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バンダイナムコ、その人にフィットした
泣けるストーリーを味わえるDS「99のなみだ」

2008年 春 発売予定

価格:3,990円

タイトル画面は機動日時によって変化する
 株式会社バンダイナムコゲームスは、プレーヤーの趣向に合わせたストーリーを提供するDSソフト「99のなみだ」を2008年春に発売することを明らかにした。価格は3,990円。

 “感動して涙を流す”ことは、心の「癒し」や「浄化」、身体のリラックスなどの効果をもたらすと言われる。「99のなみだ」は、日々のストレスを感動の涙で洗い流し、明日を元気に迎えて欲しい。そんな願いを込めて生まれたタイトルだという。

【オープニング】
涙を流すことを忘れた人々が、毎日あくせく働き、家族や恋人や友人や仕事仲間に囲まれ、一生懸命日々を過ごしている町。
 そんな町で「疲れた……」そう呟くあなたは、ある日の仕事帰り、一軒の店に出会う。
……“ナミダノモトあります”そこは涙の店だった。


 プレーヤーの個性やその日の気分を分析し、それぞれの“泣きのツボ”に合わせた物語をテキスト形式で提供する「なみだのソムリエシステム」がこのタイトルの特徴。このシステムは、2006年8月から、人間工学を専門とする早稲田大学 大学院・河合隆史研究室の協力を得、“ストーリーの「泣きのツボ」やパーソナリティとの相関関係の分析”を行なってきた成果だという。

 このシステムにより、プレーヤーそれぞれの特性に合わせた、最も泣きやすい物語を生成し、200を超える物語の中から、99の物語が提供される。プレイ時間は1回15分程度で終了するので、1日の終わりにさらっと読んでいくだけで、心が洗われる体験ができるかもしれない。プレイ後に物語の感想をフィードバックすることで、次に読める物語に“泣ける”話を提供する精度が向上していく。ちなみに、500人を対象に行なった検証データによれば、8割が「感動した」と解答したという。

【初期登録】
初回プレイ時に自身のデータを入力。これによって「泣ける」ツボを抑えたストーリーが提供されるデータの最初の入力となるようだ


【本編(1回目)の流れ】
プレーヤーはとある店に入り、そこでマスターとの会話を楽しむ。ここでも質問が行なわれ、“ナミダノモト”が入ったランプが提供される
ランプをタッチすることで、その日のための1つ物語が進行する
物語を読み終えたら、アンケートに答え、その感想を記入できる。1日15分程度でプレイは終了する


【挿絵やBGM】
1話10分程度のショートストーリーで、進行と連動して背景やBGMが変化していく

 プレイ後には、これまでに見た物語をもう一度見たり、感想・評価を日記感覚に読み直す「振り返る」機能や、友人に、名前や情報を登録してもらい、本ソフトを体験してもらう「お試し版」といったものも用意されている。

【ビンにはいろんな形が】 【その他の機能】
ナミダノモトの入ったビンはいろんな形があるようだ お試しプレイができる「お試し版」(左)と、一度プレイしたストーリーを再び閲覧できる「振り返る」(右)


(C) 2008 NBGI

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.bandainamcogames.co.jp/press/release/pdf/53-031.pdf
□製品情報
http://99tears.namco-ch.net/

(2008年2月5日)

[Reported by 佐伯憲司]



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