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会場:パシフィコ横浜
このイベントは、「ToHeart2」、「うたわれるもの」、「ティアーズ・トゥ・ティアラ」の3タイトルの出演者および主題歌を歌うアーティストによるステージイベント。「ToHeart2」と「うたわれるもの」はプレイステーション 2版が発売されているほか、テレビアニメ化もされている人気シリーズで、「ティアーズ・トゥ・ティアラ (Tears to Tiara -花冠の大地-)」は同社が初めて投入するプレイステーション 3タイトル。まさに同社の主力タイトル揃い踏みのイベントとなった。
本稿ではGAME Watch的に気になる新作ゲームタイトル、PS3「Tears to Tiara -花冠の大地-」のステージを中心にレポートする。 「Tears to Tiara -花冠の大地-」ステージでは、このイベントのために急遽編集したというアニメーションムービーを上映。制作は数々のアニメーションを手がけた「Studio4℃」が担当している。収録の話題では大川さんは「とにかくセリフが多いんですよ。ほぼフルボイスになるんじゃないかなっていうくらいのボリューム」と話すと、後藤さんは「男キャラがすごくおいしいところを持っていくんですよ、このゲームは(笑)。女性キャラも活躍はするんですけど、男性陣がすごいドラマを繰り広げるんですよ」とゲームの内容をちょっとだけ語っていた。 大川さんは担当するキャラについて、「アロウンは魔王ですよ。物語の1,000年前に話が遡るんですが、元精霊だったアロウンが、人間や精霊たちとともに、『こんな世の中じゃだめだ』と立ち上がり、他の精霊に戦争を仕掛けて、一応の決着を見るんだけれども、傷つきはてて深い眠りにつくんですよ。ほんとだったら何万年かかけて傷を癒して復活するところが、たったの1,000年で目を覚まさせられて、まだ魔王としての力が取り戻せていないキャラクタです」と説明。一方の後藤さん演じるリアンノンは、「新妻(笑)。出会って2人の恋が始まるとかではないんですよ。目覚めた瞬間に『私、お嫁さんになります。よろしくお願いします、魔王さん』みたいな、押しかけ女房ですね。あまりの強引さにアロウンも拒否できず、くっついてきちゃった的なキャラです」と紹介した。 さらに他のキャラクタの紹介が行なわれた。アルサル(CV:石井真)については、「石井真さんはすぐにテンパる人です(笑)」と後藤さんが笑いをとり、続けて「アルサルもすぐにテンパるタイプです。だんだん成長していきます。リアンノンの兄さんで、すごく妹大好きっ子なシスコンです」。モルガン(CV:中原麻衣)は「ちょっと大雑把であっけらかん戦士をいっぱい輩出している民族の出身で、男と混じって戦っていく女戦士」(後藤さん)という。オクタヴィア(CV:田中理恵)は「オクタヴィアは田中理恵ちゃんに似てるよね」(後藤さん)、「こんなかわいいキャラしてて戦士です」(大川さん)。スィール(CV:名塚佳織)は「あざらしです。これはゲームをやってみてください。あざらしです(笑)」(大川さん)。 オガム(CV:秋元羊介)は「渋いキャラですよ。(アロウンの参謀で)ずっと一緒に行動してるんですよ」(大川さん)、「負けたときにはアロウンを諌めたり、年の功っていうか実は……って正体言っちゃだめか(笑)」(後藤さん)とぎりぎりでネタバレを踏みとどまっていた。ラスティ(CV:植田佳奈)は「かわいいね~。強いです! 怪力です。一番チビキャラなんですがむちゃくちゃ怪力です」(大川さん)、エルミン(CV:清水愛)は「ドジっこメイドさん」、エポナ(CV:浅井清己)は「強いです。これも妖精なんですけど、商売勘定のほうのちょっとがめつい妖精」と紹介した。 キャラクタ紹介の後はゲームのデモムービーを上映。こちらではシミュレーションRPGパートの映像が流されたが、シミュレーションRPGによくあるSDキャラではなく、普通の等身のキャラクタが派手なエフェクトとともに戦闘シーンを繰り広げていた。 そして最後は、本作のテレビアニメ化を発表。制作スタッフは、監督は小林智樹氏、キャラクタデザイン・総作画監督は中田正彦氏、プロデューサーは岩佐がく氏と、テレビアニメ「うたわれるもの」と同じメンバーとなっている。 このほか、イベント中に発表された新情報では、「ToHeart2」の新しいOVAシリーズの発売が発表された。タイトルは「ToHeart2AD」だが、どのキャラクタがメインヒロインとなるのかは伏せられていた。「うたわれるもの」ステージでも、新たにOVAシリーズの制作を発表。第1話の主役はウルトリィで、「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」で語られなかったウルトリィのあるエピソードになっているという。1話完結方式で、全3巻。第2話以降の主役はまだ明らかにされなかった。アニメーション制作はPS2版のオープニングムービーなどを手がけたスタッフが担当している。
ステージでは、各タイトルのトークのほか、アクアプラス関連タイトルに関する問題が出題される「アクアプラス検定」や、3タイトル合同のアフレココーナー、Suaraさんによるライブ、そして最後は客席も一緒になって「Brand-New Heart」の大合唱でイベントは幕を閉じた。
(C)2007 AQUAPLUS
□アクアプラスのホームページ (2007年12月17日) [Reported by 滝沢修]
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