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料金:700円 (入園料別、フリーパス利用不可)
「戦慄迷宮EX. バイオハザード」は、世界最長のウォークスルータイプのホラーアトラクションとして有名な「戦慄迷宮 4.0」を、カプコンのサバイバルホラーシリーズ「バイオハザード」の世界観をベースにバージョンアップさせたアトラクション。何より新しいのはシューティング要素を導入した点。 プレスプレビューの記者説明会で壇上に立った富士急ハイランドの石川社長は「『戦慄迷宮』は'99年にオープンし8年経ち、その間に歩行ルートや部屋を改良するなど4回リニューアルしてきた。この夏は『ドドンパ』などのアトラクションの待ち時間を凌ぐ時もあったほど人気がある」と根強い人気があることを明らかにした。これは実際に取材したときにも感じたことで、改装中のアトラクションを前にガッカリして引き返していくカップルが後を絶たなかった。 石川社長は「戦慄迷宮EX. バイオハザード」について、「本格的なシューティングシステムを導入した。お客様から『こんなものを作ったのか』と言われたい」と、これまでにないシステムを導入したことを明らかにし、「これまでのように一方的に驚かされるのではなく、ハンドガンで戦うことができる、これまでにないアトラクション。それゆえにゾンビも本気で襲ってくる」とその恐怖が本物であるとアピール。最後に「『バイオハザード』の世界観と合致し、本当に怖いものに仕上がった。『戦慄迷宮』は終着点のないホラーアトラクションでありたい」と語り締めくくった。 ストーリーは、ある山間部の小さな町のレンジャー部隊に、奇妙な事件の報告が入るところからはじまる。町はずれにある廃病院に無断で忍び込んだ若者2人の死体が発見される。しかしこの若者と一緒にいたトミーマクレガーという青年だけが行方不明となっており、捜索して欲しいという願いだった。2人の隊員が廃病院に向かうが、近くで倒れていたトミーを助けようとするとかみついてきた!! ゾンビ化した人間達が人々を襲い始めたのだ。本部に最悪の事態の報告が入ると共に、廃病院奥にはゾンビ化を修復する抗体ワクチンがあるらしい……との情報ももたらされる。来場者は隊員のひとりとなり、このワクチンを見つけるため恐怖に支配された病院の探索を始める事となる。 「戦慄迷宮EX. バイオハザード」の特筆すべき点はふたつある。ひとつはただ驚かされるだけでなく、ハンドガンを持ちゾンビを撃退することができるという点。もう一つは「バイオハザード」の世界観をうまく表現している点だ。ハンドガンはずっと持ち歩くのではなく、ポイント、ポイントで支給されるので、そこで使用することとなる。このハンドガンがずっしりとしておりなかなか本格的。振動機能も付いており、迫力ある銃撃を体感することができる。ハンドガンには赤外線のサイトが付いているので、(他の人の狙いと混同するかもしれないが) どこを狙っているのかまったくわからないと言うことはないだろう。 ネタバレになってしまうために詳しく書くことはできないが、同アトラクションは本当に「バイオハザード」の世界観をうまく取り込んでおり、ゲームをプレイした人であれば「もしかして……ここって出そう!」と恐怖感が倍増すること間違いなしだ。廃病院の入口に一歩踏み込めば、病院特有の臭いが漂い薄暗い中、一気に異世界に引き込まれる。病院内のあちこちにいる隊員の服装も凝っていて、「バイオハザード」らしさを表現している。さらに希望すれば防弾ベストを入口で貸してくれる。これを着ればなりきり度満点なので、ぜひともお願いしたいところ。 ホラー系が好きな人、「バイオハザード」をプレイしたことのある人にはお勧めだが、逆に、セットがあまりにもリアルに作られているため、ホラー系が苦手な人は入口に近づくこともやめた方が良い。まぁ、そんな心配はないかもしれないが。
挑戦する直前に写真を撮影する場所がある。撮影した写真は出口を出たところにあるショップで販売されている。写真かステッカーを選択することもできるので、なりきった所を記念に1枚収めてもらうのも良いだろう。
「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」 (C)CAPCOM CO.,LTD. 2007 ALL RIGHTS RESERVED. ※画面は開発中のものです。 ※このゲームには過激な表現が含まれております。 「バイオハザードIII」 (C)2007 Sony Pictures Entertainment (J) Inc. 11月3日(土・祝)スカラ座ほか全国一斉ロードショー 「ガンダム・クライシス」 (C)創通・サンライズ
□富士急ハイランドのホームページ (2007年10月5日) [Reported by 船津稔]
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