価格：未定(通常版、限定版)

主人公のメアリ。幼き日の記憶をなくしたまま、小さな教会で育てられてきた

　アイディアファクトリー株式会社は、プレイステーション 2用女性向け恋愛アドベンチャー「エーデルブルーメ」を、2008年4月に発売する。価格は未定。

　「エーデルブルーメ」は、ファンタジックホラーな雰囲気の漂う中世ヨーロッパの辺境の村を舞台にした女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。間もなく16歳の誕生日を迎える村の修道女・メアリを主人公に、せつなくも美しい恋愛物語が描かれる。キャラクタデザインは、薄葉カゲロー氏。

　ゲームシステムは、音声とメッセージで読み進めていく、オーソドックスなアドベンチャースタイルを採用。「オトメイト」ブランドではおなじみの「愛キャッチシステム」を搭載しており、攻略対象キャラクタの好感度が上昇する場合には独自のエフェクトが表示される親切設計となっている。また、「輪廻」をテーマにしたある仕掛けが組み込まれており、「繰り返しプレイ」することで見えてくる謎や新たな展開があるという。

　パッケージは通常版のほか、特典の同梱された限定版が発売される予定。限定版特典および予約特典は後日公開される。

【STORY】
時は中世。場所はヨーロッパの辺境、山々に囲まれた小さな村。そこは異端のもの――貴族――が治める村として、不可侵の領域とされていた。 　村の修道女メアリは、両親の顔を知らない。彼女は幼き日の記憶を無くしたまま、小さな教会で育てられてきた。 　16歳の誕生日を間近に控えたメアリは、夜ごと悪夢にうなされ始める。それは、自分が自分でなくなる感覚……内容までは思い出せないが、別の自分が何か恐ろしいことをしている――そんな夢であった。 　そして、満月の夜。山頂の居城で眠るはずの貴族――ジェラルドが舞い降り、村人たちに一つの要求を突きつけた。修道女メアリが16歳の誕生日を迎えた日、彼女を花嫁として捧げよと……。 　時を同じくして、村では怪現象が起こり始める。 【背景CG】

【登場キャラクタ】
ジェラルド・ヴィルベルヴィント汚れなき魂を持つ貴族。メアリを妻に迎えようとしている。	バラージュ・フォン・イシュトヴァーン汚れた魂を持つ貴族。その行動の真意は不明だが、殺戮を繰り返す。	コンラッド・バートリ中央教会から派遣された異端審問官。冷静沈着で、あまり感情を表には出さない。
ヴィクトル・フリードリヒメアリの幼馴染みで、村の不良少年。攻撃的な性格。	オーギュスト・ミュラーメアリの幼馴染みで、村では教師をしている。良識ある好青年。	リチャード・カンテミールメアリを何かと意識している村長の息子。美形だが独自の思考回路を持ち、色々とズレている。

【スクリーンショット】
プロローグ画面	主人公の名前は変更可能

メッセージフレームのあるオーソドックスな画面	プレーヤーの選択によりストーリーが分岐したり、好感度が上昇する	「愛キャッチシステム」で好感度の上昇が目で見てわかる

【イベントCG】

(C)2008 IDEA FACTORY / DESIGN FACTORY

□アイディアファクトリーのホームページ
http://www.ideaf.co.jp/
□「オトメイト」のページ
http://www.otomate.jp/
□「エーデルブルーメ」のページ
http://www.otomate.jp/edel_blume/index.html
□関連情報
【4月10日】アイディアファクトリー、女性向けブランド「オトメイト」設立
第1弾タイトルは「翡翠の雫 緋色の欠片 2」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070410/otome.htm

(2007年12月12日)

[Reported by 滝沢修]