5月8日より配信開始

　システムソフト・アルファー株式会社は、現在開発中のプレイステーション 2/PSP用萌え燃え戦略シミュレーション「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」のWEBラジオ「萌え萌え2次ラジオ☆デラックス」の公開収録を、4月27日に東京・秋葉原のアソビットシティにて開催した。

　「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」は、第二次世界大戦中に活躍した兵器が、可愛い乙女の姿として登場するウォーシミュレーションゲーム。「大戦略」シリーズのようなシミュレーションパートと、鋼の乙女たちが物語を紡ぎだすアドベンチャーパートの2部構成で進行する。兵器の美少女化にあたっては、美樹本晴彦氏や北爪宏幸氏など、多数のイラストレーターが参加している。

　「萌え萌え2次ラジオ☆デラックス」は、「萌え戦略」シリーズの最新情報などを披露するWEBラジオ。「てんざん」と「シン」の声を担当している成瀬未亜さんをメインパーソナリティに迎え、5月8日より配信が開始される。その第1回目の収録からいきなり公開録音という、かなり常識外れな挑戦で始まったこのラジオ。抽選で招待された約100名のファンの前で、第1回と5月22日配信開始予定の第2回の放送分の収録が行なわれた。

　公開録音にあたっての注意などの前説に続いて、成瀬さんが登場し、来場者に挨拶。そして、いざ本番というところで台本の紙をめくりながら「私、これ、どこからやればいいんでしょう?」と不安げにスタッフに問いかけるという、前途多難を感じさせながらも会場は大ウケという賑やかな雰囲気で収録が始まった。

　第1回のゲストは、「エーリヒ」と「ハイネ」の声を担当している落合祐里香さん。WEBラジオ開始にあたっての意気込みを演じている役になりきってしゃべったり、通称“ミリメシ”と呼ばれる戦闘糧食を2人がお互いに“あ～ん”して食べさせるなど、ゲーム同様、終始“萌え”満載の番組を展開した。

　第2回は、落合さんに加え、「萌え戦略」シリーズのプロデューサー・西村文子氏が登場。「萌え戦略」シリーズを始めた理由やユーザー参加企画などが明らかにされた。また、「人生は戦いだと思います」(落合さん) や「最近まで締切と戦っていました」(成瀬さん) など、さまざまな話題で爆笑トークが繰り広げられた。詳しい内容は、実際の放送をお聴きいただきたい。

　第1回と第2回の幕間には、番組のアシスタントパーソナリティを務める新人声優の朝樹りささんと上田朱音さんの2人が「見習いTai!」として、来場者の前でシステムソフト・アルファーのゲームソフトを生CM。さらに、今回の公開録音の応援に駆けつけた、Windows版から出演している5人の声優さんたちもステージに登場して、それぞれの役になりきって、応援メッセージを披露するなど、盛り沢山のイベントだった。

第1回のゲストとして登場した“ゆりし～”こと落合祐里香さん	演じている役になりきって喋る時には見られるのが恥ずかしいと顔を隠していた成瀬さん	前説や生CMなど、アシスタントとして活躍した「見習いTai!」

　公開録音終了後に、成瀬さん、落合さん、西村氏にイベントの感想などを伺った。

Q. 今回のイベントはいかがでしたか?

成瀬さん：　なんだか怒涛のように過ぎた、あっという間の時間でした。第1回、第2回と公開録音だったので、結構不安なところもあったんですけど、ユーザーさんや西P(西村氏)、ゆりし～(落合さん)、皆さんに支えられて、無事終えることができてよかったなと思っております。

落合さん：　私は成瀬さんに会うのも初めてでしたし、今日は第1回目から公開録音ということで、ゲストにお招きいただきまして、私でいいんですかとビックリしていたんですけれども、お客さんが暖かくて、楽しく公開録音ができてすごく嬉しかったです。

西村氏：　最初から公開録音やっちゃうんですかとお二人はもとより、うちのスタッフや社長からも結構圧力がかかってきたんですけれども、PC版で盛り上がっている人たちもいて、じわじわと口コミで広がっているように、積極的に広めている方がいるのでしたら、プロモーションの一環として、そうした方々の力を取り込んでいきたいなと。「萌え戦略」にユーザーの方々から力をいただいて、発売へ向けてだんだんと戦闘力を上げていって、発売日に戦闘力54万です、1万多めに見積もってます(笑)。並み居る有名タイトルを制して、発売日にバーンと売れたらいいなというのが本音です。

　今回は公開録音は我々の狙い通りに成功して良かったなと思います。不手際もいっぱいあって、混乱も招いてしまいましたけれども、前説で宣言したとおり、もし前評判20や期待の新作ランキングで30位などに入ったときには、もう1回こういったイベントをやりたいと思います。

Q. 成瀬さんと落合さんは初対面だそうですが、お互いの第一印象は?

成瀬さん：　なんて綺麗な人なんだろうなぁと思いました。実は第一声で「はじめまして、成瀬未亜です。……綺麗な方ですね」といって度肝を抜いたと思います(笑)。ブログとかでは拝見していたんですけど、ご本人は写真より全然綺麗でした。

落合さん：　ブログを読んでいてくださったみたいで、癒しグッズということで、癒しのぬいぐるみをいただきまして、「なんていい人なんだ」と思いました。成瀬さんのことはもともと知っていたんですが、お顔を拝見するのは初めてで、今日はすごく嬉しかったです。

西村氏：　最近の声優さんってしゃべるだけじゃないなと思いましたね。ご本人の魅力が作品作りに生かされるんだなと。キャラクタと似てる部分もありますし、似てない部分もあって、それをお2人の演技を通してまた魅力が出てるからこそ、お客様がこのキャラクタを好きになったりしてるのかなというのを、今日味わいました。

Q. 「萌え萌え2次大戦(略)」の「(略)」はどういう意味ですか?

西村氏：　うちの看板ソフト「大戦略」の「略」です。一見、萌え萌えっとしたある意味軟派な作品なんですけど、スタッフの心意気としては「大戦略」シリーズの1つと考えてまして、今回のコンシューマ化にあたり、「大戦略」の本隊を制作に投入いたしましたので、そういう意味で「大戦略」の「略」です。

Q. 今日来られなかった人たちや、これからファンになられる方たちに一言

成瀬さん：　今日、イベントに来られない方もたくさんいるって伺ったので、そういう方はラジオの配信のほうを聴いていただいて雰囲気を知っていただいて、期待の新作にランクインしたら、また公開録音があるらしいので、そのときにまた来ていただければいいなと思います。ゲームのほうもユーザー参加型イベントもいっぱいありますので、ホームページのほうをご覧になって、一緒に盛り上げて応援してください。

落合さん：　今回来ていただけなかった方には、この熱い雰囲気が伝わりにくかったかなと思うので、ぜひラジオを聴いていただいて、ゲームに携わっていただいて、出演者、そしてスタッフさんの熱い想いを感じ取っていただけたらなと思います。

西村氏：　今日はほんとにこんなに応募が来るとは思わなかったので、会場とか小さくて、落ちてしまった人には申し訳ないなという感じです。お客様もそうですし、媒体様の注目もいっぱいいただいて、これをゲーム本編のおもしろさにも反映していきたいと思っております。番組中で話したとおり、期待の新作にランクインしたらもう1回やりますので、よろしくお願いします。

収録終了後に同作の立て看板と落合さんで記念撮影	「見習いTai!」の2人	応援にかけつけた声優さんたちとキャラクタデザインの北爪氏

□システムソフト・アルファーのホームページ
http://www.ss-alpha.co.jp/
□「萌え萌え2次大戦(略)」シリーズのページ
http://www.ss-alpha.co.jp/products/moesen_project/
□PS2版「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」のページ
http://www.ss-alpha.co.jp/products/moesen_ps2/
□PSP版「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」のページ
http://www.ss-alpha.co.jp/products/moesen_psp/
□関連情報
【4月4日】システムソフト・アルファー、PS2/PSP「萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス」
萌え要素満載の「大戦略」がPS2とPSPでも登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080404/moe.htm
【2007年9月4日】第2次世界大戦の兵器が萌えキャラ化された「大戦略」
システムソフト・アルファー、WIN「萌え萌え2次大戦(略)」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070904/moe.htm

(2008年5月1日)

[Reported by 滝沢修]