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SCEJ、クリエイター発掘支援プログラム
「PlayStation C.A.M.P!」活動開始

7月25日 発表

10月1日~31日 作品募集

 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は、クリエイター発掘支援プログラム「PlayStation C.A.M.P!」の活動を開始すると発表した。

 「PlayStation C.A.M.P!」は、プレイステーションで活躍するクリエイターをオーディションによって発掘。さまざまな才能、アイディア、センスを融合して新たな“何か”を生み出すプロジェクトとして誕生した。

 「PlayStation C.A.M.P!」では、10月1日から31日までの期間に作品が募集される。募集作品例は、PSで実現したい企画やアイディア、シナリオ文書のほか、プログラム作品やグラフィックデザイン作品や動画作品など。これらの作品について、インターネット経由でアップロード可能なデジタルデータが公式サイトで募集される。

 作品を応募できるのは、日本に在住する18歳以上の人。性別、国籍、経験は不問で、未成年者の応募には、保護者の同意が必要となる。1人何作品でも応募できる。

 応募された作品は、SCEJ及びゲーム専門誌編集長らで構成される選考委員により、書類選考が行なわれ、その後面接が実施される。審査では、独自性、技術力、先見性、そして“面白さ”が評価される。

    【選考スケジュール(予定)】
    ・1次審査:書類選考 11月1日~11月30日
    ・2次審査:面接 12月初旬~
    ・3次審査:面接 2009年3月初旬~
 合格者決定後は、合格者とSCEJの間で業務委託契約が締結され、東京のオフィスで開発準備が始まる。その後、合格者全員で協力して企画を立ち上げるプログラムに参加。必要に応じて、開発チームの編成や外部制作会社の割り当てが行なわれる。なお優秀な応募作品は、そのままプロジェクト化する可能性もあるという。

 合格者に対しては、ソフト完成に至るまでのすべての制作費・生活費が全額負担され、ソフトの売り上げに応じて印税が支払われる。またオフィスや機材、ソフトなどの開発に必要なすべての環境が用意されるほか、会社設立や地域開発などの相談にも応じるという。

 なお本プロジェクトの前身となる「ゲームやろうぜ!」(1995年~1999年と2006年に実施)では、PS用のソフトとして、「XI[sai]」や「どこでもいっしょ」などのミリオンセラータイトルをはじめ、2006年には「無限回廊」や「勇者のくせになまいきだ。」などの斬新な作品が生み出されている。

(C)2008 Sony Computer Entertainment Inc. All Rights Reserved.

□プレイステーションのホームページ
http://www.jp.playstation.com/
□「PlayStation C.A.M.P!」のページ
http://www.playstationcamp.com/

(2008年7月25日)

[Reported by 中野信二]



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