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■□■ スポーツゲーム特集 ■□■
「北京オリンピック」をゲーム化したものから
体を使って楽しめるゲームまで!!

「北京オリンピック」を冠したセガの「北京オリンピック2008 TM」。テレビで見る映像そのまま再現されていると言っても良いだろう
 この夏一番のイベントは誰がなんと言おうとオリンピックの開催だろう。もちろん、オリンピックだけでなく数多くのスポーツイベントが開催される夏はスポーツ好きでなくともそれだけで盛り上がる。

 そんな季節だけにスポーツをテーマにしたゲームも多数発売されている。オリンピックイヤーということで「北京オリンピック」を題材としたタイトルとしてセガの「北京オリンピック2008 TM」、任天堂の「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック TM」などビッグタイトルも発売され、各プラットフォームで「北京オリンピック」をゲームでも楽しむことができる。

 さらにWiiは体を使ってプレイするスタイルであるためスポーツゲームと相性が良く、多数タイトルが発売されている。そんな中、今回は収録スポーツをWiiリモコンとヌンチャクで上手く表現した「DECA SPORTA (デカスポルタ) Wiiでスポーツ“10”種目!」と、まさに汗をかいて楽しめるゲームがスポーツ貸した例ともいえる「ファミリートレーナー」をご紹介する。

 自分で体を動かすことはもちろんテレビや試合会場でもスポーツは楽しめるが、スポーツゲームをプレイするのもまたプロ級の選手の視点を体感でき、感動を得ることができるだろう。この機会にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

【今回ご紹介するタイトル】

■ 北京オリンピックを体感しよう!
・「北京オリンピック2008 TM
・「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック TM
■ オススメスポーツゲーム
・「New International ハイパースポーツDS」
・「バレーボール ワールドカップ ~ヴィーナス エボリューション~」
・「Rockstar Games presents Table Tennis」
■ Wiiで体を使って体感プレイ
・「DECA SPORTA (デカスポルタ) Wiiでスポーツ“10”種目!」
・「ファミリートレーナー」


■最高のグラフィックス表現で、最高の舞台を再現

「北京オリンピック2008 TM

■プラットフォーム:プレイステーション 3/Xbox 360

■メーカー:セガ

■価格:7,140円

■7月31日発売予定

テレビのカメラワークをよく再現しているので、ディスプレイを通してそのままの迫力を体感できる
 「北京オリンピック」、そのものズバリをタイトルに冠したのがセガの「北京オリンピック2008 TM」だ。プラットフォームはプレイステーション 3とXbox 360で、開幕直前となる7月31日に7,140円での発売を予定している。

 なんと言っても特長は美麗で迫力あるグラフィックスにある。次世代機のパワーで、テレビで見ているオリンピック中継を再現していると言っても過言ではない。選手の動きはモーションキャプチャーを使用してデータを収録することで、躍動感溢れる動きを実現している。グラフィックスだけではない。音響効果や観客の声援、場内アナウンスも収録。実際のスタジアムの設計図をベースに製作されているので臨場感もすばらしい出来となっている。

 収録競技は、陸上/水泳/カヌー/自転車/体操/柔道/ウエイトリフティング/卓球/射撃/アーチェリーの10競技。たとえば陸上競技には100m、200m、400m……走幅跳、砲丸投、10種競技といった各種目が用意されており、全38種目となっている。

 オンラインにも対応しており、世界を相手に対戦が可能なほか、ワールドワイドのランキングに名を連ねることもできる。まさにデジタル上のオリンピックを実現したと言える。さらにトレーニングや対戦のほかに、オリジナルモードも収録されている。

【スクリーンショット】


TM IOC. Copyright (c) 2008 International Olympic Committee (“IOC”). All rights reserved.
SUPER MARIO characters (c) NINTENDO. SONIC THE HEDGEHOG characters (c) SEGA.

画像は開発中のものです

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「北京オリンピック2008 TM」のホームページ
http://sega.jp/ps3/beijing/
http://sega.jp/x/beijing/
http://www.olympicvideogames.com/teaser/en/


■マリオとソニックが北京オリンピックを舞台に競い合う!!

「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック TM

■プラットフォーム:Wii

■メーカー:任天堂

■価格:5,800円

■発売中

Miiにも対応しているので、自分の分身を北京オリンピックの晴れ舞台で活躍させることもできる
 「北京オリンピック」のロゴを冠したゲームのひとつが「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック TM」。北京オリンピックを舞台に、マリオやピーチ姫、さらにタイトルにあるとおりソニックやテイルスといったスーパーヒーローと一緒に競技を楽しむことができる。

 いくつかの競技に挑戦し総合1位を目指す「サーキット」、好きな競技をひとつ選びプレイする「ワンマッチ」、“110mハードルでハードルを倒さずクリア”など各キャラクタに用意された課題をクリアする「ミッション」など、多数のモードが用意されている。

 「サーキット」ひとつとっても、ビギナークラスからマスタークラスまで難易度が設定されているほか、好きな競技を組み合わせて遊ぶことのできる「フリーサーキット」が用意されているなど、モードごとに色々と楽しめる内容となっている。また、「ドリーム競技」ではアイテムが使用可能となっており、ゲームならではの楽しみも追求している。

 収録されている競技は、陸上、水泳、体操、フェンシング、ボート、卓球などなど8競技20種目。プラットフォームがWiiということで操作方法も体を使った内容となっている。Wiiリモコンとヌンチャクを交互に振って走ったり、ジャンプするシーンではWiiリモコンを振り上げたり、回すことでハンマー投げを行なったり多彩な操作方法を採用している。

 最大4人プレイまで可能で、似顔絵チャンネルで作成したMiiにも対応。マリオなどのキャラクタとともに競技に参加可能となっている。ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続していれば世界ランキングに登録でき、まさに世界と競い合うことができる。さらにミニゲームをクリアすることでオリンピックの豆知識を見ることなどのちょっとした楽しみも用意されている。

【スクリーンショット】


TM IOC. Copyright (c) 2007 International Olympic Committee (“IOC”). All rights reserved.
SUPER MARIO characters (c) NINTENDO. SONIC THE HEDGEHOG characters (c) SEGA.

□任天堂のホームページ
http://www.taito.co.jp/
□「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック TM」のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/wii/rwsj/


■元祖「連打系」スポーツゲームが復活

「New International ハイパースポーツDS」

■プラットフォーム:ニンテンドーDS

■メーカー:KONAMI

■価格:4,500円

■7月24日予定

 KONAMIは、1980年代から「ハイパーシリーズ」と言われる連打系のスポーツタイトルをアーケードなどでリリースしてきた。物差しやコインを使った連打の“技”は一世を風靡し流行ったものだった。その直系の新作が7月24日発売予定の「New International ハイパースポーツDS」だ。

 「100m走」や「走り幅跳び」、「ヤリ投げ」、「110mハードル」などの陸上競技はもちろんのこと、ゲームを進めていくと「スキー射撃」や「ボート」などの多彩な競技をプレイすることができるようになる。収録されている競技数は24種類。

 ゲームでは上画面に競技風景が映し出され、下画面のタッチパネルで操作を行なう。下画面をこすればこするほどスピードやパワーがアップする。一方、ボタンを連打する操作方法も用意されており、タッチペンで“こする系”かボタンを使った“連打系”かを選択することができる。

 ダウンロードプレイ、ワイヤレスプレイで最大4人まで対戦が可能なほか、Wi-Fi対戦にも対応。Wi-Fi対戦では海外ユーザーとの対戦も可能で、こちらも最大4名まで参戦できる。登場キャラクタはオリジナルの8名以外に条件をクリアしていくごとにKONAMIの人気キャラクタが登場するという。このKONAMIキャラクタ使って特別なミニゲームに挑戦するチャレンジモードも用意されている。

 このほか面白い機能としては、CPUと4つの競技で総合得点を競うキャリアモードで、マイクに向かって声をかけることでキャラクタがパワーアップしていく「音声ブースト」というのがある (ただしダウンロードプレイには対応していない)。声援が選手を勇気づけよりよい記録に結びつくことは実際の試合などでもよくあり、そういった意味では“声援”を上手くゲームシステムに取り込んでいると言える。ゲームを進めポイントを貯めることでキャラクタをカスタマイズすることができるなど、やり込み要素もしっかり用意されている。

【スクリーンショット】
【Ashley】
【Dirk】
【Helga】
【Kang】
【Oolong】


“ハイパースポーツ” (c) Konami Digital Entertainment GmbH 2008.
All Rights Reserved. Developed by Sumo Digital Limited.
“ハイパースポーツ”is a registered trademark of Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
KONAMI is a registered trademark of KONAMI CORPORATION.
Published by Konami Digital Entertainment Co., Ltd.

□KONAMIのホームページ
http://www.konami.jp/gs/
□「New International ハイパースポーツDS」のホームページ
http://www.konami.jp/products/hypersports_ds/


■コート上の熱い戦いを簡単操作で再現!!

「バレーボール ワールドカップ ~ヴィーナス エボリューション~」

■プラットフォーム:プレイステーション 2

■メーカー:スパイク

■価格:2,800円 (「Spike The Best」版)

■発売中

 「バレーボール ワールドカップ ~ヴィーナス エボリューション~」は、2007年の開催されたワールドカップに出場した全日本女子選手や柳本監督が実名で登場するスポーツゲーム。

 同作のポイントは簡単操作の爽快感と、リアル指向の“戦略・戦術”にもこだわれるという点。選手間の息の合ったコンビバレーは厳しい練習を乗り越えてこそ可能なことだが、初心者でも操作できるよう簡単操作でコンビバレーを実現している。

 そのひとつがクイックオペレーションシステムで、セットアップでL/Rボタンに作戦を割り当てておき、レシーブ時にL/Rボタンと○/×ボタンを組み合わせてアタッカーに作戦を指示。アタッカーを選択し攻撃するというもの。また、アタッカーセレクトシステムでは、タイミングが合えばアタックの打てる複数の選手に各ボタンが表示され、敵ブロックの動きを見ながらアタッカーを選択することが可能となる。

 戦略面だけでなく、メンタル面も重要でチームのモチベーションが下がればタイムを取るなどして、チームの立て直しを図るなど実際の試合さながらのゲームが楽しめる。リアルさという点では、フジテレビアナウンサーの三宅正治氏が実況を行ない、川合俊一氏の解説で盛り上げてくれる。

 モードも豊富で、1試合だけ楽しめる「エキシビジョンモード」、ワールドカップに参戦する「ワールドカップモード」、世界ランキング1位を目指す「ワールドチャンピオンシップモード」のほか、選手を作成し、育成していく「プレイヤークリエイトモード」も用意されている。

 現在は「Spike The Best」として2,800円で発売されているので、お買い得だ。

【スクリーンショット】


(C)FUJI TELEVISION (C)2007 Spike

□スパイクのホームページ
http://www.spike.co.jp/
□「バレーボール ワールドカップ ~ヴィーナス エボリューション~」のページ
http://volleyball-venus.jp/


■スピーディーな卓球の試合を爽快感溢れるゲームで上手く再現

「Rockstar Games presents Table Tennis」

■プラットフォーム:Xbox 360

■メーカー:マイクロソフト

■価格:2,800円

■発売中

 これまであまりゲーム化されたことがなかったスポーツに卓球があったが、この「Rockstar Games presents Table Tennis」が全てを塗り変えてしまった。非常に簡単な操作でありながら、卓球の持つスピード感やスマッシュが決まったときの爽快感などを上手く表現。ラリーが続いたときの高揚感の表現も優れている。

 前述のように操作が簡単で初心者でもすぐにそれなりにラリーを楽しめるようになる。多彩なショットも用意されているが、それらも簡単に憶えることができる。そして何より上手くなったのが実感できるシステムと難易度が、ゲームを続けさせる秘訣となっている。

 ボールの動きは空気抵抗や卓表面の摩擦など物理演算で計算された動きとなっている。また、選手はリアルなグラフィックスで描かれ、モーションキャプチャでデータが取られているので、その動きはまさに本物。スマッシュが決まったときのポーズやアクションも、試合を熱く盛り上げてくれる。

 モードはシングルプレイ、2人対戦プレイ、Xbox Liveでの8人まで参加できるトーナメント戦、そして観戦モードなども用意されている。

 昔に比べ最近は卓球の認知度も上がり、社会の耳目を集めるようになった。「Rockstar Games presents Table Tennis」はゲームとしての仕上がりも良い。すでに「Xbox 360 プラチナコレクション」となっており価格も手ごろなので、ぜひともチャレンジしていただきたい1本だ。

【スクリーンショット】


(C) 2006 Rockstar Games, Inc. All rights reserved.
(C) 2006 Microsoft Corporation. All rights reserved.

□Xboxのホームページ
http://www.xbox.com/ja-JP/
□「Rockstar Games presents Table Tennis」のホームページ
http://www.tabletennis-game.jp/


■Wiiリモコンとヌンチャクで体を使って10種目のスポーツを楽しめる

「DECA SPORTA (デカスポルタ) Wiiでスポーツ“10”種目!」

■プラットフォーム:Wii

■メーカー:ハドソン

■価格:5,040円

■発売中

 Wiiの良い点のひとつはWiiリモコンやヌンチャクを使い、体全体で遊べる点だ。そういった点ではスポーツゲームとの相性は非常によいといえる。そんな中では多数の競技が収録されているハドソンの「DECA SPORTA (デカスポルタ) Wiiでスポーツ“10”種目!」がオススメだろう。

 収録されているのはサッカー、バスケットボールといった団体競技から、ビーチバレー、バドミントン、アーチェリーなどの話題の競技、カーリング、スノーボードクロス、フィギュアスケートといったウインタースポーツ、そしてスーパークロス、カートレースといったモータースポーツまで多種多様な10種目が収録されている。それぞれの競技にあった操作方法を採用しているのも特長のひとつ。

 5人の選手を使いながら10種目を戦い抜く「デカスポルタリーグ」、8チームが参加してひとつの種目においてリーグ戦を行なう「トーナメント」、自由に種目を選べる「オープンマッチ」、各種目をミニゲームにアレンジした「ミニゲーム」など1人で遊べるモードのほか、遊びたい競技を選択し最大4人まで参加して楽しめる「みんなであそぶ」モードも用意されている。

【スクリーンショット】


(C)2008HUDSON SOFT
adidas, the 3-Stripes trade mark and the 3-Bars logo are registered trade marks of the adidas Group, used with permission. Teamgeist is a trade mark of the adidas Group, used with permission.

□ハドソンのホームページ
http://www.hudson.co.jp/
□「DECA SPORTA」のページ
http://decasporta.com/


■汗かきまくりのプレイスタイルはまさに“スポーツ”!!

「ファミリートレーナー」

■プラットフォーム:Wii

■メーカー:バンダイナムコゲームス

■価格:7,140円 (※専用マットコントローラ同梱)

■発売中

 「ファミリートレーナー」はWii用タイトルだが専用マットコントローラが付属しており、他のスポーツゲームと違い、プレイスタイルそのものがスポーツともいえる内容だ。価格は7,140円。

 1986年にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売され、一世を風靡したことを覚えている方もいると思うが、そのWii版ともいえる本作はWiiリモコンと専用マットコントローラを使用し、ひとりはもちろん2人でも楽しむことができる。たとえば「丸太ジャンプ」では転がってくる丸太を専用マットの上で実際にジャンプすることで乗り越えていく。カヌーであればWiiリモコンをカヌーのオールに見立てて操作を行なうといった具合だ。

 ゲームでは舞台となる「アスレチック島」に用意された初級、中級、上級のコースをクリアしていく。クリアしていくことで挑戦できるステージが増加。様々なアトラクションを複数選択しオリジナルコースを造ることもできるようなっている。

 収録されているアトラクションは15種類。Miiでプレイすることができ、プレイ状況によっては体型が変化することもあるという。

【スクリーンショット】
スポーツのゲームだが、プレイスタイルがそのものズバリ“スポーツ”と言える「ファミリートレーナー」。汗かきまくりのゲームだ


(C) 2008 NBGI
※画像は開発中のものです。

□バンダイナムコゲームスのサイト
http://www.bngi-channel.jp/
□「ファミリートレーナー」のページ
http://familytrainer.jp/

(2008年6月20日)

[Reported by 船津稔]



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