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また、他の媒体と合同の「ユーザー投票による装備プレゼント」も同時に開催されている。GAME Watchではドリル(接近戦用はチェーンソー)、ヘルメット、白衣、ハエ(ペット)の4つのアイテムのセットを、投票したユーザーに抽選でプレゼントする。こちらは「ブライトシャドウ」公式ページへのメール投票となっており、詳細は公式ページで確認して欲しい。
また、装備プレゼントの応募は公式ページを参照してください
■ 巨大な悪霊の封じられた「比良城」、氷に覆われた新大陸……上級冒険者を待ち受ける激戦必至の新地域
「新大陸」というのはあくまでゲーム上の名前で、「ブライトシャドウ」の歴史から見れば遙か昔から存在している。この地はサイエンストなど生産系の職業が盛んな地域で、過去は「エコミ鉄道」という地下トンネルを通る鉄道で人々は行き来していた。しかし現在はモンスターの跳梁によってエコミ鉄道は止まっており、大陸間の交流はほとんどなくなっている。 「EPISODE1」ではこの新大陸への道が実装される。新大陸へは海辺の「ゴースランド」か、「タスラ平原」の先にある「星望桟橋」から行くことができる。ゴースランドにはエコミ鉄道の駅があるがもう何十年も使われていないのか、苔むしていてぼろぼろだ。海辺の風景は一見のどかだが「マーマン」や「ヘルマジシャン」などモンスターは体が大きく強力なものが多く、油断はできない。レベル55前後のモンスターが登場する。駅の近くにはこの地域のボスモンスターである「ディープデーモン」が待ち受けている。銛を投げてくる強いモンスターで70近くのキャラクタでも苦戦は必至だ。 エコミ鉄道では真っ暗なトンネルを抜けていくことになる。動かない列車がそのまま残っているのも興味深い。出口そのものはすぐにたどり着けるがレベル60前後のプレーヤーの狩り場としてトンネルの奥に進むこともできる。ここには巨大ボスの「廃棄ロボット」がいる。 新大陸にはエコミ鉄道を通る以外に、星望桟橋から船でも移動できる。しかしこの船に乗るためには運賃がかかる。またちょっと残念なのは、船に乗って海に出るグラフィックスが用意されていないところだ。鉄道を出るか、船から下りるとプレーヤーは一変する景色に驚かされることになるだろう。プレーヤーの前に広がるのは雪と氷で閉ざされた大地だ。これまでの冒険の地は南国風の暖かな世界だった。この地は地図では元の世界の西に当たる、本来の気候では同じような温度のはずである。実は新大陸はある異変により、突然気候が変わってしまったのだ。 新大陸の謎は後で紹介するとして、こちらの世界でのもう1つの注目ポイント「比良城」を紹介しておきたい。この比良城は3つのフロアから形成される城となっている。城の中には巨大なモンスター「陰間之主」が封印されていて、それぞれのフロアで「脚」、「胴」、「首」を見ることができる。プレーヤー達はこの陰間之主の復活を防ぐためにダンジョンに挑戦しなくてはならなくなる。
比良城は“唐傘オバケ”の眷属や“鬼婆”系のモンスターなど日本の妖怪が数多く出現する。比良城は「EPISODE1」で追加される地域の中でも“最難関”となっている。最上階にはボスモンスターである「ソウルウォリアー」がプレーヤーの行く手を阻む。レベル99まで育て上げたプレーヤーでもパーティープレイが必須の難易度で、特にソウルウォリアーの攻撃力は恐ろしい。さらに取り巻きまで連れているので苦戦は必須だ。気合いを入れて挑んで欲しいマップである。
アイスマンは一度この世界の人々によって封じられ、「氷の間」と呼ばれる場所に閉じこめられている。しかしその力は衰えず、世界は氷に閉ざされたままである。もしアイスマンが氷の間から出てきてしまったら……。「EPISODE1」ではこうしたバックストーリーも魅力的なものになっている。本作ではムービーなどでストーリーを前面に押し出す演出はないが、随所に歴史やストーリーを感じさせる工夫がしてある。 例えば新大陸や氷の洞窟では様々な場所でモンスターや生き物が氷漬けになっており、アイスマンの襲来が突然だったこと、元々はこれまでの世界と変わらない暖かな気候であったことがわかる。比良城の魔物の封印の様子など、グラフィックスから感じられるストーリー要素にも注目して欲しい。 新大陸の「マナス氷原」、「モート雪原」を抜けるとこの大陸唯一の街、「セントヨル」にたどり着ける。行くためにもレベル70程度の力量が必要となるが新大陸の拠点となる場所であり、冒険に出るのはここから、ということになりそうだ。NPCも多く、受けられるクエストも多そうである。巨大な建物の「ソールラボ」と「セントルイス大教会」にもぜひ訪れたいところだ。 比良城に匹敵する難関ポイントが氷の洞窟、そしてそこから“氷鏡”を通じてはいることができる氷の間である。氷の洞窟は「ミイラちゃん」や「雪邪ルマン」など見た目はかわいらしいが、攻撃は非常に強力なモンスターが数多く登場する。氷の間はさらに恐ろしいモンスターが待っている。
氷の間のボスはアイスマンだ。ソウルウォリアーは攻撃力が高かったが、アイスマンは耐久力にその特徴がある。多くのプレーヤー達の全力攻撃がなくてはアイスマンを撃破するのは難しいだろう。
■ 新たな変身や蘇生など冒険者の力が増す3次職、騎乗ペットや新ギルドシステムなど多数の追加要素
3次職の数は8種類で、2次職の特徴を強めたものになる。パーティーの防御力を上げ自ら盾となる「パラディン」。防御力を下げ攻撃力を上げるような力に特化したアタッカー「サタンナイト」。時限爆弾を扱い素早い攻撃をするアーチャー「クラフトマン」。毒や酸、粘着剤などを使い敵を弱らせる銃使い「サイエンスト」。 敵の力を下げ、火山や雷鳴で敵を攻撃する「天士」。炎や氷、地獄からの魂を呼びだして敵を攻撃する「陰陽士」。回復に特化し味方を復活させることができる唯一の職業「浄罪師」。そして敵から力を吸収し、様々な姿に変わることのできる「召喚師」。それぞれには強力な新スキルが用意されている。 変身スキルは今回大きく強化されるポイントの1つで召喚師だけでなく、天士や陰陽士も姿を変えることができる。彼等のスキルに憧れてセカンドキャラクタを作る、というプレーヤーも多くなるのではないだろうか。
個人的にはさらに「パーティープレイ」を重視して欲しかったと感じた。現在他者蘇生は霊術師しか使えないが、アイテムなどで他プレーヤーも復活させる事ができれば、今以上にパーティーが危機に陥ったときも再スタートが可能だろう。台湾のゲームはソロ指向が多いが、「ブライトシャドウ」ではゲーム内イベントなどでユーザーの繋がりを強くさせようとする働きかけが見える。「パーティープレイ」へのより一層の練り込みを期待したいところだ。
ペットは一種類はクエストを通じて入手できるが、それ以外はガチャを使ったものになるという。他プレーヤーを乗せられるようなものも今後望みたいところだ。この他にもかわいらしいペットがたくさん追加されるとのことで、世界がにぎやかになりそうで楽しみだ。 パーティープレイに関しては「4連コンボ」が導入される。決められた順番でスキルを使うと大ダメージが与えられるコンボは見た目も派手で決まると爽快感がある。何発も使えるのでゲーム内では積極的に狙っていきたい。 予定を前倒しにして入れられたギルドシステムだが、今回さらに機能が充実する。ギルド倉庫が使用できたり、ギルドスキルを使用することが可能になったりするほか、ギルド内のアイテムオークション、さらには専用の変身薬を作ることもできるという。こういった機能を使うためにはギルド所属員の協力が必要となる。人数のほか、SPやゴールドを消費することでギルドがパワーアップするのだ。現在は少人数で構成されているギルドがほとんどとのことだが、今後はギルド間の統合なども行なわれるかもしれない。 今後実装される要素で注目なのが「メールシステム」だ。昨今のMMORPGでは取り入れられているところも多いシステムで、使うためにはコストがかかるがプレーヤー達の交流はより活発になるだろう。 「EPISODE1」では全体的に現行のプレーヤーに向けた要素の多い「正常進化」の方向性が強く感じた。個人的にはもう少し「遊びの幅」を広げる方向性を期待していたのだが、上級プレーヤーに向けての要素が多かった印象だ。
「ブライトシャドウ」はもう少し本作ならではの方向性を模索していって欲しい。妖怪を封じたカードを組み込んだゲーム要素や、デザイナー達の“魂”を強く感じるグラフィックスに結びついたコミカルな要素など、レベル上げだけではない、プレーヤー達が楽しく交流できる要素を投入して欲しいと感じた。今後どういった方向性に進化していくか注目していきたい。
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□ガマニアデジタルエンターテインメントのホームページ (2008年3月11日) [Reported by 勝田哲也]
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