料金：当日一般1,800円
　　　前売り1,500円

　株式会社カプコンと株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、両社が共同製作するフルCG長編映画「バイオハザード: ディジェネレーション(biohazard: DEGENERATION)」の最新情報を、7月25日(現地時間)にカリフォルニア州サンディエゴで開催された北米最大のポップカルチャーイベント「コミコン・インターナショナル」で発表した。

メインビジュアル

　「バイオハザード: ディジェネレーション」は、1996年3月に発売されたプレイステーション用「バイオハザード」から始まったシリーズの世界を描くフルCG長編映画。ゲーム版「バイオハザード2」の主人公であるレオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドの2人を軸に、ラクーンシティーの惨劇から7年後、アメリカ中西部のとある空港で起こる恐るべきバイオテロやゾンビたちとの壮絶なる戦いが描写される。

　本作品のスタッフは、監督を「日本沈没」や「L Change the WorLd」などで知られる神谷誠氏、脚本を「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」や「CASSHERN」などを手がけた菅正太郎氏が担当。「バイオハザード4」などのゲーム製作に携わってきた小林裕幸氏がプロデュースを務め、「アップルシード」や「エクスマキナ」でフルCG作品を手がけた実績を持つデジタル・フロンティアが制作する。デジタル上映で、上映時間は約98分。配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。

　なお本作品は10月18日より2週間、東京「新宿ピカデリー」、大阪「梅田ブルク7」、愛知「ミッドランドスクエアシネマ」の3館にて世界先行上映される。料金は当日一般が1,800円、前売りが1,500円。前売り鑑賞券には、ゲームでお馴染みの「インクリボン型ストラップ」が特典として付属される。

　7月25日(現地時間)に開催された記者発表会には、監督の神谷氏とプロデューサーの小林氏が登場。「バイオハザード: ディジェネレーション」について、以下のようなコメントを残している。

発表会の様子。前列右端が神谷氏、前列左端が小林氏

神谷氏「昔からゲーム版『バイオハザード』のファンで、このお話を頂いたとき非常に興奮しました。と同時にこれだけのビックタイトルを手掛けることについてプレッシャーを常に感じながら作っております。現在制作も追い込みに入り、『バイオハザード』ファンの期待を裏切らない出来に仕上がってきていると思います。楽しみにしてください」

小林氏「今回『バイオハザード』シリーズ初のCG長編作品ということでワクワクしながら作っています。ゲームの続編であることを意識し、レオン・クレアを登場させております。ゲームをプレイしている人はもちろん、プレイしていない人でも楽しめる作品に仕上げています。これをきっかけにゲーム『バイオハザード』も楽しんで頂ければと思っております」

【登場キャラクタ】
レオン・S・ケネディ	クレア・レッドフィールド

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□ソニー・ピクチャーズのホームページ
http://www.sonypictures.jp/
□「バイオハザード: ディジェネレーション」のページ
http://www.biohazardcg.com
□関連情報
【2007年10月29日】カプコン、ソニー・ピクチャーズ
「バイオハザード」シリーズ初のフルCG作品製作決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071029/bio.htm

(2008年7月28日)

[Reported by 中野信二]