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2008年4月から6月の連結業績は、売上高708億500万円で前年同期比116.7%、営業利益は116億1,100万円で同165.6%となり、増収増益となった。 事業別では、売上高および営業収入は各事業で前年同期比で100%を超え、中でもデジタルエンタテインメント事業は売上高および営業収入で前年同期比128.6%、営業利益も158.5%ともっとも業績を伸ばしている。 デジタルエンタテインメント事業の好調の要因として、プレイステーション 3「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS」の全世界出荷本数が300万本突破したことを筆頭に、スポーツゲーム・音楽ゲームなど、グローバルで通用するコンテンツのリピート販売が順調に推移したことを挙げている。また、「HORSE RIDERS」などのアミューズメント施設向け商品が堅調で、「遊戯王トレーディングカードゲーム」シリーズも日本を中心に堅調だったとしている。 健康サービス事業は売上高および営業収入こそ前年同期比102.6%となったものの、営業利益は32.7%と縮小。同事業の概況として、18施設の増加、新長田(兵庫県神戸市)、今里(大阪市)、武蔵小杉(神奈川県川崎市)の3施設の新規出店、スポーツプレックス・ジャパンの吸収合併を挙げており、事業拡大が営業利益の縮小に影響したと推測される。
ゲーミング&システム事業は、売上高および営業収入が前年同期比102.8%、営業利益も119.5%と堅調に推移。主な業績は、北米を中心に「K2」シリーズのスロットマシンや、5リールメカニカルスロットマシン「Advantage 5」の販売強化、「コナミ・カジノ・マネジメント・システム」やパーティシペーションによる収益構造の安定化の推進が挙げられている。
(2008年8月5日) [Reported by 滝沢修]
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