価格：5,040円

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　株式会社サイバーフロントは、ニンテンドーDS用アドベンチャー「いかもの探偵 -IKATAN-」を、10月30日に発売する。価格は5,040円。

　「いかもの探偵 -IKATAN-」は、“イカもの事件”の解決に挑む推理アドベンチャーゲーム。“イカもの”とは警察用語で「にせもの、怪しげなもの、いかさまもの」を指し、本作に登場する事件も“うさんくさくてくだらない”内容で、その解決までのドタバタストーリーがコメディタッチで描かれる。シナリオは脚本家集団エッジワークスの山野辺一記氏、キャラクタデザインはイラストレーターの緒方剛志氏。

　主人公は、お嬢さま素人探偵の山ノ辺 日記(やまのべ にっき)と、シナリオ会社エビワークスの下っ端シナリオライターの飛田給 開(とびたきゅう かい)。この2人が警察も呆れるような事件を解き明かしていくことになるが、その裏には人間の心の機微に触れるような意外な真実が隠されていたりするなど、サスペンスよりもドラマ性の強い作品となっている。

【ストーリー】
豆府市で発生する「イカもの事件」の捜査を命じられた、豆府署一の問題児、不破 雷同 (ふわ らいどう) 巡査部長。問題児といわれるだけあって、手が足りないからと、古くからの友人であるシナリオ会社エビワークスの代表、山ノ辺 一記 (やまのべ かずき) 氏に協力を強請する (要請の誤字にあらず)。 　「本職があるからムリ。それより民間人に捜査させようとするな」と拒否する山ノ辺氏。そこにたまたま遊びに来ていた、山ノ辺氏の姪にして警察のお偉方、山ノ辺警視正のご息女である山ノ辺 日記嬢が協力を申し出てしまう。 　そこで山ノ辺氏は、彼女だけでは心配だと、社員の飛田給 開くんにお供を命じる。かくして、イカもの事件の捜査に乗り出すことになった日記嬢と飛田給くん。一見、ただくだらないだけのイカもの事件の裏に隠された真相に辿り着けるのだろうか? 豆府市全景

　もちろん、ミステリー本来の「ストーリーを読み解き、トリックや動機、そして真犯人を自分で見つけ出す」という楽しみが存分に味わえるシステムも搭載されている。

　その1つが「キーワード」システム。会話時や画面をタッチして調べた際に表示されるメッセージの中にキーワードが隠されており、これらを表示することでキーワードを取得する。集めたキーワードは、犯人を当てる推理クイズの答えとして使用するほか、一定数集めることで行動回数が増えたり、クリア後のおまけの「イカもの辞典」が参照できるようになる。

　もう1つは「女装」システム。主人公の1人・飛田給 開は任意で女装することが可能で、女装していると男性の姿では得られない情報が得られるなど、捜査の幅が広がる。ただし、女装していると得られなくなるキーワードや発生しなくなるイベントもあり、状況に応じて切り替える必要がある。また、女装するたびに時間を消費するため、女装するタイミングも重要となる。

【登場キャラクタ】
飛田給 開 CV:井ノ上 奈々エビワークス所属のシナリオライター。山ノ辺に命じられ、日記と捜査に赴く。趣味は女装。	山ノ辺 日記 CV:溝口 小百合好奇心からイカもの事件の解決に乗り出すお嬢さま。山ノ辺一記の姪。

不破 雷同 CV:國分 絢一郎豆府署の刑事。性格は横柄かつ非常識で、民間人である山ノ辺らに捜査を押し付けようとする。	山ノ辺 一記 CV:金井 則行エビワークス代表。古くからの友人である不破の無理難題に頭を悩ませる。	エレナ・スエゼンシュタイン CV:村井 真里エビワークスの経理兼電話番。変な訛りの日本語を話す露西亜人。捜査の役に立たない。

【スクリーンショット】

会話を中心に進行するアドベンチャーパート。会話メッセージの中からキーワードを見つけ出す

行動回数が0になる前にさまざまな場所をまわって情報を集める。集めたキーワードを使って推理クイズに答え、犯人を特定する

【イベントCG】
主人公・飛田給 開の女装シーン。ちょっとHな演出が見られる
ストーリー中ではさまざまなイベントが発生。これらの絵はどのような場面で見られるのだろうか

(C)EdgeWORKS 2008
(C)CYBERFRONT 2008

□サイバーフロントのホームページ
http://www.cyberfront.co.jp/
□「いかもの探偵 -IKATAN-」のページ
Http://www.cyberfront.co.jp/title/ikatan/

(2008年8月5日)

[Reported by 滝沢修]