神谷 浩史昶とは幼馴染で同じクラス。いつも昶の傍に居ようとする。しかし、昶からは邪魔扱いされているが、本人は関係ない。昔から昶の傍にいてケンカをすることになった為、ケンカは強い。明るい性格だが空気の読めないこともときどきある。ムードメーカー的存在。
鈴野 綾 CV:浅野 真澄昶と同じクラスの風紀委員。正義感がとても強く学校ではいつも昶の面倒を見ている。昶と対等に話せる数少ない人物。剣道、剣術、居合いに長けていて、いざというときは頼りになる。オカルト関係に関しては怖がりだが、彼女もまた「影側のモノ」との戦いに巻き込まれてゆくことになる。	九条 悠 CV:斎賀 みつき九条家の当主。11歳にして大卒資格を持つ秀才。陰陽道や占星術を研究しており、昶達の仲間となっていく。アニメオリジナルキャラ。	我妻 秋一 CV:波多野 渉白銀の知人でバーを経営。通称マスター。盲目だが、怪我の治療をすることができる。謎が多いキャラクタの1人。

【スクリーンショット】
「モノクローム・ファクター」の世界の住人の1人となって、原作おなじみのキャラクタたちと出会い、触れ合う中で仲良くなっていく

(C) 2008 空廼カイリ／マッグガーデン・プロジェクトモノクローム (C) 2008 5pb.

□5pb.のホームページ
http://5pb.jp/
□「モノクローム・ファクター」の公式サイト
http://www.monochro.tv/

(2008年8月21日)

[Reported by 滝沢修]