【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

サクセス、Xbox 360「オペレーション・ダークネス」
新情報を公開。戦況を有利に導く戦闘システムなど

10月11日 発売予定

価格:7,120円

CEROレーティング:D(17歳以上対象)

イメージイラスト
 株式会社サクセスは、Xbox 360用シミュレーションRPG「オペレーション・ダークネス」の新情報を明らかにした。10月11日発売予定で、価格は7,120円。

 今回明らかにされたのは、ゲームの舞台設定や戦闘シーンで採用されているシステムなどの詳細について。本稿では、公開された各要素の概要をお伝えしていく。

■ ゲームの舞台は第二次世界大戦中の西ヨーロッパ。ドイツ軍とヒトラーの秘密部隊を相手に激戦を展開

 本作の舞台となるのは、'42年にナチス・ドイツの侵攻によって開戦した第二次世界大戦の西ヨーロッパ。プレーヤーは、英軍特殊空挺部隊の一員となり、ヒトラー暗殺事件に関わることになる。

 ゲーム中は基本的には、史実に沿ったストーリーが展開する。ただし、「ドイツ軍が大戦中に秘密裏に開発を進めていた原爆がもし完成していたら?」といった、架空のシナリオもストーリーの合間に挿入される。

戦時中に実際に撮影された記録映像が、ナレーション付きで収録されている

 敵は、ドイツ軍全軍とヒトラーの秘密部隊。一方、プレーヤーが属する部隊は少数のユニットで構成された秘匿部隊。潜入工作時は限られた武器のみしか携行できず、時には敵の戦車と戦わなければならないこともある。

 ヒトラーの秘密部隊が登場するのは、ゲームの中盤以降となっている。秘密部隊には吸血鬼兵やゾンビなどが属しており、さらなる激戦が繰り広げられるという。このように本作は、史実とフィクションが融合された作品となっている。

見るからに人間ではないとわかる敵もいれば、軍服などを着込んでいるために一見しただけではどちらか判別しづらい敵もいる

■ 不利な状況を打開する多種多様な戦闘システム

 プレーヤーの所属する秘匿部隊は、敵地での破壊工作が主な任務となるため、身動きのとりやすい軽めの武器しか装備できない。また各シナリオに登場するユニット・武器の数が制限されており、さらに射撃武器にはヒット率・射程なども設定されている。

 これに対し、ドイツ軍やヒトラーの秘密部隊は、戦車を始めとする強力な兵器を多数所持している。そのため、敵の機甲部隊を相手にする場合など、正面からまともに戦いを挑んでも勝ち目は薄い。

本作には、機関銃やライフルなどおよそ40種類程度の武器が収録されている。装弾数や射程などは、武器によって異なる 圧倒的な戦力差のある敵に対し、味方部隊の兵士たちと力を合わせて戦っていく

先の展開を予測して、あらかじめ味方の行動を設定する。読みが当たれば、戦況を一変させることもできるだろう
 上記のように、基本的に不利な状況から戦闘が始まるわけだが、それを打開するためのひとつの方法として「コンビネーション・アタック・システム」と呼ばれる戦闘システムが搭載されている。

 これは、各ユニットの素早さを気にせずに連携攻撃を仕掛けることが可能となるシステム。事前に複数のユニットに対してCOVER(援護行動)を設定しておくと、連携の起点となるユニットが行動する際に、設定しておいたユニットが同時に移動・攻撃を行なう。

 このほか、「SPアタック」と呼ばれる特殊攻撃も、各キャラクタごとに1から4種程度用意されている。キャラクタのレベルが上がるごとに、より強力な特殊攻撃を習得できるようになっている。なおSPアタックには、特定の銃器や剣などを装備した状態でしか使用できないものも存在する。

【SPアタック(一部)】
「ハンマー・トゥ・フォール」。神の手を召喚し、エリア内にいる敵に対して遮蔽物無視の全方向攻撃を仕掛ける 「ボディ・リヴァイブ」。回復系のSPアタック。味方単体のHPを一定量回復することができる。遮蔽物の影響を受けず、全方向の味方に対して使用できる。敵には効果なし

 さらに戦闘中には、敵の所持する対戦車装備を奪取したり、マップ上の建物を遮蔽物として利用できるようになっており、これらの要素を加味した戦略を練ることによって互角以上の戦いを展開できるようになる。

例えば、戦車に対しては対戦車砲という具合に、相性のよいユニットで攻撃を仕掛けるのも重要となりそう マップ上のほとんどの建造物は、バズーカなどによる攻撃で破壊することができる。作戦遂行上、邪魔になるものを壊すことで戦況が有利になることもある。逆に、敵がバズーカなどを装備している場合は、建物の影に隠れていても安心はできない

■ 「Xbox LIVE」を利用して最大4人までの協力プレイも可能

ボイスチャットを活用すれば、「次の一手」を他のプレーヤーと相談しながら決めることもできる。シミュレーションの苦手な人には心強い機能と言えるだろう
 本作では、「Xbox LIVE」を介した最大4人までの協力プレイも楽しめる。1人のプレーヤーが操作できるのは、最大で3ユニットまでとなっている。

 オフラインプレイ時と異なるのは、各プレーヤーがユニットの操作を行なう際に、制限時間が設定されるところ。制限時間をオーバーすると自動的にそのプレーヤーの行動は終了となる。なお、操作可能なユニットがいなくなってしまったプレーヤーは、戦闘終了まで待機状態となる。


【スクリーンショット】
本作には、メインシナリオやサブシナリオなどを含め、合計で62にも及ぶステージが収録されている


(C) 2006 SUCCESS Corporation. / Illustrated by Yoshio Sugiura

□サクセスのホームページ
http://www.success-corp.co.jp/
□「オペレーション・ダークネス」のページ
http://www.success-corp.co.jp/software/xbox360/operation-darkness/
□関連情報
【7月30日】サクセス、Xbox 360「オペレーション・ダークネス」
日本での発売日が10月11日に決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070730/od.htm
【2005年7月25日】サクセス、Xbox 360に参入決定
「オペレーション・ダークネス」など2タイトルを発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050725/success.htm

(2007年9月27日)

[Reported by 中野信二]



Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.