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【進研ゼミ中学講座+i】 開講時期:2008年3月
受講費:12カ月一括 69,600円 【得点力学習DS】 発売日:2008年1月(12月3日17:00より受付) 価格:1教科 3,990円(別にパック、セットあり)
小・中・高校生向けの添削式の通信教育として有名な「進研ゼミ」の次世代型の学習スタイルとして提案されたのは、Webによる学習や、学習アドバイスをする「メンター制」を取り入れた新しい通信講座「進研ゼミ中学講座+i」と、ニンテンドーDS向けの中学生向け学習ソフト「得点力学習DS」シリーズ18タイトルの2つ。
ベネッセでは、単に紙上だけでのやりとりでは、モチベーションも維持しにくいということで、PCを使った学習と紙による学習を併用した「ブレンド学習」をテストしてきた。シンガポールなどではこの方式が効果を挙げているということだが、事前のモニター調査では、従来のテキストのみの学習を行なった人と比べ、新規項目の学習において、学習後のテスト正答率の伸びが平均25%を上回ったという。 また、通信添削講座では、「1人で勉強する」という孤独さが集中力と持続力を維持するには障害となっており、「進研ゼミ中学講座+i」では、従来の「赤ペン先生」だけでなく、トレーニングを受けたクラスコーチ(メンター)が、Web上でクラス(進捗や学習目標にあわせて設定される)を担当。近い目的で学習している生徒がいることを意識してもらいつつ、学習アドバイスや励ましのメッセージなどを発信していく。SNSも利用されるという。 「進研ゼミ中学講座+i」では、テキストの主要部分をPCで閲覧できるだけでなく、音声・動画機能を取り入れ、視覚的なわかりやすさを重視。間違えた問題は自動的に「ニガテBOX」へと登録され、このBOXを開くと、間違えた問題の中から重要なものが優先的に出題される。
また、将来に役立つ力を育成するために、「実践英語コーナー」なども搭載。英語学習などで正しい発音を学べるよう、音声認識も取り入れられている。ほかに、百科事典としてマイクロソフト株式会社のオンライン百科事典「エンカルタ」が内蔵されている。
■ 普及率、そしてタッチペンというインターフェイスがきっかけ「得点力学習DS」
'95年から中学生を対象にした電子教材「ポケットチャレンジ」を発売してきた同社の学習ソフト開発ノウハウが生かされた「得点力学習DS」は、数多くの教科書に対応。あらかじめ教科書を選択しておくことで、それぞれの単元・ページを設定。これに基づき、カレンダー機能と、データを保存し、それを再利用することによる繰り返し学習効果を狙ったタイトルとなっている。また、テスト前には「テスト範囲」を設定することで、その単元の項目から優先的に問題が出題される、弱点補強を蓄積データを利用して行なう「ニガテ抽出ドリル」といった機能も搭載している。 各教科に対応した単品ソフトが3,990円、「中1英数国」といった複数のソフトを収録する「パックソフト」が11,550~15,400円、さらに、複数のパックソフトを組み合わせた「セット」が24,990円という価格設定になっている。
12月3日、10時から電話窓口による受付を開始、17時からECサイトがオープンする。ソフトの発送は2008年1月下旬からとなる予定。「進研ゼミ」の会員でなくとも、直販のみだが、販売を受け付けるという。
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□ベネッセコーポレーションのホームページ (2007年11月22日) [Reported by 佐伯憲司]
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