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価格:5,040円
DS「魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月」は、プレイステーション2やPSPで好評を博したシミュレーションRPG「魔界戦記ディスガイア」シリーズ初となるDS版。2007年11月に発売された「魔界戦記ディスガイア PORTABLE 通信対戦はじめました。」をベースに、2画面表示、タッチペンによる操作などプラットフォーム独自の工夫がなされている。
DS版の開発にあたり、同社はユーザーからの意見を参考に、DS上画面にMAPを俯瞰したトップビューを表示。これにより、下画面とあわせて高低差のある複雑なMAPでも位置関係が把握しやすく、ステータス画面を上下に割り振ることで必要な情報がひと目で理解できるようになったという。操作も「ボタンのみ」、「ボタンとタッチペンを併用」、「タッチペンのみ」の3通りから選択が選択可能。タッチペンを使用した場合、ステータス画面であれば見たい項目が、戦闘中なら移動先やターゲット指定が、それぞれワンタッチで素早く行なえるようになる。
ゲームの流れは、ベースになったPSP版と同一。会話イベントと戦闘準備、戦闘を繰り返してゲームを進めていく。拠点となる「魔王城」で準備を整え、新キャラクタを仲間に加えたり、HPが減った仲間を回復させたり、武器や防具を買い整えていく。準備ができたら、魔王城内の「時空の渡し人」に話しかけ戦闘MAPに移動。指定されたMAPのクリアを目指す。全14話構成で、マルチエンディング方式を採用。なお、一度クリアした戦闘MAPの大半は、その後好きなときにレベル上げなどで利用が可能になる。 戦闘システムは、味方の行動がすべて終了したら敵側に手順が移行するターン制を採用。MAP上の敵をすべて倒せばステージ(話)クリアとなる。隣接した味方同士で同じ敵を攻撃する「連携」、同じ敵に味方キャラクタが連続で攻撃指定する「コンボ」、7種類の武器に関する各キャラクタの「得意、不得意」と「技レベルアップ」や、本作ならではのキャラクタやオブジェクトを「持ち上げて投げる」、光るパネルを利用した「ジオエフェクト」など、本作ならではの凝ったシステムは健在。武器を変えるとキャラクタのグラフィックも変化するなど、細かい要素もファンにはうれしいところ。 注目のワイヤレス通信対戦は、各プレーヤーのセーブデータを使用し参加パーティを決定して対戦を行なう。ゲーム本編での育てたキャラクタを使って勝負するため、通常の戦闘システム以外に「通信対戦専用システム」も用意されている。 通信対戦時は、DS本体とソフトをプレーヤー各自が持ち寄り、ゲーム内の魔王城にいるメイドプリニーの隣にある「次元通信機」を調べる。この際、通信対戦で“親機”となるプレーヤー、子機となるプレーヤーをそれぞれ決定。以降、ルールなどの設定は親機側で行なわれ、開始時の先行も親機となる。
ルール設定は、全滅や特定キャラを倒すといった「勝利条件」、参加キャラのレベル上限を設定する「レベル制限」、コマンド入力に使える時間を決める「制限時間」など、多数の項目が用意される。開始時は拠点となるベースパネルが敵味方ランダムに配置されるため、常に刺激的な戦いが味わえる。なお、通信対戦では勝敗にかかわらず経験値やお金の獲得はないが、そのかわり“対戦の勝敗によるポイント”が加算されていく。このポイントを溜めることで、新たな対戦用ルールが順次登場する。対戦をこなすほど、対戦の楽しさとバリエーションが広がっていくというわけだ。
(C)2003-2008 NIPPON ICHI SOFTWARE INC. ※画面は開発中のものです。
□日本一ソフトウェアのホームページ (2008年4月1日) [Reported by 豊臣和孝]
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