CEROレーティング：B (12歳以上対象)

「キャプテン★レインボー」の武器はヨーヨー。レトロな感じがなかなかステキ

　任天堂株式会社は、Wii用アクションアドベンチャー「キャプテン★レインボー」を8月28日に発売する。価格は6,800円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

　Wii「キャプテン★レインボー」は、誰からも見向きもされなくなった落ち目のヒーローが、栄光の日々を取り戻すべく「どんな願いでもかなう」といわれる伝説の島を訪れるというアクションアドベンチャー。自由の国マメルカのヒーローだった「キャプテン★レインボー」こと主人公のニック。だが、番組の視聴率低下や新ヒーローの登場に押されて人気が低迷。再び子供たちのヒーローになりたいと願ったニックは、伝説の島「ミミン島」を目指し旅立つ。だが、そこに暮らしていたのは、かつてどこかで見たことがあるキャラクタばかり。しかも、自分の願いをかなえるはずが、ひょんなことから“人々の願いをかなえられる唯一の人物”になってしまった。自分の願いか? 誰かの願いか? 究極の選択を迫られたニックは……。

　ゲームは、島の住人たちと交流するアドベンチャーパートと、謎の影と“スター”を奪い合うアクションパートで構成される。ミミン島の住人は、「スーパーマリオUSA」の「キャサリン」、「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」の「ひかり」、「謎の村雨城」の「鷹丸」、「パンチアウト」の「リトルマック」、「ファミコンウォーズ」の「ファミコン兵士」などなど、いずれもスターになれなかった“任天堂作品のマイナーキャラクタ”ばかり。

　主人公ニックは、住民たちの「一緒にゴルフしてよ」などといったリクエストに応えたり、あるいは島を散策して大地の結晶「キラリン」を手に入れていく。ただし、常に「キラリン」ばかり探すのではなく、無目的に島を歩き回ったり釣りに興じるのも自由。こうしているうちに「キラリン」が集ると、やがて空から「スター」がひとつ落ちてくる。このとき「スター」をめぐる“謎の影”との追いかけっこが勃発。謎の影にスターを奪われないよう注意し、攻撃したりかわしたりしながら、島の祭壇（ゴール）まで競争。途中で影につかまると、早押しミニゲーム開始。負けるとスターを奪われてしまう。

　スターを持って祭壇までたどり着くと、どんな願いでもひとつだけかなえることができる。このとき、選択肢は「自分の願いをかなえる」か「住民の願いをかなえる」のどちらかひとつ。自分の願いをかなえれば、子供たちのヒーローに返り咲くことができる。だが、残された住民たちはどうなるか? もう一方を選択したなら、願いがかなった住民は島を去り、再びアドベンチャーパートが開始される。はたして、どちらを選ぶのが本当のヒーローなのか。プレーヤーの選択にゆだねられたストーリーが展開される事になる。

【スクリーンショット】
島の住人たちは「キャサリン（上画像・左）」、「リトルマック（同・中央）」、「ヒカリ（同・右）」など、任天堂作品のマイナーキャラが勢ぞろい。任天堂マニアにはたまらないゲームになりそう

アドベンチャーパートでは島の住人たちと交流	スターがふってきたらアクションパートに移行
アクションパートは謎の影と追いかけっこ。つかまったら1対1の早押しミニゲームを強要される	無事に島の祭壇(ゴール)までたどり着けば、自分か住民どちらかの願いを叶えることができる

(C)2008 Nintendo

□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□「キャプテン★レインボー」のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/wii/r7cj/index.html
□関連情報
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http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080730/ninten.htm

(2008年8月19日)

[Reported by 豊臣和孝]