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【自分の説明書DS ~MY友あつめ~ (仮)】
価格:未定
「血液型別 自分の説明書」はJamais Jamais (じゃめ じゃめ) さん著によるシリーズで、これまで「B型」、「A型」、「AB型」と発売され230万部のヒットを記録。8月1日には「O型自分の説明書」も発売され、同書は初版40万部でスタートとなる。発表会に出席した文芸社取締役の古内敏章氏は同シリーズが1,000部の自費出版からスタートしたことを明らかにし、その後あれよあれよと売れていきここまでのヒット商品へと成長したと説明。今後もコンビニエンスストアで販売が開始される他、テレビCMを放送することで、さらなる認知度の向上に努めていくという。 今回、ガンホー・ワークス側からゲーム化の打診があったとき古内氏は「ありがたい」と思ったという。その理由としては、本を読む層とは別の客層を掴めるからで、ゲームが売れることでゲームユーザーが本に戻ってきてくれることを期待しているのだという。 ガンホー・ワークスの取締役を務める赤松智氏はゲーム化の経緯について「プロデューサーが今年の初旬にはまって『ゲームにしたら面白いのでは?』と考えついた」という。「血液型別 自分の説明書」については「今までにない解説書で、Jamais Jamaisさんの深い人間観察力が現われている」と評価。タッチペンを使ったインターフェイスとWi-Fiに対応しているニンテンドーDSであれば面白い内容になると判断し、2カ月ほどで企画し文芸社に持ち込んだのだという。赤松氏は「“脳トレ”ブームのその後を狙う。ミリオンセラーを狙いたい」と続けた。ゲームの内容については明らかにされなかったが、ジャンルは「ゆるゆる人間関係シミュレーション」としており、「コミュニケーションツールとして遊べるゲームソフト」を目指しているようだ。 ここでJamais Jamaisさんのコメントが紹介された。「4冊がそろい、『やっと』という思いと同時に『もう』という気もします。最初の1冊を出してからここまで来ることができたのも、さらにはゲーム化というありがたい話をいただけたのも、多くの方々のお力添えがあってのこと。感謝の気持ちでいっぱいです。ようやく本の執筆を終えたばかりで、ゲームになることについてはまだ実感が湧かないというのが正直なところですが、これから徐々に感じていくことになると思います。本とゲームの双方を、より多くの方に楽しんでいただければ幸いです」と、ひと息つきホッとした様子がうかがえる。同氏はゲームの監修も行なうようなので、本の特長を活かしたソフトに仕上がることが期待される。
発表会では最後にタレントのはなわさんが登場。はなわさんは3年前から「B型ロックンロール」という血液型をテーマにした曲を歌っているのだが、「かなりの毒舌で抗議が殺到した (はなわさん)」ということでシングルカットされる予定が無くなってしまったのだとか。「血液型別 自分の説明書」については「自分でもやってみましたが、ほとんどあっている」とその精度の高さを称えた。
(C)Jamais Jamais 2007,2008 (C)2008 GungHo Works, Inc. 原作発行所・文芸社 2007~2008
□ガンホー・ワークスのホームページ (2008年8月1日) [Reported by 船津稔]
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