【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

★モバイルゲームレビュー★

今度のシレンは「ニコニコ動画」を越える?
「遊ぶ」と「見る」で2倍美味しい最新作

「不思議のダンジョン 風来のシレンMEGA2」

  • ジャンル:ダンジョン探索RPG
  • 配信元:株式会社ドワンゴ
  • 開発元:株式会社チュンソフト
  • 利用料金:月額315円
  • プラットフォーム:iモード(メガiアプリ)
  • 対応機種:FOMA 903i/703iシリーズ以降
  • 配信日:配信中(11月22日)
  • アクセス方法:メニュー/検索 → ゲーム → ロールプレイング → 風来のシレンDX



 株式会社チュンソフトが、'93年にスーパーファミコン向けに発売した「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」から始まる、「不思議のダンジョン」シリーズ。「ドラゴンクエスト」シリーズの外伝的なタイトルとして発表された後、現在は「ファイナルファンタジー」や「ポケモン」などにも展開している。そのチュンソフトがオリジナルキャラクタで展開しているのが、「風来のシレン」シリーズである。

 「風来のシレン」シリーズは、プレーヤーキャラクタの「シレン」を操作して、ダンジョンの途中に落ちているアイテムを拾いつつ、それを駆使してより奥へと進み、強力な武具やレアなアイテムを持ち帰るのが目的となる。見た目は俯瞰視点のアクションゲームなのだが、「自分が1つ行動すると、続いてモンスターなども1つ行動する」という約束があり、自分が行動を起こさない限り、敵も何のアクションも起こさない。いわば“詰め将棋”的なターン制のシステムである。

 その上で、ゲームの特徴が2点ある。1点目は、ダンジョンの自動生成である。ダンジョンに入るたびにマップが変わり、アイテムやモンスターの配置も変化する。もう1つは、ダンジョンから脱出すると、必ずレベルが最低の1に戻ってしまうこと。ダンジョンでモンスターに倒されても、最終フロアに到達するなどして脱出に成功しても、レベル1に戻されることに変わりはない。これが「不思議のダンジョン」という名前の由来である。

 この2つの特徴ゆえに、プレイするごとに異なる内容と、変わらない緊張感が得られる。個々の目標の達成はあっても、ゲームの打ち止めはないのだ。パズルゲーム的に先を読むシステムのもと、“よりダンジョンの奥に進む冒険心”と、“より強力なアイテムを持ち帰る収集欲”に終わりがないということが、長きにわたり多くのユーザーをひきつけている秘訣といえるだろう。

 大まかに説明をしてみたが、「不思議のダンジョン」シリーズの面白さは、既に多くのプレーヤーが過去のシリーズを体験してご存知のことと思う。ここでは、iモード用アプリの最新作「風来のシレンMEGA2」について、その携帯アプリならではの面白さを紹介していきたい。

【スクリーンショット】
入るたびにレイアウトが変わる仕掛け満載のダンジョンで、毎回新鮮な気持ちで遊べる。終わりの概念もなく、延々と遊び続けられるので、ずっと夢中になって遊んでいる人も多い



■ ライトにもヘビーにも楽しめる「終わらないRPG」

冒険を始める際に、特性の異なる4つのダンジョンから1つを選ぶ
 「風来のシレンMEGA2」に用意されているダンジョンは、「シュテン廻廊」、「シュテン迷宮」、「不思議の洞窟」、「摩訶不思議の洞窟」の4種類。このうち、「シュテン~」の前者2つはアイテムの持ち込みが可能。後者2つは持ち込み不可となっている。持ち帰りはどちらも可能だ。アイテムを持ち込めるかどうかで、本作の遊び方は大きく変わる。

 まずアイテムを持ち込めるほうの「シュテン廻廊」、「シュテン迷宮」は、武器や盾を持ち込み、性能を強化していく。途中で倒されなければ、何度もダンジョンを往復することで、装備品をどんどん強くできる。シレンのレベルは1に戻っても、強力な装備品があれば、難易度は下がっていく。

 ダンジョンを脱出するには、最終フロアにいるボスを倒すほかに、「脱出の巻物」を使用してもいい。「脱出の巻物」はダンジョン内でランダムに出てくるので、必ず拾えるわけではないが、逆に2つ3つと拾えることもある。これを持ち帰って次の冒険の際に持ち込めば、危なくなったら戻る、ということも可能になるわけだ。

 武具をとことん強くしていくのが好きというプレーヤーには、アイテムを持ち込めるこれらのダンジョンが楽しめるだろう。2つのダンジョンの違いは、「シュテン廻廊」は15階のボスを倒せば終了で、「シュテン迷宮」は最終フロアが示されない。まずは「シュテン廻廊」で装備品を整えて、「シュテン迷宮」で腕試し、といった遊び方がオススメ。

【スクリーンショット】
「シュテン廻廊」と「シュテン迷宮」には、装備品やアイテムを持ち込める。一度ダンジョンから脱出できれば、次の冒険は装備が揃った状態で出られるため、かなり楽に進められる。これを繰り返して装備品をどんどん強化していく


 「不思議の洞窟」と「摩訶不思議の洞窟」は、前述の通りアイテムを持ち込めない。レベルは必ず1からという鉄則があるので、毎回まっさらな状態からスタートする。どんなに強い装備品を持っていようが、ここでは関係なく、全員一律のスタートになるわけだ。

 ゲームバランスでは、「シュテン廻廊」と「シュテン迷宮」にはなかった、正式名称がわからないアイテムが登場する。これらはアイテム欄で黄色い文字で表示されており、実際に装備したり使用したりすれば、名前がわかったり、発動した効果から推定できたりする。逆に言えば、1回使わないとわからない。「識別の巻物」というアイテムを使用しても判明するが、「摩訶不思議の洞窟」ではその巻物まで名称不明になるため、やはり1度は思い切って使うことになる。場合によっては貴重なアイテムを無駄に使ってしまったり、逆にデメリットのあるアイテムを使って窮地に陥ることもある。

 そういった難しさがある分だけ、出てくるアイテムは優遇されているようで、早い段階から強力な装備品が入手できることが多い。どちらのダンジョンでも30階にいるボスを撃破するか、拾った「脱出の巻物」を使えば脱出でき、持ち帰ったアイテムは「シュテン廻廊」と「シュテン迷宮」には持ち込める。

 モンスターの能力を把握し、位置取りとアイテムを使うタイミングを見極めること、そして“運の有無”が命運を左右する。アイテムを持ち込めない分、毎回新たな気持ちで緊張してプレイに臨めるのが魅力だ。比較的上級者向けではあるが、脱出できればリターンも大きい。装備の強化が好きな人も、一度は挑戦してみていただきたい。

【スクリーンショット】
「不思議の洞窟」と「摩訶不思議の洞窟」にはアイテムを持ち込めない上、名前がわからないアイテムが登場し、さらに特殊攻撃を仕掛けてくる敵も増える。自分の腕とアイテム運でダンジョンの最奥を目指す、毎回新鮮なゲームプレイを楽しみたいというベテラン向けの設計



■ 携帯にベストマッチしたインターフェイス

矢を撃つ際は、5キーを長押しした後、撃ちたい方向のキーを押すだけ。元々モバイルゲームとして作られたのかと思うほど親和性が高い
 本作において最も強調したいのが、携帯電話のワンハンドインターフェイスとの親和性の高さである。シレンは前後左右とその間の斜めを加えた8方向に移動でき、それぞれ1から9の数字キーが移動方向に対応している。過去のシリーズをコンシューマでプレイした方なら、十字ボタンで斜めに移動するのが少々面倒だったのを思い出すはず。携帯ならば見たまま、移動したい方向のキーを押せばいいだけで、全くストレスがない。

 中央の5キーは、攻撃やメニューの決定キーになっている。0キーでアイテムなどのメニューが表示される。メニュー操作も、2キーで上、8キーで下に動く。さらに細かい話では、5キーを長く押せば矢を撃てるし、*キーでその場の方向転換もできる。全ての操作が携帯電話のキーに配置され、片手で快適に遊べるデザインになっている。

 「インターフェイスがよくても、携帯ではクオリティが低そう」と思っている人もいるかもしれないが、そこはメガiアプリ。解像度はQVGA(240×240ドット)で携帯ゲーム機と変わらないレベルになり、装備品1つ1つのデザインもきちんと書き込まれている。サウンドもヘッドフォンで聞くとややビットレートの低さが気になるものの、すぎやまこういち氏作曲のBGMをステレオサウンドで堪能できる。FOMA SH903iでプレイしていても、特にもたつくシーンもなく、快適にプレイできる。



■ 通信機能「LIVE」搭載。どこでも助けて、助けられて

通常の冒険とは別に、他のプレーヤーの救助をするモードが用意されている
 本作には携帯ならではの機能となる、「LIVE」機能が搭載されている。いわゆる通信機能で、他のプレーヤーと関われるいくつかの要素がある。

 「LIVE」でゲームに最も大きな影響を与えているのが、救助機能だ。ダンジョンを探索中に倒されてしまった場合、他のプレーヤーに救助を求められる。「助けてください!」などのコメントをつけてデータを送信すると、ドワンゴのサーバーに救助データが載せられる。それを見た他のプレーヤーがダンジョンにやってきて救助してくれれば、再び倒された場所から冒険を再開できる。

 もちろん、他のプレーヤーの救助も可能で、救助待ちのリストから助けたいプレーヤーを選んでダンジョンに向かう。基本的な仕組みは通常の冒険と同じだが、倒されたプレーヤーに触れて救助を終えた時点でダンジョンから脱出できる。ただし、倒されたプレーヤーは必ずモンスターハウス(多数のモンスターがひしめく部屋)の中にいるため、救助するプレーヤーがいる階までに、万全の準備を整えておく必要がある。救助しに向かったプレーヤーが倒された場合は、救助を求められない。最終階まで行かずに脱出できるのはメリットでもあるが、いくつかの決まりごとも付いてくるというわけだ。

 救助には同時に複数のプレーヤーが向かえる。この場合、協力して進むのではなく、パラレルワールド的にそれぞれが独立して救助に向かうことになる。もしその中で一番最初に救助できれば、報酬となるアイテムを受け取れ、助けたプレーヤーにはメッセージを送れる。逆に助けられた側は、一番最初に助けてくれたプレーヤーに対して、お礼のメッセージやアイテムを送れるようになっている。ちょっとしたコミュニケーションなのだが、他人と繋がっていることがはっきり感じられ、助けても助けられても嬉しい気分になる。

 ちなみに救助を求めている間も、新たな冒険には出られる。ただし救助完了の確認をするか、あるいは救助を諦めるまでは、ダンジョンで倒されても救助を求められない。

 株式会社セガが発売しているニンテンドーDS用「風来のシレンDS」では、ニンテンドーWi-Fiコネクションを通じて救助を依頼する機能がある。「LIVE」機能の救助もこれとほぼ同じなのだが、DSでは無線LAN環境が必要になるのに対し、携帯電話ならば電波さえ届けばどこでも使える。外を移動中にプレイしていて思わぬミスで倒されてしまっても、その場で救助を求められるわけだ。この手軽さは携帯ゲーム機には真似できない、モバイルゲームの強みといえるだろう。

【スクリーンショット】
ダンジョンで倒されてしまったプレーヤーの救助に向かう。必ずモンスターハウスの中で倒れているので、どの階にいるかを頭に入れて準備を進めておきたい
逆に自分が倒されてしまった場合、救助を要請できる。「助けてください!」などのメッセージを作って送信しておけば、他のプレーヤーが救助に向かってくれる……はず。あまり奥地だと数日かかることもあるが、大抵は誰かが救助してくれる



■ 「LIVE」をさらに深く! 実は“見る”のが一番楽しい?

他のプレーヤーの動きをリアルタイムに見られる「ライブ観戦」。既に冒険済みのデータを鑑賞する「アーカイブ観戦」もある
 通信機能は救助だけに止まらない。そもそも「LIVE」という名前が付いているのに、救助はライブ(生)ではない。「LIVE」の本命は、他のプレーヤーの様子を生で観戦できる機能にある。

 メニューから「観戦する」を選ぶと、ゲームを公開しているプレーヤーのリストが表示される。ダンジョンの種類や現在の階数も合わせて表示されるので、見たいプレーヤーを選べば、そのプレーヤーの動きを生中継で観戦できる。逆に自分のプレイを公開したい場合は、ダンジョンに入る際に「プレイデータを送信しますか?」と尋ねられるので、これに「はい」と答えればいい。「いいえ」を選べば送信されず、他人に自分のプレイを見られることはない。

 観戦、送信のいずれも、移動や攻撃だけでなく、アイテム欄の表示やカーソル移動に至るまで、全ての操作が送受信される。通信量もかなり多くなるので、この機能を使う際には「パケホーダイ」などのパケット定額サービスを利用しておいたほうがいいだろう。

 観戦する側は、アプリの利用者であれば誰でも制限なく見られる。観戦される側は、プレイデータを送信している場合のみ、他のユーザーからの観戦を受け付ける。なお、プレイデータを送信していない場合でも、前述の救助を求めることは可能だ。

 実際に他のプレーヤーの様子を観戦してみると、確かに生で動いているのがわかる。あと1発で倒されるというピンチに陥ったときには、操作の手が止まったり、カーソルがアイテム欄のあちこちを行き来したりする様子まで見えてしまう。同じプレーヤーとして、「そこは熟考するよね」と、見えない相手と気持ちを同調できてしまうのが面白い。

 プレーヤーの動きを見られるだけでなく、メッセージも自由に送受信できる。観戦に入った際、「こんにちは。ガンバレー!」とメッセージを送ると、プレーヤーから「ありがとう」と返事があった。小さい携帯電話でも「あ、今オンラインなんだなあ」と実感できる。またプレーヤーが持っているアイテムも随時確認できる。プレーヤーが困った様子を見せていれば、手持ちのアイテムを見た上で、アドバイスを送ることも可能だ。メッセージはフリーワードで送れるし、入力の面倒なアイテム名はアイテム欄から選ぶだけで入力できる。

 危ないシーンは見ているだけでもわが身のようにハラハラするのだが、どこか他人という意識が残っているようで、自分自身のプレッシャーや心配もなく、映画のクライマックスシーンを見るようなドキドキ感だけを味わえる。本作の美味しいところだけをいただいているようで、実は自分でプレイするよりも楽しめることすらある。実際そう感じているプレーヤーは多いようで、深い階層にいるプレーヤーを観戦すると、大抵は自分のほかに数人が見ている状況になっている。

【スクリーンショット】
メッセージを送信すると画面下に表示される。プレーヤーを応援したり、アイテムを確認してアドバイスを送ったりするだけでなく、観戦者同士で会話していてもいい



■ 観戦の楽しさは「ニコニコ動画」に通じる

 何度か観戦した中で記憶に残っているシーンがある。「不思議の洞窟」の25階くらいと深い位置のプレーヤーを観戦していた際、彼(彼女かもしれないが、シレンは男性なので彼としておこう)は2匹のモンスターに迫られた。それまでの戦いでかなりアイテムを消耗していたので、リスクを回避するため「高飛び草」(同じ階層内でランダムにワープする)で移動を試みた。ところが、飛んだ先は何とモンスターハウス!

 彼は熟考の末、「バクスイの巻物」(同じ部屋のモンスターを一定時間眠らせる)から「バクハツの巻物」(同じ部屋のモンスターに一定ダメージ)と繋ぎ、さらに寝ているモンスターを攻撃して倒せるだけ倒していった。しかし10匹近くのモンスターを残し、まもなく起きてしまうという場面で、手が止まってしまった。

 そこで私は手持ちアイテムを見て、「『聖域の巻物』(足元に置くと、通常攻撃を受け付けなくなる)から『かなしばりの巻物』(密着しているモンスターの動きを止める)で1匹ずつ倒しては?」とアドバイス。彼も名案だと思ったようで、「聖域の巻物」を床に置いた。ところが次のターン、特殊攻撃で剣を弾き飛ばされ、続いて眠らされ、あげくワープさせられてしまった。「聖域の巻物」が全くの無駄になった上、飛ばされた先では寝た状態で2匹のモンスターに迫られ、大ダメージを受けてしまった。

 反射的に応援メッセージに「Σ(゜△゜;)」と入力(顔文字もいくつかプリセットされている)。申し訳ないことをしたと思い、謝るメッセージを送信しようとしたが、まもなく彼は倒されてしまった。倒されるとその時点で観戦終了となるため、謝ることもできないまま。この場を借りて、彼にお詫びしたい。

 ……といったこともあるにはあるが、見知らぬ他のプレーヤーと気持ちを共有できるというのが、異様なほどに面白い。凄腕のプレーヤーが見事な切り抜け方を見せたときには、「おおっ、そんな手が!」と思わず感嘆の声を上げつつ賞賛のメッセージを送りたくなるし、観戦者が同時に何人もいると、プレーヤーそっちのけで観戦者同士の話が盛り上がることもある。生で作成者(プレーヤー)とやり取りができる「ニコニコ動画」をみんなで見ているような、珍妙かつ愉快な空間ができあがっている。

【スクリーンショット】
観戦はプレイ途中からでも可能なので、既に最終フロアに近いプレーヤーをライブ観戦できることもある。いきなりシビアな展開になっていることもあり、自分でプレイするよりお手軽に盛り上がれる



 「不思議のダンジョン」シリーズのシステムはとっくの昔に完成したものではあるが、そのレトロさゆえに延々とダンジョンに潜り続ける固定ファンがいる。本作はその伝統にのっとった上で、携帯電話と極めて親和性の高いゲーム内容だったという“運のよさ”と、どこでも通信できるという利点を見事に生かした「LIVE」機能によって、携帯ならではの楽しみ方を見せてくれた。現状では最新・最高の「シレン」であると自信を持って言うとともに、今後の進化にもまだまだ期待していきたい。

(C)2007 CHUNSOFT/すぎやまこういち

□ドワンゴのホームページ
http://dwango.jp/
□チュンソフトのホームページ
http://www.chunsoft.co.jp/
□「風来のシレンMEGA2」のページ
http://contents.dwango.jp/chunsoft/detail/shiren/mega.html
□関連情報
【11月22日】ドワンゴ、iモード「風来のシレンMEGA2」配信開始
「風来のシレンMEGA」に観戦・応援・救助機能を追加
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071122/shiren.htm

(2007年12月14日)

[Reported by 石田賀津男]



Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.