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5pb.、Xbox 360用シューティングゲーム2作品を年内にリリース
「ケツイ ~絆地獄たち~ X(仮)」、「怒首領蜂 大往生ブラックレーベルX(仮)」

2008年 発売予定

価格:未定

 株式会社5pb.は、Xbox 360用シューティングゲームとして「ケツイ ~絆地獄たち~ X(仮)」と「怒首領蜂 大往生ブラックレーベルX(仮)」を発売する。いずれも、2008年発売予定で、価格は未定。

■ 「ケツイ ~絆地獄たち~ X(仮)」

2008年 発売予定

価格:未定

 「ケツイ ~絆地獄たち~ X(仮)」は、2003年にアーケード用ゲームとしてリリースされた「ケツイ ~絆地獄たち~」の移植作。コンシューマ向けの要素として、新たなゲームモードやリプレイモードのほか、Xbox LIVEに対応したスコアランキング機能などが搭載される。

 登場キャラクタは、「TYPE-A ティーゲルシュベルト 搭乗チーム」として、ロイド=エヴァンズマンとアリス=ブラックバーンの2人、「TYPE‐B パンツァーイェーガー 搭乗チーム」として、スティール=ユレクとユウマ=ナナセ(七瀬 勇真)の2人の合計4人。彼らの乗る自機を操り、5つのステージで激戦を繰り広げる。

【ストーリー】
 西暦2054年

 1900年代半ばから続く環境破壊は、地球の温暖化現象を加速させ、温暖化からくる水位の上昇は、大陸の沿岸にある多くの国を侵食していた。世界規模の海岸線の変更は新たな領土問題を生み、各国間での戦争が勃発するのにそう時間は掛からなかった。

 年々烈化する戦争の裏には、世界中に兵器を輸出し、莫大な利益を得ている「EvacInderstry」社の存在があった。

 この状況を打破すべく国連はEI社との交渉に乗り出すが、国連側の「兵器輸出入の全面禁止」という提案を完全に拒否。その後の度重なる交渉も平行線を辿った。進展のない状況に国連側は交渉を断念し、秘密裏に武力介入を決定する。それは表向きは無国籍の武力抵抗組織でありながら、実際は国連主導の特殊戦闘部隊による奇襲である。

「EI社の全ての兵器および兵器開発施設の破壊」
「国連の軍事介入に関わる一切のものを破棄せよ」

 その任務の遂行命令は、作戦に携わる者の命にも適用されるものであった。例え任務が成功したとしても、生きて帰ることは許されないのだ。

「ただし、志願したものにはその命の報酬として、どんな望みでも一つだけ要求することができる。国連は責任を持って、それを実行しよう」

 その過酷な特務に志願した4人の若者達がいた。命を賭してでも叶えたい望みを胸に秘め、彼らは出撃する。自分達には決して見ることのできないであろう、明るい未来のために……。


【自機】
TYPE-A ティーゲルシュベルト TYPE‐B パンツァーイェーガー

【登場キャラクタ】

■ ロイド=エヴァンズマン

 任務遂行を第1とする完璧主義者。任務遂行のために部下の命を危険にさらすことをなんとも思わない冷血な男。自信家でもあり、自分に不可能な任務などありえないと常に豪語する。

 基本的に人を信用することはないが、確実かつ正確に指示をこなすアリスには、絶大なる信頼を寄せている。

■ アリス=ブラックバーン

 基本的に無口で会話も少なく、感情の起伏を見せることは滅多にない。他人と関わりを持つことを嫌う。

 操縦の腕は超一流。与えられた指示を正確にこなすため、エヴァンズマンからの信頼は厚い。TYPE-B搭乗チームのユウマ=ナナセとは異父兄弟だが、特に意識はしていないようだ。

■ スティール=ユレク

 明るく気さくな性格で、誰とでも分け隔てなく付き合うことのできる。考えるよりも先に体が動くタイプで、多少強引に作戦を推し進める一面もある。

 他人の世話を焼くのが好きだが、周りからはお節介ととられてしまうことも多い。何事に対しても直感で行動することが多いため、エヴァンズマンとは折り合いが悪い。

■ ユウマ=ナナセ(七瀬 勇真)

 明るく、努力家で誰にでも好かれる性格。本来なら経験が浅い10代の彼には志願する権利はないのだが、その努力と熱意によりチームの一員となることが特別に許可された。

 入れ込むと周りが見えなくなる傾向があり、それをスティールに諭されることもある。アリス=ブラックバーンとは異父兄弟だが、なぜか一方的に憎んでいる。それは彼がこの特務に志願したことにも関係しているようだが、彼の口から語られることはないだろう。

【ステージボス】
大型制空戦闘ヘリ ブルフロッグ
ステージ1のボス。ドーム球場に見せかけた格納庫からスクランブル発進してくる巨大戦闘ヘリ。本体からの攻撃に加え、ビットを放出して波状攻撃を仕掛けてくる
XM177 スフィンクス 多履帯戦車
ステージ2のボス。車体後部に装着された巨大背面砲から射出され、画面全体に広がる分裂弾などによる、プレーヤーを追い詰める攻撃が特徴的な巨大戦車
V/STOL 大型輸送攻撃機 ジャマダハル
ステージ3のボス。パーツを破壊しても、形態を変化させて新たな攻撃を繰り出す。最終形態時の全方位弾連射攻撃が特に強力
特殊換装車両 シンデレラアンバー
ステージ4のボス。戦闘中、輸送ヘリが運んでくる武器パーツに換装して攻撃パターンを変化させる。避けづらい弾が多いのも特徴的
試作型重機動戦闘要塞 エヴァッカニア
ステージ5のボス。EVAC社の地下格納庫の最深部でプレーヤーを待ち受ける。巨大な腕や回転する脚部砲台から繰り出される攻撃は、あらゆる方向からプレーヤーに襲い掛かる

【イラスト】
【スクリーンショット】


■ 「怒首領蜂 大往生ブラックレーベルX(仮)」

2008年 発売予定

価格:未定

 「怒首領蜂 大往生ブラックレーベルX(仮)」は、2002年にリリースされた「首領蜂」シリーズの最新作。2003年にはPS2版も発売されている。アーケード版からの移植となる本作には、「怒首領蜂 大往生」と「怒首領蜂 大往生ブラックレーベル」の2つのバージョンが完全収録されている。

 移植にあたっては、上記の「ケツイ ~絆地獄たち~ X(仮)」と同様に、新たなゲームモードやリプレイモードが搭載され、Xbox LIVEにも完全対応する。

 本作の最大の特徴は、3種のエレメントドールによってショット強化型やレーザー強化型などの強化タイプを選択する点。各強化タイプごとに、ボムの初期搭載数・最大搭載数が異なる。

【ストーリー】
 1000年前……。先代の文明国家は兵器に戦略意思を持った機械(マシン)兵団を創り出し、無人の世界大戦をおこなっていた。やがて誰もマシン兵団の戦闘を抑えられなくなるほど発展し、全てを失った人類はその過ちを繰り返さないようマシン兵団を月に封印したのだった。

 そして1000年の時が過ぎ、人類の文明が平和に向けて使われる時代が訪れていた。この時代はロボットの技術が発展し、人間にできないような難解な作業は、すべてロボットに任せる事ができる程になっていた。

 そんな時、月では異常な動きが報告されていた。封印していたマシン兵団が起動しているというのだ。何者かによって封印が解かれたのか……。それともコンピュータの意思か……。国連軍は、目覚めたマシン兵団が地球を目指して戦力を整えつつある情報を掴むと、月の首都である月華僑(ルナポリス)にむけて先制攻撃を仕掛けていった。

 その作戦に参加した戦闘員の中に、戦闘機の「強化」兵器を司る専用ナビゲータ「エレメントドール」がいた。

 エレメントドールとは、戦闘機に接続・装填することで戦闘機全ての兵器プログラムを管理し、武装の強化を図る戦闘用ロボットだ。この「エレメントドール」の出現は、戦闘機の強化を容易に行なうことを可能にし、またそのタイプによって、強化する兵器を変えることができるなど実戦において欠かせない存在になりつつあった。

 ここにひとつの矛盾が発生していた。

 人類は、機械対機械の戦争の過ちをもう一度繰り返そうとしていたのだった……。


【自機】
TYPE-A TYPE-B

【エレメントドール】
SHOTIA ショーティア
ショット強化型のエレメントドール。職務に忠実で、常に冷静に命令を実行する。軍事目的で作られたため極めて無表情。その表情は、戦争を繰り返す人類を冷ややかに見つめているようにも見える
LEINYAN レイニャン
レーザー強化型のエレメントドール。反戦派の開発者によって、意図的に「人間らしさ」がプログラムされている。本来は介護用ロボットに組み込まれるプログラムだが、戦闘用ロボットとして使用されることで、レイニャンは「パイロットの命を守る」という命令に変換した
EXY エクスイ
エキスパート強化型のエレメントドール。数世代前の旧式エレメントドール。性能にクセがあるものの、それを克服できれば幅広い操作をカバーしてくれる。機能重視で作られているためか、同乗するパイロットへの配慮に若干欠けるところがある

【イメージビジュアル】
【サブビジュアル】
【ステージクリア画面】
【スクリーンショット】


(C)2002 CAVE CO., LTD. (C)2008 5pb.inc
※画面は開発中のものです

□5pb.のホームページ
http://www.5pb.jp/
□「名作シューティング W移植決定」のページ
http://5pb.jp/games/div2/xb360/

(2008年4月9日)

[Reported by 中野信二]



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