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会場:サンシャインシティ 噴水広場(池袋)
「大怪獣バトル」は、株式会社円谷プロダクションとのタッグによる、データカードダスのみならず、TVシリーズ、Wii、そしてコミカライズなどの多方面への露出を視野に入れた、怪獣を中心とした、「空想特撮シリーズ」=ウルトラシリーズのオリジナルコンテンツ。カードは出荷累計2,500万枚を数える。
「大怪獣バトル」、「EX」と続いてきたストーリーは新シリーズ「NEO」でさらに発展し、カードのリニューアルはもちろん、ゲームシステムもパワーアップ。そして、今夏にDVDシリーズとして登場する「ウルトラマンメビウス外伝」、9月13日公開予定の劇場用新作「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」との連動、加えて再放送中のTVシリーズ「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」の新シリーズも制作決定と、発表会ではより大規模なクロスメディア構想が明らかにされた。
■ ゲームシステムをブラッシュアップ! 「ウルトラマンティガ」も登場する「大怪獣バトル ウルトラモンスターズNEO」
具体的には、今まではメインとなるリーダー怪獣を「怪獣カード」、そしてリーダー怪獣のカードによって活動タイミングが変わる応援怪獣によって戦いが構成されていたものが、「メンバーチェンジ」システムによって2体目、3体目の怪獣とプレーヤーの意志で任意に交代できるようになった。 特定の怪獣同士でチームを組めば怪獣同士のコンビネーション必殺技が登場したり、新たなカードとして「援軍カード」が登場。ジェットビートルやガッツウイングなど、マシンや兵器、隊員による援護攻撃も可能となった。 個々のバトルも手が入っている。「スピードバトル」では「スピードゲージ」をマックスで止めることができれば「ブーストゲージ」が登場。連続でスピードが加算されるようになった。「アタックバトル」では、従来の連打によるパワー勝負だけでなく、表示されるボタンの色に合わせて押すことで相手を効果的に押し込むことができる。「コマンドバトル」ではコマンドに「弱・中・強」が設定され、それぞれをうまく織り込むことで駆け引きができる。 また、怪獣使いの能力「レイオニクス」も再現。バトルに成功していけば画面横にあるレイオニクスゲージが蓄積されていく。これが一定値以上溜まると「レイオニクス覚醒(バースト)」状態となり、怪獣たちが炎をまとい、パワーアップする。この「レイオニクス」はストーリーデモやドラマ「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」で描かれる、シリーズの重要なキーワードとなっている。 また、新たな怪獣カードも多数(総数100以上)予定されている。「ウルトラマンメビウス」でラストまで強烈なインパクトを残した「インペライザー」、「ザムシャー」をはじめ、「ウルトラマンメビウス外伝」に登場する「アーマードダークネス」、「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」に登場する「スーパーヒッポリト星人」、「キングシルバゴン」、「キングパンドン」、「キングゲズラ」、そして「ウルトラマンティガ」が登場。なお、「アーマードダークネス」は、今夏発売予定のWii版「大怪獣バトル ウルトラコロシアム」にも登場することが決定している。 「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」では、ダイゴ役の長野 博さん(V6)をはじめ、久しぶりのオリジナルキャスト競演ということで話題となっている(それぞれのレギュラーシーズンの映画では平成ウルトラマンのオリジナルキャストの競演は一部しか実現しなかった)が、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンエースの昭和ウルトラ4兄弟と、ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイア、ウルトラマンメビウスの平成ウルトラマンの競演が実現するということは、ほかのウルトラマンたちのカードも期待できるのではないだろうか。会場で上映された映像からは、「キリエル人」の姿も見かけたような気がする。 ほかにも、本作オリジナル怪獣として「アーマードメフィラス」などがラインナップされている(7月25日から開催される『バンダイ ウルトラマンフェスティバル』にてカードを先行配布)。カードはバトル前にスキャンする「怪獣カード」と、バトル中にスキャンする「作戦カード(援軍はこちらに含まれる)」の2つの分類に改められた。もちろん従来のカードも使用可能だ。
■ TV「ウルトラギャラクシー」も新シリーズ制作開始 年末には放映 TVシリーズ「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」は、2007年12月よりBS11(BSデジタル)で全13話が放映され、ネットワーク向け映像配信、BS11での再放送、東京MXでの放映とDVDシリーズが発売中。「大怪獣バトル」共通の世界観で、怪獣たちモンスロード(召還実体化)できるアイテム「バトルナイザー」を駆使する謎の少年「レイ」と、スペースミッションのエキスパート集団「ZAP SPACY」の宇宙船「スペースペンドラゴン」のクルーたちの惑星ポリスで起こった数々の事件を描いたドラマだ。空想特撮シリーズでありながら、異星での冒険譚を主軸に据え、「大怪獣バトル」シリーズの一翼を担う怪獣対怪獣のバトルをメインとしている。 今回の発表会において、この「ウルトラギャラクシー」の続編を制作することが明らかにされ、レイ役の南 翔太さん、船長・ヒュウガ役の小西博之さん、同副長・ハルナ役の上良早紀さん、同ルーキークルー・オキ役の八戸 亮さん、同エンジニア・クマノ役の俊藤光利さんらスペースペンドラゴンのクルーたちがステージに登壇した。
円谷プロダクション 渋谷浩康氏によれば、撮影は今夏で、放映は年内を予定しているという。前作のほぼ1年後に放映ということになりそうだ。「前作の旅が“巻き込まれ型”だったとすれば、今作の旅は自らの意思で挑む“挑戦の旅”になるかと思います(渋谷氏)」ということで、前作ファンならずともストーリーが気になるところだ。
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□バンダイのホームページ (2008年5月26日) [Reported by 佐伯憲司]
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