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会場:東京・浜離宮朝日ホール
「源さん」シリーズは、アーケード用アクションゲーム「大工の源さん」が'90年に誕生して以来、ファミリーコンピューターやゲームボーイ、プレイステーションなどさまざまなプラットフォームでゲームをリリース。そして'97年には、三洋物産からパチンコ機「CR 大工の源さん」がリリースされ、パチンコ業界へのデビューも果たす。現在までに、12本のゲームと6機種のパチンコがリリースされている。 制作発表会には、アイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社のプロデューサー 城下仁茂氏、アニメの監督 奥村よしあき氏、日本アニメーション株式会社の常務取締役 本橋寿一氏、株式会社ティーツーアイ エンターテイメントのプロデューサー 竹川洋志氏が登壇。ゲームの魅力が実機の映像を交えながら紹介されたり、アニメの制作にかける想いなどが語られた。
まずアニメの発表から行なわれ、竹川氏が登壇。「以前から、パチンコやゲームで定着した人気のある『源さん』をアニメ化したいと思っていました。現在、全体の半分程度が完成していますが、人情味あふれる源さんの魅力を感じられるアニメになっています」とコメント。 竹川氏は続けて「今回、株式会社USENの無料動画配信サイト『GyaO』、iモード用サイト『モバイルGyaO』での配信としたのは、家でゆっくりTVを見る時間のない人たちにも気軽に見ていただきたいと思ったからです。1話が9分弱という短い尺になっているのも、通勤時間やパチンコ店の開店待ちで並んでいるときなどに気軽に楽しめるものにしたかったからです」と、誰でもちょっとした空き時間に見られるアニメであることを強くアピールした。 またアニメの声優を務める、源さんこと田村源三役の山口勝平さん、桐島カンナ役の山本梓さん、桐島アガリ役の江里夏さんもステージ上に姿を見せ、「源さんを演じるために役者になったのではないかと思ってしまうくらい、ハマり役でした(山口さん)」や「(初めての声優挑戦で)演じられるかどうか不安だったんですけど、山口さんをはじめとしたベテランの方がフォローしてくださったので感謝しています(山本さん)」と、自分の担当したキャラクタに対する想いや、アフレコ時の雰囲気などを語ってくれた。アニメは、全24話で3月24日より配信が始まる。
さらにステージ上には、敵以外にも悩みを抱えたキャラクタが登場し、その人の悩みを解消してあげることで、元気を取り戻したキャラクタが敵を倒しながら去っていくなど、さまざまなアクションを起こすことも解説された。
また職業についても話が及び、源さんは、本職である大工以外にも、「寿司屋」や「四番サード」などの職業を使い分けることができると発表。職業を変更することによって、アクションの性能が変わったり、必殺技が増えたりする(寿司屋になると“ワサビフラッシュ”が使えるようになるなど)ほか、ヒロインの対応が変化することも明らかになった。
発表会の終了後、ステージの後方に設けられていたゲームの試遊台をプレイすることができた。時間の都合上、1回しかプレイできなかったが、オーソドックスな横スクロールアクションで、キャラクタの操作もいたって簡単。攻撃ボタンを適当に連打しているだけで、敵をぶっ飛ばせる。第1印象としては、誰でも気軽に遊べるライトなアクションゲームといったところ。
(C)2008 IREM SOFTWARE ENGINEERING INC./(C)SANYOBUSSAN CO., LTD. (C)T2i Entertainment CO., LTD.
□アイレムソフトウェアエンジニアリングのホームページ (2008年1月29日) [Reported by 中野信二]
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