価格：未定(DXパック、通常版)

主人公の涼宮ハルヒ ※このイラストはTVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のために描かれたものです。

　株式会社角川書店は、Wii用非日常系学園振り付けアクション「涼宮ハルヒの憂鬱 (仮)」を、2008年に発売する。価格は未定。

　Wii「涼宮ハルヒの憂鬱 (仮)」は、2003年に角川スニーカー文庫で発売され、2006年のテレビアニメ化で一気にメジャータイトルと化した「涼宮ハルヒの憂鬱」のゲーム化作品。バンダイナムコゲームス(バンプレスト)から発売されたプレイステーション 2版やPSP版とはゲーム内容が大きく異なり、Wiiリモコンを持ってダンスを踊るという振り付けアクションゲームとなっている。

　“ハルヒ”と“ダンス”といえば、アニメ版エンディングの「ハレ晴レユカイ」に合わせて踊る登場キャラクタたちのダンスが注目を集めたが、本作はそのイメージをゲームとして取り込んだ作品。涼宮ハルヒたちと共に流れる楽曲に合わせてWiiリモコンで操り、指定された振り付けを再現させていく。一定以上の得点を獲得するとステージクリアとなり、次のステージへと進むことができる。

　ゲームモードは、「ストーリーモード」と「フリーモード」の2種類。「ストーリーモード」は章ごとに分かれたストーリーを楽しみながら、ステージをクリアしていく。「フリーモード」は楽曲や背景(ステージ)、コスチュームを自由に選んで踊ることができる。また、最大3人までの同時プレイに対応している。

　パッケージは通常版のほかに特典の同梱された「DXパック」が同時発売される。「DXパック」の特典は、海洋堂制作「フロイラインリボルテック」シリーズの「涼宮ハルヒ 制服ver.」(非売品)。また、角川書店の各雑誌に付録として付いてくる「涼宮ハルヒの胸像」3タイプは、すべてリボルテック仕様となっており、本体のパーツと交換して飾ることもできる。

「DXパック」に同梱される、海洋堂制作「フロイラインリボルテック」シリーズ「涼宮ハルヒ 制服ver.」。各関節は可動のため、好きなポーズを決めさせられる
3タイプの「涼宮ハルヒの胸像」が角川書店の各雑誌に付録として付いてくる。上の本体とパーツ交換して楽しめる 企画制作：海洋堂 原型製作：榎木ともひで

【スクリーンショット】
オリジナルのストーリーが楽しめる「ストーリーモード」。アニメ版と同様に章立てで進行する
ハルヒたちの踊りを見るインターバルシーン
画面下部を流れてくるシルエットのポーズに合わせて振り付けを再現。ストーリーモードでは涼宮ハルヒを操る
最大3人で同時プレイも可能。この場合は他のプレーヤーがそれぞれ長門有希と朝比奈みくるを担当する
画面上部のライフゲージがゼロにならずに踊りきればステージクリア	アニメのように「次回予告」も登場	ダンスではなくエクササイズのようなステージも!?

(C)角川書店 (C)2006谷川流・いとうのいぢ／SOS団
※画面、フィギュア写真は全て開発中のものです。

□角川書店のホームページ
http://www.kadokawa.co.jp/

(2008年5月22日)

[Reported by 滝沢修]