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配信価格:800Wiiポイント
CEROレーティング:A(全年齢対象)
この「プチプチ」を潰すことを繰り返せば、癒し効果もあるという。本作では、1つ1つ潰す方法の他に、Wiiリモコンを捻るように傾けて、まとめて潰す「絞り」やリズムにのって潰すと発生する「連鎖」など、ゲームならではの仕掛けも用意されている。
■ 「∞プチプチ」とは? ・プチプチのつぶし方 プチプチは、十字ボタンでカーソルを移動させ、1と2ボタンを使って潰す。1つを押せば1つがつぶれ、2つ同時にボタンを押せば、2つ潰すこともできる。ボタンを押してプチプチがつぶれると、Wiiリモコンから潰す音と振動が伝わってくるのがちょっと面白い。 ・連鎖 カーソルは2重になっており、上下左右にある▲マークに、回転する▲マークが重なるタイミングでプチプチを潰すことで、カーソルの外側に12時方向からゲージが伸びていく(連鎖ゲージ)。このゲージが1周すると連鎖モードに入り、1つのプチプチを潰すと周囲のプチプチもまとめて潰すことができる。連鎖モードはゲージがなくなるまで続くが、連鎖モード中もタイミングを合わせればゲージは回復するので、リズムを取りながらプレイすれば、連鎖モードを継続することが可能だ。
■ 基本は1つだが対戦もフォロー:3つのモードをご紹介 ・「マインド診断モード」 1日1回の制限がついているが、ミニゲームのプレイ結果によるストレス診断が行なえる(このモードのプレイは1日に何度でもできるが、診断結果が記録されるのは1日1回のみ)。この診断後に、年齢やその日の天気など(あらかじめデータを登録しておく)を総合診断し、変わり種の「ユニークプチプチ」をオススメしてくれる。 ・「∞プチプチモード」 心ゆくまでプチプチできる。プチプチして全部がつぶれたら、背後に隠されていた絵が露出し、次のシートが用意されている。ひたすらプチプチしたいときに。 ・「ユニークプチプチ」 「マインド診断モード」でオススメされた「ユニークプチプチ」を遊びたいときはこのモード。遊んだことのあるものはこちらに収録されているので、好きなだけ遊ぶことができる。 ・「プチプチ陣取り対戦」 プチプチシートを潰しながら陣取り対戦を行なうモード。2人で1枚のプチシートを潰し、最終的に多くのプチプチを潰したプレーヤーが勝ちとなる。このモード用に様々な形状のプチプチシートが用意されており、シート毎に異なる戦略を練る必要がありそうだ。また、歩き回る爆弾をプチプチを潰して囲いこむと、一気に大量のプチプチが潰せるというこのモードならではの仕掛けもあり、逆転も狙える。
■ 癒し効果は本当か? 脳波を計測して実験する! 今回、この「∞プチプチ」に本当に癒し効果があるのか、バンダイナムコゲームスにお邪魔して、脳波を計測しつつゲームをプレイして実験してみることにした。脳波の計測は、フュ-テックエレクトロニクス株式会社のFM-717というα波測定器を用意していただいた。 FM-717は、頭部に2つと、耳たぶに1つの電極をセットするだけで、簡単に脳波が計測できるシステム。PCと接続し、オプションのα波解析プログラム「パルラックスII」を利用すれば、周波数ごとの電圧をわかりやすいグラフにして表示してくれる。 まずは、計測1回目として、目をつぶって何もしない状態での脳波を計測。周囲にはフューテックの計測スタッフやプロデューサーなどなど、バンダイナムコゲームスの方々が注目している状況で目をつぶるというまさにアウェイで緊張せざるを得ない雰囲気の中、数分で計測終了。 リアルタイムに脳波の状況をチェックしてもらっていたが、何度か「緊張されていますね」と声をかけられる。正直、この状況で緊張しないほうがおかしい気もするが、かといってリラックスしようと必死になればなるほど緊張してしまうのが予想できたが、そんなことを考えている間に計測は終了。その結果が↓これ。左の画面が計測中、右の画面が計測終了後の結果を表示している。
見事に考え事をしていたのが如実に表われた結果となっている。計測機器がシンプルな仕組み(古臭いのかも知れないが、やはり頭にケーブルがハリネズミのように生えた帽子のようなものをスッポリかぶるのかと思っていた)だったので、どのような計測結果が出るのか不安に思っていたが、さすが、ということか。
実際にゲームが始まると、今度はシステムに関しての興味で画面を凝視、あとはカーソル移動とボタンを押すことに集中してしまう。「タイミングよくボタンを押せば連鎖が始まります」と解説されたので、あわてて「何が連鎖のきっかけになっているんだろう?」と考えながら画面を見まくる。「リズムアクションゲームのようにBGMのテンポに合わせてボタンを押せばいいのか?」なんて考えていたら、運良く連鎖が始まった。1つないし2つのプチプチを潰すのもまったりしているときには悪くないだろうが、こんな衆人環視状態ではやっぱりゲーム好きの端くれとして、「うまく連鎖させたい」という意識が先行し、あとから振り返れば、画面に意識が向いた状態になっていたと思う。この状態になると、モニターしているフューテックのスタッフのレポートもあまり聞いてない状態。この結果は以下のとおり。1回目と同じく、左の画面が計測中、右の画面が計測終了後の結果を表示している。
やはりゲームプレイ中はゲームに集中しやすい性質なのか、見事にプレイ前の状況よりリラックスしていることが明らかにされた。これは、この「∞プチプチ」だからかどうかはほかのゲームをプレイしてみないと正確なところはわからないだろうが、対戦ゲームなどをプレイしているときは、自分が考えることがいくつも出てくるし、状況が刻々と変化してイレギュラーな事態も起こってくると思われるため、ここまでシンプルにリラックス(=集中)できるかどうかはあやしいものだ。
■ 自分でもプレイしてみた
次に、「∞プチプチ」。こちらこそ「プチプチ」愛好家には本命のモードかもしれない。シート1枚をひたすらプチプチを潰し、次から次へと出現するシートを潰していく。いずれのモードにも関わってくることだが、潰したプチプチの数によって仕掛けがあるようなので、覚えておくといいだろう。雑巾しぼりの要領でまとめてプチプチを潰せる「プチしぼり」などもこちらでプレイできる。 そして「ユニークプチプチ」だが、これも「プチプチ」愛好家にオススメしたい。オナラをテーマにしたシートの「オナラプチプチ」や、ツンデレの女の子がリアクションしてくれる「ツンデレプチプチ」、いくら丼のイクラを潰す「いくら丼プチ」など、40種類以上のプチプチが用意されている。リモコンの1、2ボタンをメインで潰しに使うのだが、この大きさだと少々小さい感じもしたので、できればAボタンあたりを潰すのに使いたかった気がしないでもない。
最後に「陣取り対戦」。陣取り合戦の要領でプチシートを潰しつつ、爆弾を囲い込むか、地道にプチプチを潰すかを考えていく戦略性が求められる。爆弾を囲い込めば一気に大量のプチプチが潰せるので、それを狙うのがセオリーとなる。なお、2人で遊ぶときは、この陣取り合戦だけでなく、ほかの「∞プチプチ」や「ユニークプチプチ」でも同時プレイができる。この場合ゲージが共用になるので、2人でやれば楽に連鎖が始められるだろう。 (C)BANDAI 2007 (C)2008 NBGI “プチプチ(R)”および“∞プチプチ(R)”は川上産業株式会社の登録商標です。 ※画面は開発中のものです。
□バンダイナムコゲームスのホームページ (2008年7月14日) [Reported by 佐伯憲司]
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