価格：未定

ダンス審査員が小鳥さんのアナウンスに乱入!?

　株式会社バンダイナムコゲームスの「アイドルマスター」の新作となるXbox 360「アイドルマスター ライブフォーユー!（L4U!）」のお披露目が、渋谷O-EASTで10月28日に行なわれたライブ&トークイベント「Go to the NEXTSTAGE!! THE IDOLM@STER GREAT PARTY @TOKYO」で行なわれた。「Go to the NEXTSTAGE!! THE IDOLM@STER GREAT PARTY」は、11月3日に大阪・心斎橋BIG CAT、11月4日に渋谷O-EASTと今後2回行なわれる。

　「アイマス」イベントではおなじみの、765プロダクションの音無小鳥さんのアナウンスが会場に流れ……と、今回は生で滝田樹里さんがステージ脇から登場。そして、そこにダンス審査員が乱入、イベントを仕切るという流れでイベントがスタート。

　中村繪里子（天海春香役）さん、若林直美（秋月律子役）さん、今井麻美（如月千早役）さん、平田宏美（菊地 真役）さん、仁後真耶子（高槻やよい役）さん、下田麻美（双海亜美/真美役）さんがステージに登場、ファンと一体となって盛り上がった。

■ ライブシーンを好きなときに堪能できる? 「L4U!」

ライブシーンの撮影はどれぐらいの枚数が保存できるようになるのだろうか?

　まず、「L4U!」のプロモーションムービーがいきなり上映された。「L4U!」は、“アイドルLiveコーディネーター”というジャンルのタイトルで、自由な組み合わせでライブをコーディネートできる。

　つまり、「アイドルマスター」のオーディション合格後のTV出演シーンを自由に見られちゃったりするのかな……といった内容になるようだ。しかも、新キャラとして音無小鳥が登場、そして今冬登場予定……という話もステージ上で明らかにされた。

三浦あずさ、秋月律子、星井美希、高槻やよい、菊地 真、双海真美・亜美、水瀬伊織、天海春香、萩原雪歩、如月千早の10組11人はもちろん登場

　また、本作には「オリジナルアニメDVD」が同梱されるという。また、あの人気曲の「リミックス Ver.」などの新要素も入るらしい。今後の情報に期待してもらいたい。

会場でプロモーションムービーが上映された。数量限定ながらアニメDVDも同梱される

【スクリーンショット】

オーディションに勝つか、Xbox Liveでランキングを覗くなどすると閲覧できたライブシーン。今作ではこのライブシーンをさらにコーディネイトできるというが……その具体的な内容は今後の情報をお待ちいただきたい

バンダイナムコゲームスの坂上プロデューサー

　この「L4U!」に関して、坂上陽三プロデューサーへの質問コーナーが行なわれた。声優陣がそれぞれ質問くじを引いて、読み上げた質問に坂上プロデューサー（呼びにくいので、“神”こと若林直美さんがガミPと命名）が答えるという趣向。「前作のダウンロードコンテンツ用に、あと“何ゲイツ”用意すればいいですか?」、「セーラー服、スクール水着や赤ちゃんセットといったDLコンテンツは誰の趣味?（坂上氏は『僕です』と答えていた)」、「『L4U!』について説明してください」といった厳しい（?）質問に「パス」を連発するガミP。自腹で（?）来場者にプレゼントするハメになった。

　ちなみに、前作は11月1日に「プラチナコレクション」として2,940円で再発売される。「プラチナコレクション」販売記念と、「L4U!」の公開を記念して、10月31日からは、Xbox LIVEマーケットプレースにて、ダウンロードコンテンツとなっている一部アイテムの価格が期間限定で値下げされるので、買い逃しているユーザーはお見逃しなきよう。

■ 「ラジオdeアイマSHOW!」特別編公開録音も実施

　Webラジオ「ラジオdeアイマSHOW！」の特別バージョン「渋谷deアイマSHOW！」の公開録音も会場の1コーナーとして行なわれた。“まっちょちょん（マッチョから来たあだ名らしい）”こと仁後さんに腕相撲で挑戦するコーナーが行なわれた。若林さん、そして平田さんが挑戦したが、ほとんど何もできずに瞬殺。次の機会には、滝田さんと下田さんが挑戦するらしい。

　もうひとつ、ドラマ「765プロ ホームパーティ」も行なわれた。ある日突然社長から「後は頼む」と言われた小鳥さんが、亜美、真美とともにプロダクションをイメージチェンジ。所属アイドルのイメージを2つ提示し、会場の拍手の大きい方を実際に演じてみる、という内容だったが、春香にいたっては「ブラック」はいつものことなので速攻却下され、「赤ちゃん言葉」と「帰国子女」の2つを同時に演じるハメになるなど、笑いがあふれるコーナーとなった。

■ 「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST」シリーズの楽曲で盛り上がったライブ

CDのために書き起こされた新曲のオンパレードとなったライブ

　コロムビア株式会社から続々と発売されてきた「アイマス」のCDシリーズ。その中から、今回は7月18日より全11作「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST」シリーズの楽曲でのライブとなった。7月18日にリリースされた仁後さん、中村さん、そして下田さんで1幕、若林さん、平田さん、今井さんという順で2幕目が進行。トリを勤めたのは、10月24日に発売されたばかりの「FINALE」で初のCDリリースとなった小鳥さんこと滝田さん。7人がそれぞれのソロ楽曲を披露。ラストは全員で「i」を熱唱した。

　違うカラオケがかかったり、歌詞が飛んだり飛びそうになったり、といったちょっとしたトラブルはあったものの、初披露ながら全員堂々としたステージングで、ファンもきっちりアピールをあわせてそれに応えていた。

【セットリスト】
「キラメキラリ」
「I Want」
「スタ→トスタ→」
「いっぱいいっぱい」
「迷走Mind」
「目が逢う瞬間」
「空」
「i」

　ラストはガミPの残したプレゼントコーナー。出演者のサイン入り、Xbox 360の初回限定生産版「アイマス」と、フェイスプレートのセットが1名に当たったが、シート番号を決める方法が、「メンバーそれぞれが任意の数字を挙げ、それを中村さんが勝手にいじくりまくる」というルール。結局無事決まったものの、その過程はさぞや来場者をドキドキさせたに違いない。

　楽屋での囲み取材で中村さんや若林さんが今回のイベントは「赤羽（シークレットイベント）やSTUDIO COAST（THE IDOLM@STER 1st ANNIVERSARY LIVE）に近かった」と口にしていた。ただ、トークを中心としていたこともあって、「アドリブ上等」というまったりとした、でも気の抜けない流れの中、ライブ初体験の滝田さんは「緊張して胃がキリキリしていたが、先輩たちに助けられました。ぶっちゃけ、歌詞を間違えました」と告白（笑）。ほっとした表情を浮かべていたのが印象的だった。

　正式稼動前から精力的にイベントをこなしてきた「アイマス」メンバーたちだが、ステージを重ねるごとに、Xbox 360からのファンも参加したり、出演者も来場者も“進化”していると感じているという。これからの「アイマス」は「NEXT STAGE」ということで、このようなイベントがまた行なわれるだろう。社長が（生で）登場するのはいつのことか? などなど、興味は尽きない。まずは直近の大阪、そして東京の2回目のイベントも注目だ。

※画面は開発中のものです
(C)窪岡俊之 （C）2003 2007 NBGI

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□コロムビアミュージックエンタテインメントのホームページ
http://columbia.jp/
□「アイドルマスター」公式サイト
http://www.idolmaster.jp/
□関連情報
【10月3日】マイクロソフト、「Xbox 360 プラチナコレクション」第4弾。ラインナップに「アイドルマスター」を追加
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071003/xbox.htm

(2007年10月29日)

[Reported by 佐伯憲司 写真提供：バンダイナムコゲームス］