|
【PS2「バルドバレット イクリプリアム」】
価格:7,140円(通常版) PS2「バルドバレット イクリプリアム」は、PCゲームブランド「戯画」から2006年9月29日に発売されたWindows用「バルドバレット -リベリオン-」のPS2移植版。「バルドルシステム」と呼ばれる高度自律成長型推論ネットワークが政治・経済・ライフラインなどすべての事項を管理・運営している世界を舞台に、ロボットを操り、戦いを繰り広げるミリタリーアクションアドベンチャーとなっている。 今回開催された「シークレットミッション」は、事前に応募を受け付け、当選した100名にのみ場所と時間を伝えるというスタイルで行なわれたシークレットイベント。2部構成となっており、第1部は写真撮影もokで、blogへの掲載も推奨という口コミ展開も期待したファンイベントとなった。
第1部はプロデューサーの佐々木氏によるゲーム紹介。佐々木氏自らがPS2の実機で実際にプレイしながら説明した。ここでは雑誌やWeb媒体でほとんど触れられていない要素を披露。 1つ目は、地獄モードのパイロットボイスの入れ替え。マップ選択画面で、LボタンかRボタンを押すと、戦闘シーンのパイロットキャラクタの声が、他のキャラクタに変化するという。そして、初心者のための「ハイパーモード」を実演しながら、「イージーモードでもクリアできない人のための救済モードです。めちゃくちゃ簡単になっちゃうので、上手な人は封印してください」(佐々木氏) と、アクションが苦手な人のためであることを強調していた。 もう1つは新キャラクタの存在。序盤のレベッカのシーンで戦いが終わり、ほっとして帰還しようとしたところでレベッカの機体が罠にかかるシーンでそのキャラクタは登場した。「紹介します。新キャラの『地雷』です。今流行のメイドの格好をさせてみました(笑)」(佐々木氏) と発表すると会場も大爆笑。もちろん音声も入っており「声は初音ミクではありません(笑)。レベッカの酒井香奈子さんが2役やっています。なので、中の人的な見方をすると、酒井香奈子さんが酒井香奈子さんの罠にかかっているといえます。キャラクタの絵も描き下ろしなんですよ」と、本編以外にも手を入れるほどこだわって開発されているようだ。 プロデューサーへの質問コーナーでは、「バルド」シリーズのファンが集まっただけあり、シリーズものらしいところに質問が集中した。PC版からの変更点では、「1番の違いは音声を全部新規に収録しています。BGMも新規収録しています。シナリオも当然大幅に変わってまして、あんなシーンやこんなシーンはなくなっているんですけど、それ以外のシーンが追加されてまして、なんとかちゃんねる用語を現代風になおしました。日本語以外の記号も音声で入っていますので、どうやって言っているのかも楽しみにしてください」とアピール。「地雷ちゃんは攻略できますか?」という質問には「地雷ENDはありますよ。いわゆるゲームオーバーですけど(笑)」と答え、清水さんに「ああ、言っちゃった」と突っ込まれていた。 前作との絡みについては「基本的にはないですね。その代わり、アルケミストのホームページを昔から見ている方には『あれ?』と思うものがあります。中盤くらいまで進めていただくと出てきます」と他にもネタを仕込んでいることを伺わせた。一番オススメのキャラクタを聞かれた佐々木氏は「ステイですかね。ステイのルートも追加されています。ネタっぽいですけど。あとはやっぱり主人公のセルゲイです。もともと声がなかったので、ぜひ音声オフにしないでプレイしてください」というと、その音声を担当した清水さんも「これだけはお願いします。頑張りましたので」と頭を下げてお願いしていた。 第2部は、清水さんに加え、ナツメ・アソウ役の桃井はるこさん、レベッカ・プルシェンコ役の酒井香奈子さん、ステファン・ベルナンデス役の鳥山朋一さんが登場してのトークステージ。「音泉」で配信中のインターネットラジオ「バルドバレット ラジオプリアム」の出張版と題して、同じ構成をライブで再現した。 「日報連絡会議」のコーナーでは、このイベントの募集の際、応募フォームのコメント欄で寄せられた質問に4人が回答。質問者がその場にいることもあり、直接話しながら進行。また、出演者が早口言葉に挑戦する「シミーズ ブートキャンプ」と、軍隊で配給される食事を実際に食べる「『ミリメシ』食べちゃうぞ!」のコーナーも目の前で実際に行ない、出演者とファンが一体となって大きく盛り上がった。
最後は“momo-i”こと桃井はるこさんが、本作の主題歌「R・G・B…」と、「バルドフォースエグゼ」の主題歌「LOVE.EXE」を披露。締めくくりは参加者全員で「ミッションコンプリート!」と声を上げて、「シークレットミッション」は終了した。
(C)TGL/Alchemist
□アルケミストのホームページ (2007年10月15日) [Reported by 滝沢修]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|