バンダイナムコ、「ガンダムタクティクスオンライン」の正式サービスを2008年1月24日より開始
「GNO」の系譜を受け継いだタクティカルオンラインゲーム
2008年1月24日正式サービス開始
クライアント料金:無料
利用料金:1,050円より(月額)
株式会社バンダイナムコゲームスは、TVアニメ「機動戦士ガンダム」をモチーフにしたオンラインゲーム「ガンダムタクティクスオンライン」の正式サービスを2008年1月24日より開始する。1月24日から31日までは無料プレイ期間とし、誰でも無料でプレイすることができる。なお、12月22日より、バンダイナムコゲームスのオンラインゲームを集めた情報サイトをオープンする。
「ガンダムタクティクスオンライン」のビジネスモデルは、クライアントを無料とし、1,050円の月額課金を基本に、ユーザーのプレイスタイルに合わせて追加補給チケットを525円で販売するというハイブリッド課金を採用する。発売プラットフォームはWindows PCで、対応OSはWindows 2000/XP/Vistaとなっている。
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「GTO」はシリーズ初のリアルタイムバトルとなっている。直接の介入はできず、あらかじめデッキに戦術やアイテムを組み込んで戦いを有利に進めていく
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バトル中の視点は複数用意されている。フロント視点は大迫力だ
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「ガンダムタクティクスオンライン(GTO)」は、日本国内におけるオンラインゲーム開発では老舗のバンダイ(現バンダイナムコゲームス)の新作オンラインゲーム。「ガンダムネットワークオペレーション」(2002年4月サービス開始)、「ガンダムネットワークオペレーション2」(2004年9月サービス開始)に続く、「機動戦士ガンダム」シリーズ最新作となる。
基本的なゲームコンセプトは「GNO」シリーズと同一で、細かいアクションやプレーヤースキルが求められるような局面を極力排除し、部隊編成や部隊派遣といったタクティカル要素にフォーカスを当てている。まとまった時間がなかなか取れないサラリーマンや学生でも、手軽にインタラクティブに“一年戦争”を楽しめるというオンラインゲームだ。
「GTO」は、前2作からさらに戦術部分へのフォーカスを強め、シリーズ初のシェーダー世代のハイクオリティ3Dグラフィックスと、ターン制から脱却したリアルタイムバトルを採用。前二作に比べ、遙かに臨場感の高いバトルシーンが堪能できる。
このため最高設定の「3D HIGHモード」の推奨環境は、Core2Duo E4200(1.6GHz)以上、GeForce7600以上と、現在のミドルクラス水準のPCスペックを要求する。ただし、「GNO」を旧世代のノートPC等でプレイしているユーザーでも遊べるように、表示モードを「3D HIGHモード」のほか、「3D LOWモード」と「2Dモード」の計3段階を用意している。「2Dモード」ではCeleron 1GHz、VRAM64MB以上のビデオカードまで落とし込まれており、ハイエンドPCから、オンボードビデオチップのノートPCまで幅広い環境に対応した非常にスケーラビリティの高い設計となっている。
【登場モビルスーツ】 |
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ゲームに登場するモビルスーツの一部。正式サービス時点で60種類前後、その後も毎週ペースで追加していくという。左上から順に陸戦型ガンダム(100mmマシンガン)、陸戦型ジム(ミサイルランチャー)、ザクII F型(錆、ザク・バズーカ)、ザクII F型(ザク・バズーカ)、ザクI型(ランバ・ラル機)
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「2Dモード」、「3D LOWモード」、「3D HIGHモード」の画質の違い。上段2つは3Dバトル中の演出シーンだが、「2Dモード」では表示そのものがカットされる
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編成画面。モビルスーツ4体、パイロット4人、アイテム8枚、戦術16枚を組み合わせてデッキを構築する
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リザルトでは、各モビルスーツごとの結果も見られるため、立てた戦術の正否や貢献度を確認することができる
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基本的なゲームデザインは、補給チケットと呼ばれる専用チケットを消費してモビルスーツやパイロット、戦術、アイテムといった各種“ユニット”を入手する一種のカードゲームとなっている。月額1,050円を支払うことで、毎月20枚の補給チケットが付与される仕組みになっており、これを消費して軍備を整えていく。ユニットは、性能や重要度によってレアリティが設定されているが、原則として従来のカードゲームのように大量の投資は必要とはしないシステムになっている。
具体的には、補給チケット2枚をランダムのユニット3枚もしくは4枚に交換できるシステムに加え、補給チケット1枚と任意の単品ユニット1枚を直接交換するシステムが用意されている。残念ながらユーザー同士のトレードは不可となっているが、その代わりに1日1枚限りで、不要なユニットや重複したユニットを、他のユニットとランダムで交換するエクスチェンジシステムも導入予定となっている。
上記システムを利用することで基本的に月額料金のみで楽しめる設計となっているが、「カードをコンプリートしたい」、「好みのモビルスーツユニットを4枚持ちたい」という特定のニーズを持つユーザーに対しては、追加補給チケットという形で希望に応える。追加補給チケットは、10枚セットで525円で、2008年2月1日から発売開始予定となっている。
ゲーム世界は、5カ月サイクルで1セットとなり、5カ月ごとに新たな一年戦争がスタートする仕組み。大枠として原作通りの展開のほか、連邦軍が大勝する展開、ジオン軍が大勝する展開など、プレーヤーの活躍により、複数のIFが展開される。1月24日のサービス開始時点では、最初からある程度楽しさが味わえるように、テックレベルがある程度進展した3カ月目ぐらいの段階からスタートさせる見込み。テックレベルが高いことで、最初から名の知れたモビルスーツを戦場に投入することが可能となる。最初の一週間は無料でプレイできるので、ガンダムファンは一度試してみてはいかがだろうか。
【ユニット画面】 |
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ユニット画面。パイロットやモビルスーツは当然のことながら連邦軍とジオン軍で異なっている。戦術ユニットは、メートル単位でパラメータが設定されており、かなり細かく戦術を設定することができそうだ
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【バトル画面】 |
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バトルシーンでは、俯瞰や前後など複数の視点からバトルを鑑賞することができる。1戦5分程度で終了し、1日3戦程度こなすことで上位にランクインできる可能性があるというカジュアルさが魅力だ
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【演出画面】 |
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「機動戦士ガンダム」モノではお馴染みの演出シーンは「GTO」でも用意されている。ユニットのイラストは、アニメーションから流用しているのもあり、なかなか個性的だ
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(C)創通・サンライズ
□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスPCオンラインゲーム情報のホームページ
http://www.bngpc.net/
□「ガンダムタクティクスオンライン」のページ
http://www.gundam-gto.jp/
□関連情報
【9月25日】バンダイナムコゲームス、WIN「ガンダムタクティクスオンライン」
クローズドβテスト実施決定。10月1日より参加者募集開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070925/gto.htm
(2007年12月22日)
[Reported by 中村聖司]
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