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7月24日 発売予定
価格:5,040円 「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」の主人公は女子校生。巷に溢れている様々な都市伝説や心霊現象の謎を探っていく。脚本・監督には「こわい童話」や「渋谷怪談」等で知られる福谷修氏が参加。作品には氏の持つ独特の世界観が色濃く反映されており、ジャパニーズホラーと呼ばれるジャンルを上手く表現している。 また、音声にも凝っており、株式会社アーニス・サウンド・テクノロジーズの立体音響技術「S+」を採用することで、耳元でささやく音声などゾクゾクっと来る恐ろしさを音声で表現。ヘッドフォンでプレイすることでさらなる恐怖を体感することができる。 ストーリーは、ヒロインであるミズキが桐塚高校に転校してきたところからはじまる。この地域は戦時中に空襲がひどかった地域であると同時に、同校は死体収容所だったというウワサもある曰く付きの場所だった。そんな桐塚高校では正体不明の“ナナシ”という人物からの都市伝説にまつわるチェーンメールが生徒達をにぎわしていた。しかし、このメールに書かれた都市伝説を実行した女生徒が失踪。その事件を皮切りにミズキの周りでも数々の怪奇現象が起こり始める。それらを、送られてきたナナシのメールから手がかりを掴むためにリコ、レイカと共にその真相に迫っていく。 出演は、中心的役割となるミズキ役に上野真未さん。ミズキは転校してきたばかりで制服もこれまで通っていた高校のもののまま。明るく活発で正義感が強い。“ナナシ”のメールを直接受け、クラスメイト失踪の謎を追う決心をする。ミズキの友達であるリコ役には堀有里さん。霊感はないが、都市伝説などには強い興味を持っているミーハーな側面を持つ。興味を持った事には周りを巻き込みながら突き進むが、無邪気で憎めない。霊感の強いレイカ役はしほの涼さん。物静かで冷たい印象を持たれやすいが、根は優しい少女。
このほど出演した上野真未さん、堀有里さん、しほの涼さんの3名に撮影時のお話しを中心にゲーム製作にまつわる様々なお話を伺った。
■ 「ホラーには興味ありました」
しほの涼さん (以下:しほのさん) しますよ。「モンスターハンターポータブル」シリーズとか。 上野真未さん (以下:上野さん) 私はあまりゲームはしないんですよ。 堀 有里さん (以下:堀さん) 私はゲームは好きです。「人生ゲーム」とか「恋愛シミュレーションゲーム」とかが好きなんですよ。 ―― 今回は「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」に出演されたということで、「トワイライトシンドローム」といえばずいぶんと長く続くシリーズ作品で一番始めの頃ってずいぶん昔の作品なんですけど、シリーズ作品のことは知っていましたか? 一同 知らなかったですね。 ―― そりゃそうか (笑)。1作目は1996年だから12年前ですからね。では、まず最初に出演が決まったときの感想を聞かせてもらえますか? 上野さん そうですね。ゲームのキャラクタっていうのは初めてだったので、一体それが画面上で自分がどういう風に映るのか、それがはたして違和感がないのかとかすごく気になったんですけど、とても楽しみにしてました。 ―― ホラー系は興味があったのですか? 上野さん はい。結構興味があります。出演するのもやってみたいと思っていました。 堀さん 私もゲームがとても好きで、実際に自分も携わってみたいと前から思っていました。(今回のお話しをいただいて) すごく嬉しかったです。あと、監督が以前、映画でご一緒した福谷監督なんです。その時もホラー映画を撮ったので、またご一緒できるということで楽しみでした。 ―― 以前もお仕事一緒だったんですね。 スパイク担当 今回、ゲームの監督と脚本を担当していただいている福谷修さんがという方なんですが、「こわい童謡」とか「渋谷怪談」など映画の脚本や監督をなさっている方なんです。そこで、福谷さんから上野さん、堀さん、しほのさんがイイというたってのご指名で、今回出演していただいています。 ―― しほのさんはいかがですか? しほのさん 福谷さんは私がデビューの時からほんとうにお世話になっている方で、今回の話を頂いたときも『ゲームでなんか新しいことをやるんです』ということで、すごく面白そうだなと思って興味あったんです。でも、撮影当日までどういう風にゲームに出演するのかがわからなくて、結果的に写真を撮影して静止画を使用するんだということが当日わかったぐらいで、最初はどういう風にするんだろうなってすごく疑問でした。 ―― では、皆さんほとんどぶっつけ本番で挑んだ感じですか? 一同 はい。 ―― 撮影はどれくらい掛かりましたか? 上野さん 私は2日です。 堀さん 私も2日くらいですね。 しほのさん たぶん、みんな2日くらいです。 ―― 実際に撮影してみてどうでしたか? 上野さん そうですね。いろんな表情を撮ったので、まず顔が疲れたっていうのがあるんですけど (笑)。やっぱり、小さな画面でいろんな恐怖感や驚きをどれだけ表現できるのかという、自分にとっても新しいことだったので、それを2日間ぎゅっと凝縮してできたのは、楽しかったし、やりがいがありました。 堀さん ムービーじゃないし、でも止まっているような感じじゃおかしいし……みたいな。ちょっと動いているようなところを撮られた感じで。撮らなければならなかったカットというのが、いままでにやったことのない撮り方という感じです。「驚いた瞬間の顔で止める」みたいな感じで、それがすごく難しくて。 たとえば、本当にドアを閉めてるシーンとかあったんですけど、ドンとドアを閉めても静止画だと伝わらなかったりするじゃないですか。だから「1番力強く閉めてそうなカッコウで」みたいな感じで撮影しました。 ―― 1カット、1カット監督と相談しながら撮影していったんですね。 堀さん そうですね。始めに絵コンテがあったんですよ。ある程度、ポーズもアングルも決まっていて、後で背景と合成するということで、全て決まってたんです。その通りのポーズにして、後は背景とどういう風に合成するのかっていうののが、楽しみだったんですけど。本当に真っ白い所で撮影したので、私達は (仕上がりが) あまり想像がつかなかったんです。 ―― では全カット屋内で撮影が行なわれ、ロケはなかったんですね。 堀さん そうです、指示されるままにやって。ちょっとポーズも無理がある感じがしたのですが、楽しかったですね。 ―― では、しほのさんはいかがでしたか? しほのさん キャラクタを全部、目だけの演技や表情ひとつでださなければならないというのが難しかった面でもありますし、ホラーって結構大袈裟な演技だったり、怖がったり、怖がらせるのも地面を這いずっていたりとか、結構大袈裟な動きが多いんですけど、それを静止画でだすとなると、やっぱりどうしても不自然に見えてしまうっていうのがあって、それをどこまで現実味をだして、でも、リアルなんだけど本当はありえないみたいな、その境目の表情だったりポーズだったりがすごく難しくて。だから、私はバッドエンディングのほうで結構いろいろな死に方をしているんですけど、その撮影がものすごく大変でした。 ―― たとえば具体的には? しほのさん 首を吊ってたりとか……。トイレのドアの所から首だけ、パカァと倒れてきたりとかっていうシーンがあったんですけど、その扉だけ合成で、首だけ逆さまにぶら下がるようにするのですが、監督はどうしても首だけ残っているというのが嫌で、体全体がトイレのドアの上から出てきて欲しいって言うんですよ。でも、それって逆さってことじゃないですか。それをどうやって撮ろうっていうことになって、ハシゴの上に布団をひいて、下から足を持ってもらって、ほんとうに逆さのまんま撮影したりとか、ほんとうに苛酷な撮影でした。室内でしたけど。 ―― なるほど。少しゲームをプレイさせていただいたんですが、(グラフィックスが) おどろおどろしい雰囲気で、すごく加工されているじゃないですか? それを見た感想っというのはいかがですか。完成した画像を見て、もう少し可愛くしてほしいとか。ホラー作品ですから仕方ありませんが(笑)。 しほのさん そうですね。撮っている時点でパソコンに全部反映されていたんです。それを見たときに、これはアリかなと思ったんですけど。「画面が暗いからいいか」と思ってたら、意外と明るくてビックリしました。でも、リアル感は出せたかなあと思ってます。 堀さん 私も白目になるところとか。 ―― その場面は画像処理で対応したのですか? 堀さん そうです、実際は黒目があったんですけど、白目になってたりして。私も口が裂けるシーンとか、口裂け女みたいな感じになる場面があるので、まだ見てないんですけど、裂けていく感じとか気になりますね。 スパイク担当 すごく裂けてますよ。 堀さん 本当ですか!! スパイク担当 すごく裂けてます。 堀さん すごく楽しみにしてるんですけど。ほんとうにどうなるんだろうって期待が撮影の時はあったので。すごくホラーチックになってって、逆にものすごく加工してあるのがいいなあと思いました。やるんだったらトコトン。でも実際、どうなんだろう白目は。……ちょっと不安ですけど。 ―― そりゃ、不安になるよね。上野さんはいかがですか? 上野さん そうですね。(撮影されたので状況が) わかっていても背筋が凍るというか、心臓の震えが感じられましたね。すべて見てるわけじゃないんですけど、それぐらい強烈でインパクトがあって。でも恐いけど見てしまうってのいうのはホラーの良さで、求めてきたものだと思いますね。
■ 「女子校生らしいセリフということでシナリオの監修も担当しました!」
堀さん そうですね。私は映画とかわりと自分が出てても怖かったんですけど、ゲームの場合は結構遊び心で……ホラーのゲームでも結構歩いている姿とかが面白かったりして。壁に向かってずっと走ってたりしてる場面とか。ゲームならではの面白さがあったりするので、わりとそんなに恐がらずにプレイしてたんですけど、でも急に出てくるシーンとか、音と一緒にワァーっと出てくるとドキッとしましたね。暗いところでひとりでやったりしてたら、結構怖いんじゃないかなと思います。 上野さん ぼーと見ていたりすると、いきなりなにかワァと出てきたりとか、そういうのが満載なんですよ。何処に何が潜んでいるのかわからないというのはわかっていても、何回やってもビックリしちゃうと思いますね。ただ、そういったものがあるからこそ楽しめると言うか。自分の選択肢によってストーリーが違うっていうのは映画にはないゲームだけのことなので、そういうのは本とか映画とはまた違った楽しみ方があると思いますね。 しほのさん 今回はこの作品で台詞監修をやらせてもらったんですよ。それで全部の台本を事前にもらっちゃっていたので、なにを選択するとどうなるというのがわかっている状態だったんですよ。 しかも私、自分が出てる映画とかって、自分の演技が気になっちゃってあまりストーリーに入り込めなかったりするんですけど。今回もゲームをプレイしていて、(結末が) わかってるし、あんま怖くないだろうなと思って、私はヘッドフォンを付けてプレイしたらものすごく怖くて。ほんと、何処で出てくるとか、写真とかもそのゲームで初めて見たので、「こんな風になるんだな」っていうのと、ほんとうに突然来るんですよ。いきなり音とかが。音がしたかなと思ってカーソルを合わせるともういたりするので。なんか、360度の画面の中に私が入っちゃったような感じで。音とかもそうでしたし。中に入り込んでやれるゲームでした。面白かったです。 スパイク担当 立体音響技術「S+」に関しては、堀さんが一番セリフが多かったので、収録も担当してもらっているんです。3D音響ではダミーヘッドを使ったバイノーラル録音で収録していて、ダミーヘッドを中心に様々な角度から録音したり、耳元でささやいていただいたりもしました。 堀さん そうですね、面白かったです。普通のマイクでもやったんですけど、途中からマネキンがでてきて、「どの位置が1番怖いか」っていうので、色々と場所を変えて録音したんです。マネキンがスタジオの中央にあって、ちょっと離れて「コックリさん、コックリさん」って(笑)。さらに近くから「コックリさん、コックリさん」とか、何回もいろんな場所で試したりして。「この位置が1番怖い!」みたいな感じの指示がありながら、マネキンを使ってやったので、なんかそういう新しいモノっていうんですか、初めての体験ができて面白かったです。 ―― それでは、どうしても聞いておかなければならないこの質問。こういったホラー関係の撮影ではよく「感じる」ですとか、「こわい体験をした」といった話を聞きますが、今回はいかがでしたか? 上野さん 私は何も感じなかったです。 堀さん 何も感じなかったです。 しほのさん ないです。 ―― (笑) しほのさん 普通の映画などの撮影とかだと、使われてない学校とか行くので恐かったりするんですけど。今回はいかんせん真っ白なスタジオなので (笑)。 上野さん 一部屋だけだったから (笑) しほのさん ものすごく大勢のスタッフさんもいらっしゃっいましたし。一番恐かったのは撮影した自分の顔でしたね (笑)。 ―― 恐いことが起こるよりむしろ、逆さ吊りになったり撮影が大変だったということですね。 スパイク担当 割と淡々と撮影する感じでしたね。血糊なども使用しませんでしたし。 堀さん しいて言えば、口だけですね。口が裂けるシーン。口紅をCGにするか実際に描くかで、結構話し合ったんですけど。それぐらいですよね。 ―― 実際は描いたんですか? 堀さん はい。結果的には描きました。でもそれはまだゲームでは見てないんですよね。 ―― 先ほども若干話題に上りましたが、しほのさんが言葉の監修をされたと言うことですが、その点についてお話しいただけますか? 監修は台本を全てチェックする形で? しほのさん そうですね。チェックというより……この話って女子高生が主人公の話なので、だから今リアルに……私、高二なので。高校で使われている言葉だったり、若者特有の言葉だったり、「ちょっとその言い方は古いんじゃないかな」っていう、そういう点をチェックしました。 ―― どれぐらいチェックが入りましたか? しほのさん ひとつの物語に対して台本がけっこう分厚いんですよ。それを全部の物語分やったので。でも時間はそんなにかからなかったですけど、読むのが大変でしたね。 ―― なるほどね。ちなみにチェックしたのに、結果的に台詞はそのままでいきましょうとか話し合いはあったのでしょうか? たぶん、女子校生の言葉とか、私みたいなオジサンがやるとわからない言葉がでてくると思うんですよね。 しほのさん 鏡を使うシーンがあるんですけど、手鏡っていう風に脚本に書かれてて。確かに手鏡なんですけど、私達、学校で「手鏡貸して」って言わないと思ったんですよ。でも、「鏡貸して」って文で書いちゃうとデカイ鏡の意味になっちゃうなと思って。なんか若者の言葉ないかなと思ったんですけど、結局それが思い浮かばなくて。でも若者言葉って若干文法がおかしかったりとか、なんかちょっと足りなかったりするので、やっぱりそこは、元のままでいきましょうってことで、通した部分もあります。 ―― ゲームで女子高生の言葉の監修が入ってるのって面白いなって思ったんですよ。どれぐらいはいるのかな? 僕等が使っているのとどれぐらい違うんだろうって。興味深かったんですよね。 しほのさん そうですね。結構書かれているものだけじゃなくて、朝の教室の風景とかって書いてあるときに、自分なりに朝だったらこういう話をするかなとかっていうのを台本に書き込んだりしたんです。「昨日何見た?」とか、「あの子かっこいいよね」とか、「待ち受け見て」とか。「朝の風景」とかって台本に書いてあったので、「ここ、こんなの話してたらどうですか」って。そういうのを勝手に、何にも監督に言われずに書いてたら、それが採用されていました。 ―― シナリオが変わっていたんですね。 しほのさん そうです、話は加えてもらえました。
■ 「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」は監督の“福谷さんワールド”炸裂!! ―― では、またこういうゲームに出演されてみたいですか? 上野さん そうですね。作る側も楽しめるし、それを商品として形にだして、みなさんにも楽しんで頂けると思うので、また機会があれば是非やってみたいと思います。 堀さん 私も昔からほんとうにゲームが好きで、昔はコスプレとかもしたいと思ってて。あと、声優さんになりたいっていうのがあったんですよ。だからゲームの声とかやってみたいと思っていたんです。 ―― ほお、むしろ作りたい。 堀さん ほんとうに作りたい。なにかしらで携わりたいと思ってたので、これからもいっぱいやっていきたいなあって思います。 しほのさん 私も「鬼武者」シリーズや「零~zero~」シリーズなど、PS2とかPS3とかでやるゲームが大好きで、特に「鬼武者」が好きなんですけど。ホラー系のゲームとかをよくやるので、この話を貰ったときは「自分が出てるんだ!」と思ってすごい嬉しかったんです。今回出来上がったものをプレイしてもすごく面白いので、またやらせて頂きたいと思いました。 ―― ホラーの形っていろいろあると思うんですけど、幽霊モノ、心理モノ、スリラー、スプラッター、スラッシャー系と、いろいろあると思うんですけど、「トワイライトシンドローム」ってじわっときたりするじゃないですか。あるシナリオのバッドエンディングで、屋上に行ったら友達が飛び降り自殺しちゃっうシーンがあるんですが、実際のことと思ったら、いたたまれないじゃないですか。そういうホラーっていうのはどうですかね。そういうシーン満載ですか? しほのさん それって、監督の“福谷さんワールド”なんですよ。どんどん学校の中で死んでいくみたいな話だったり。人間関係のもつれで話が進展していくみたいな感じになってたりとか、(今回は)“福谷さんワールド”が炸裂してると思います。逆にソレがオススメだったりします。 ―― むしろバッドエンディングを楽しんで欲しいっていう感じですか? しほのさん そうですね。私はバッドエンディングで面白い顔が見れたりするので。 上野さん ぜひ何通りもチェックして欲しいですね。 ―― オススメのシーンがあったらお願いします。 上野さん 私は最後のずぶ濡れになるシーンがあるんですけど、そこまでたどり着けるかどうかというのもあるんですけど、水に浮かんでいる状態なんですね。そういった部分も、チョット髪を濡らしたりして、リアルさもありつつ、一体どうなっていくんだろうっていうところで好きなところだし。あと、リコに首を絞められるところ。そこは撮るのに苦労したので注目です。 堀さん 何人か首を絞めました (笑)。首を絞める時とかは、ストーリーで恋愛が絡んできていて、ちょっと嫉妬みたいな感じだったので、そのへんでリコの複雑な気持ちを出したつもりです。この作品って、普通だった子達が狂っていくっていう感じのパターンが多い感じがするんですよ。お化け役とかじゃなくて、普通だった子達がそういう風になっちゃうって感じの。私もだんだん狂っていくので、その辺、恋愛が絡んでいてちょっと嫉妬に狂っていく場面ですね。そのへんを私としては見て欲しいですね。 しほのさん 私は、屋上のシーンかな。3人で振り返って「え、なに?」みたいな顔をしているシーンがあるんです。私は設定上、クラスの中でキャラ的に孤立してるんですよ。でも、全然キャラのバラバラの子達が同じ境遇になっていって、「どうしたらいいんだろう?」って。「3人でどうにかしようよ」みたいな、一体感がでてるところが私が探した中ではそこしかなかったんですよ。結構、個々の物語だったりするので、そういう3人の一体感とか、そういところが見所ですね。 ―― では最後に読者の皆さんに一言ずつお願いします 上野さん 今までのゲームと違って、タッチして自分でコインを抑えたりとか、進む方向を考えてみたり、モノを発見したり、そういったところで自分がその世界に入り込めるっていうのは、すごく新しいことだと思うし。何人もの登場人物によって性格とか、心情とかも違うので感情移入もできると思うんですね。そういった中で、ホラーな体験……普段体験できないことをゲームの中で感じていただければ、それはこちらもとても嬉しいし、ほんとうに何通りも楽しめる作品だと思います。 堀さん 「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」は、怖いところだけじゃなく、ゲームの様々な部分に色々なストーリーが含まれていたりするんです。私の場合は、恋愛がちょっと絡んできたりするし、ストーリーでも楽しめると思います。ちゃんと飛ばしたりしないで楽しんで欲しいです。私は声でも参加しているので、リアルなサウンドで聞けるように、是非ヘッドフォンをしてゲームをやってほしいなあと思います。 しほのさん これはリアルな学校風景とかで、例えば私と同い年の子とか同世代の人がやっても面白いなと思ってもらえるし、年齢が上の方でも遊園地とかカラオケとか、身近にあるところで起きることなので、1回は聞いたことのある都市伝説とかってひとつはあると思うんですよ。なので、それを身近に感じてもらえるんだけど……身近なんだけど、怖い体験ができるっていうので、すごく入り込みやすい作品だと思うので、是非多くの方にやってもらえたらなった思います。 ―― ありがとうございました。
□スパイクのホームページ (2008年7月23日) [Reported by 船津稔]
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