【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

【東京ゲームショウ2007レポート】

ジャレコブースレポート編
「ネプリーグDS」、「アイドル雀士 スーチーパイIV」などをプレイアブル出展

9月20日~23日 開催予定(20、21日はビジネスデイ)

会場:幕張メッセ
入場料:当日1,200円、前売1,000円
    小学生以下無料


  今回のジャレコブースではニンテンドーDS用ソフトを2本、Wiiおよびプレイステーション 2用のソフトを各1タイトルずつと携帯電話用コンテンツ各種がプレイアブル出展されていた。各種ゲームの紹介およびファーストインプレッションと、本日22日までに行なわれたステージイベントの様子も合わせてお伝えしよう。


■ DS「ネプリーグDS」

 フジテレビ系列で放送中の人気バラエティ番組「ネプリーグ」と同じ出題形式で常識クイズが楽しめるソフト。「ファイブリーグ」、「ファイブツアーズ」、「ファイブボンバー」、「トロッコアドベンチャー」の合計4種類のクイズと、番組制作スタッフの監修による本作品オリジナルのミニゲームがプレイ可能。ゲーム中にはネプチューンの3人も解答者のキャラクタとして登場し、また問題出題時などのタイミングでは伊藤アナウンサーのボイスも聞くことができる。

 操作はタッチペンを使用して、モニター上に表示される選択肢や文字を選んでクイズに答えていくだけなのでとても簡単。だが操作方法とは対照的に、クイズのほうは大人でも思わず考え込んでしまうような難問もしばしば出題される。筆者も実際に「ファイブツアーズ」をプレイしてみたら、9問目の辺りで「つっ慳貪」の読みを問うクイズが出題され、なかなか正解できずに大苦戦を強いられてしまった。

 ゲーム内に収録された問題数は全部でなんと1万問以上もあるとのことなので、かなり遊び応えのある作品になりそう。1人でプレイしても十分に面白いが、実際の番組と同じように友人たちといっしょになってクイズにチャレンジすればさらに盛り上がることだろう。今冬発売予定。

【「ネプリーグDS」】
クイズは小学生レベルのものから社会人向けと思われる難問まで実に幅広いレベルの問題が収録され、大人でも十分に楽しめる内容となっている。テレビ番組の知名度が高いこともあり、ブース内ではこのコーナーが最もにぎわっていた


(C)FUJI TELEVISION/Watanabe Entertainment
(C)2007 JALECO LTD.

■ Wii「全国デコトラ祭り」

 派手な絵柄や電飾などを施し、魅せることにとことんこだわり抜いたトラック“デコトラ”を操り、レースやミニゲームなどが楽しめる作品。芸術丸をはじめとする40台以上の実在のデコトラが登場し、また自分のデコトラにはあらかじめデータが用意されている竜や牡丹などの模様を選んで描き込んだり、色を変えたりして自由にデザインをカスタマイズすることができるようになっている。

 会場には全部で4台が出展され、そのうち3台がコントローラーとヌンチャクを使ってプレーするミニゲームの“よさこい”が、残りの1台はデコトラの外装をデザインするためのペイントモードをプレイすることができるようになっていた。ただ、肝心のデコトラ自体を動かすことができるレースのモードが遊べなかったため、デコトラの迫力を直に体感することができなかったのが少々残念だった。

【「全国デコトラ祭り」】
デコトラのパーツやカラーリングなどは自由にカスタマイズが可能。来場者がプレイしているのはミニゲームの“よさこい”で、画面奥からよさこいを踊りながら走ってくるキャラクタがポイントを通過するタイミングに合わせ、表示される矢印と同じ方向にリモコンとヌンチャクを振っていくというゲームだ


(C)2007 JALECO LTD.

■ PS2「アイドル雀士 スーチーパイIV」

 アイドル雀士たちと2人打ち形式で勝負する、ジャレコお得意の美少女対戦麻雀ゲーム。'99年にアーケードゲームとして発売された前作「アイドル雀士 スーチーパイIII」以来、実に8年ぶりに登場するシリーズの最新作である。キャラクタは歴代の「スーチーパイ」シリーズでデザインを担当した園田健一氏が引き続き担当し、さらに今回の作品ではメイドカフェが舞台になるということで、各キャラが着ているメイド服などのコスチュームは萌え系のイラストを数多く手掛けたことで知られるぽよよんろっく氏がデザインしている。

 ゲーム開始時に対戦相手の女の子を選び、フルボイスの会話シーンをはさんでからの麻雀対決というゲームの進行はこれまでのシリーズ作品とまったく同じ。局後には神経衰弱形式のミニゲームがあり、カードのペアをそろえることでリーチ後に必ず一発でツモアガれたり、相手のアガリを無効にしてしまう必殺アイテムなどがゲットできるというシリーズの名物イベントも健在だ。発売は10月11日の予定。

【「アイドル雀士 スーチーパイIV」】
今回はヒロインたちがメイド服系のコスチュームで登場。ゲーム開始時はもちろん、対局中も状況に応じてヒロインたちがさまざまなセリフをしゃべって場を盛り上げてくれる。うまく必殺技アイテムを利用することで超大物手をアガれたり、勝った後にはお待ちかねのご褒美シーンが見られるのも本シリーズならではの伝統だ


(C)2007 JALECO LTD.

■ DS「忍者じゃじゃ丸くん」

 かつてファミリーコンピュータ用ソフトとして一世を風靡した「忍者じゃじゃ丸くん」のリメイク作品。主人公の忍者じゃじゃ丸くんを操作して、手裏剣を投げて敵を倒していく横スクロールアクションゲームで、各ステージの最後に待ち構えるボスを倒すとステージクリアとなる。

 十字キーでじゃじゃ丸くんを動かし、Bボタンを押すと手裏剣を投げ、Yボタンを押すとジャンプする。ステージ内のあちこちに落ちているアイテムを取ると手裏剣を2発同時に発射できるようになったり、爆弾などに装備を変えることも可能。また、ジャンプ中に再度Yボタンを押すと「壁蹴り」というアクションが発生し、これを利用して壁をキックしながらジャンプを繰り返すとどんな高いところへも登ることができる。ファミコン版では敵の攻撃を一度受けただけでミスになるが、本作品ではライフ制となっているので一撃で即死してしまうようなことはなく、またおにぎりや団子などのアイテムを取ることでライフを増やすこともできるようになっている。

 さらに巻物のアイテムを取ると、ストックした数だけさまざまな忍法が使用できる。今回出展されていたものでは、じゃじゃ丸くんの周囲を炎で包み込む火遁の術のような技しか確認できなかったが、製品版では分身したり空中を移動することができる忍法や、巨大なガマガエルに乗って敵をペロリと飲み込んでしまう、あの懐かしの“ガマパックン”も登場するとのことだ。2008年発売予定。

【DS「忍者じゃじゃ丸くん」】
頭が極端に大きい、かなりコミカルなデザインとなったじゃじゃ丸くん。上のモニターがメインのゲーム画面、下側にはスコアやアイテムのストック数などのデータが表示されるようになっている。手裏剣はボタンを連打するとシューティングゲームのように連射することも可能だ


(C)2008 JALECO LTD.

【「LUNATIA」(※映像出展のみ)】
11月にサービス開始を予定しているコミカルなキャラクタと世界観が特徴のPC用MMORPG。ユーザー自身がオリジナルのクエストやダンジョンなどを作ることができるというユニークなゲームシステムを搭載している


(C)2007 MGAME Corp./MGAME JAPAN Corp. Published By JALECO LTD.

【携帯コンテンツコーナー】
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの各キャリア端末を並べ、現在配信中のアプリコンテンツ「モモコ120%」や「アイドル雀士 スーチーパイII」などをプレイアブルで出展。さらにNTTドコモ用端末向けに近日配信予定している懐かしのシューティングゲーム、「ゲーム天国」も1台だけだが遊べるようになっていた。携帯でも操作がしやすいように、ショットはボタンを押さなくてもオートで発射されるなどの工夫がなされている



<ステージイベント>

 初日のビジネスデイにのみ開催された「全国デコトラ祭り」の第1回目のイベントでは、ドラマ「ミナミの帝王」や「岸和田少年愚連隊」などでおなじみのタレント竹内力……の双子の弟(?)であるRIKI氏が登場。実兄が作詞した「魁! ミッドナイト」「タイガー&ドラゴン 大阪挽歌」を熱唱し、来場者に作品を強烈にアピールした。本日開催のステージにおいては、甲斐◇風林火山のメンバーたちによる勇壮なよさこいダンスが披露された。「ネプリーグDS」は来場者の中から参加者希望者数名をステージに集め、プロデューサーのレクチャーを受けながらゲームを体験してもらう内容となっていた。

 また、本日からは「アイドル雀士 スーチーパイIV」でキャラクタボイスを担当した人気声優たちによるトークショーも新たにスタート。第1回目のトークショーでは、主人公ショウコ役の清水愛氏が司会進行を務め、他にもこおろぎさとみ氏や渡部由美氏などの声優が出演していた。さらにトークショー終了後にはテーマソングのライブやサイン入りカードなどがもらえるジャンケン大会もあり、ブース内に入りきれないほど多くの参加者を集めていた。

 なお、上記の各種イベントは23日にも開催が予定されている。

開催初日のビジネスデイではRIKI氏が「全国デコトラ祭り」のステージイベントに登場、2回目以降は甲斐◇風林火山によるよさこいダンスで場を盛り上げた。「ネプリーグDS」のイベントではネプチューンのメンバーたちがわずかな時間ではあるがVTRで出演、ゲームの面白さをPRしていた


□CESAのホームページ
http://www.cesa.or.jp/
□「東京ゲームショウ2007」のページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□ジャレコのホームページ
http://www.jalecogames.co.jp/

(2007年9月22日)

[Reported by 鴫原盛之]



Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.