「アクション刑事(デカ)」は、型破りな名物捜査官と、堅物の新人捜査官の2人が協力して、謎の組織に立ち向かうという、“漢(オトコ)”の哲学をドラマチックに描いたアクションゲーム。

　本作の特徴は新開発の体感アクションコントローラを採用した点にある。両手に1つずつコントローラを持ち、パンチのモーションをすると「殴る」など、両手をさまざまに動かすことで、「ガード」、「投げる」、「撃つ」、「運転する」など、多彩な技が繰り出せる。

　また、同社のネットワークサービス「e-AMUSEMENT」に対応しており、ステージやストーリーの追加配信が行なわれるほか、「e-AMUSEMENT PASS」を使用すると、プレイ履歴の記録や全国ランキングへの参加などが可能になる。

筐体イメージ。2人同時プレイに対応	アクションコントローラ。両手に1つずつ持ち、動かすことで多彩なアクションを繰り出す

【STORY】

メインビジュアル 　IPO・暴力団対策局長、ミリー・スペランザ。暴対捜査のスペシャリストで理想主義者でもある彼女は、年々凶悪化する国際的な組織犯罪に対抗すべく、局予算と人員の大幅増強の必要性を提言するも、なかなか通らない現状に強い不満を持っていた。 　そんなある日、同局の名物捜査官、ジェイク・テリーはIPO長官から直々に特命を受ける。 　「電子洗脳技術“M.A.X.”を使って各国の暴力団を操るナゾの組織“M”の存在を突き止め、これを一掃せよ!」 　上司のミリーはいつも暴走気味になるジェイクの補佐兼監視役として、新人で堅物のルークを同行させる。 　「極道会」、「龍頭」、「DORAGONHEADS」を操るナゾの組織“M”。“M”とはM.A.X.のMを指しているのか? 果たしてその目的は? 黒幕は誰なのか? ジェイクとルークは立ち塞がる“漢”たち (注：1人だけ女) との壮絶な闘いを通じて得た手がかりを元に、“M”の正体を執拗に追い続ける。 ●M.A.X. (マックス) とは 　NDF (連合国防軍) 研究所が開発した電子洗脳技術。洗脳が完了すると目が真っ赤に充血して光り出し、増幅された筋力と瞬発力を活かしながら予め組み込まれた戦闘プログラムを忠実に実行する。“人間兵器”を容易に大量生産し得る、恐ろしい電子洗脳技術である。

■ 主人公 ジェイク・テリー

　「元世界クルーザー級チャンピオン」 という異色の経歴を持つ、IPOの暴力団対策局捜査官。ボクサー現役時代の王座統一と無敗記録は今や伝説となっている。軍隊経験もあり、射撃はもちろん、バイクからヘリまで操縦も幅広くこなす。

　腕っぷしと正義感は滅法強いが、度が過ぎて問題を起こすこともしばしば……。 「“漢(おとこ)”だな。」 が口グセ。40歳。

■ 相棒 ルーク・スチュアート

　FBIからIPOへ派遣されてきた超エリートの新任捜査官で、ジェイクの相棒 (というか監視役?) に抜擢される。

　ルールを重んじ、暴力を嫌う高潔な気質だが、ジェイクの破天荒な捜査活動に同行し揉まれるうちに、“漢”としての熱いモノを次第に宿していく。27歳。

■ 上司 ミリー・スペランザ

　IPO設立当初からの叩き上げで、暴力団対策局の初代局長。暴対捜査のスペシャリストで理想主義者。

　年々凶悪化する国際的な組織犯罪に対抗すべく、局予算と人員の大幅増強の必要性を提言するも、なかなか通らない現状に強い不満を持っている。また、問題ばかり起こすジェイクを疎んでいるが、その実力には一目置いている。41歳。

【スクリーンショット】
ステージ1は廃墟。ドラゴンヘッズのアジトへ乗り込む2人。パンチアクションやガンアクションで敵を倒し、行く手を阻む木箱を壊した先にはボスが待ち構えている
ステージ2は豪邸。日本のヤクザ「極道会」の豪邸で、パンチアクションや手裏剣アクションを駆使して敵を蹴散らす

ステージ3には運転するシーンも登場

(C)2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.

□ＫＯＮＡＭＩのホームページ
http:/http://www.konami.co.jp/
□「アクション刑事(デカ)」のページ
http://www.konami.jp/products/am_actiondeka/
□関連情報
【2月15日】「AOU2008 アミューズメント・エキスポ」ブースレポート ～ＫＯＮＡＭＩ編～
完全新作の音楽ゲームを筆頭に充実のラインナップ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080215/kona.htm

(2008年4月18日)

[Reported by 滝沢修]