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ASUSTeK、GeForce 8600 M GTを搭載した
ゲーマー向けノートPC「G1S」など3モデルを9月下旬発売

9月下旬 発売予定

価格:249,800円(G1S)
   209,800円(W7S ブラックモデル)
   189,800円(W7S ホワイトモデル)


 ASUSTeK Computerは9月7日、新型ノートPCの発表会を開催した。発表されたのは、ゲーマー向けモデルの「G1S」1機種と、パーソナル/ビジネスユース向けの「W7S」の2機種。いずれも9月下旬に発売される。

 発表会ではまず、ASUSTeK Computerセールス&マーケティング事業部ディレクターの佐藤秀樹氏が登壇。同社は日本においては、主にマザーボードのメーカーとして自作PCユーザーに知られている。しかし佐藤氏によると、昨年度(2006年)の同社の売り上げ比率では、ノートPC関連がマザーボードやデスクトップPC関連を上回り、出荷実績も400万台を突破。世界第9位のノートPCベンダーに成長しているという。

アスース・ジャパンの佐藤秀樹氏。ASUSTeK ComputerがノートPCでシェアを広げていることをアピールした



「G1S」
 ゲーマー向けモデルの「G1S」は、CPUにCore 2 Duo T7500 (2.2GHz)、メインメモリにPC2-5300 1GB(1GB×1搭載、最大4GB)、GPUにGeForce 8600 M GT(256MB、最大512MB)、120GB/5,400rpmのシリアルATA HDDを搭載。チップセットはPM965 Expressを採用。内蔵のDVDスーパーマルチドライブは、DVD±R DLの書き込みやLightScribeに対応する。価格は249,800円。

 ディスプレイは1,440×900ドット(WXGA+)の15.4型ワイド液晶モニタを採用。外部出力には、D-Sub 15ピンに加え、HDMIとS映像出力も搭載する。通信機能では、IEEE802.11a/b/g/n(Draft 2.0)の無線LANと、Bluetooth Version 2.0+EDR、Gigabit Ethernet×1が用意されている。

 インターフェイスでは、HDDなどを接続できるeSATAを搭載。このほか、ExpressCardスロット×1、USB 2.0×4、IEEE1394×1、SDメモリーカードやメモリースティックなどに対応したメモリーカードスロット×1などを搭載する。また液晶モニタ上部には、130万画素のカメラも備えている。

 スペックもさることながら、デザインも特徴的。キーボードは、FPSを始めとしたゲームでよく使われるW、S、A、Dキーとカーソルキーのみ、プリントの配色が変えられ目立つようになっている。またDirectX 9/10のソフトを起動すると、ディスプレイの横にあるグリーンのインジケーターが光る(ON/OFFの設定可能)。

 さらにキーボード上部には、「ダイレクトメッセンジャー」という小さな液晶を搭載。メーラー(Windowsメールなど)やメッセンジャーを起動しておけば、フルスクリーンでのゲームのプレイ中にメールやメッセージを受信したことを知らせてくれる。他にもバッテリーの残量表示やアラーム機能も利用でき、任意の文字列や時計などの表示も可能。

 OSは、Windows Vista Home Premium。各種ユーティリティソフトのほか、Microsoft Office Parsonal 2007などが付属する。

 本体のほかに、マウス(LogitechのMX518)と専用のリュックサックも付属する。本体サイズは354×284×36mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約3.25kg。バッテリー駆動時間は約2.17時間。

DirectXのゲームをプレイすると、ディスプレイの左右下部の出っ張った辺りが点滅または点灯する 天板はツルツルとした処理。写真でも「G1S」の文字が写りこんでいるように、かなり透明感がある キーピッチは広め。ストロークもノートにしては深めでクリック感がある
「ダイレクトメッセンジャー」に任意の文字を入力したところ Windowsのパフォーマンス評価では、グラフィックス関連で特に高いスコアが出ている 付属のリュックサック。「G1S」以外にもかなりのものを収納できる



「W7S」。上がブラックモデル、下がホワイトモデル
 パーソナル/ビジネスユース向けモデルの「W7S」は、ブラックとホワイトの2機種を用意。価格はブラックモデルが209,800円、ホワイトモデルが189,800円。カラーの違いだけでなく、一部スペックにも違いがある。

 スペックの違う部分のみ挙げると、まずブラックモデルは、CPUにCore 2 Duo T7500 (2.2GHz)、160GB/5,400rpmのシリアルATA HDD、充電式のBluetoothマウスを搭載。ホワイトモデルは、CPUにCore 2 Duo T7300 (2GHz)、120GB/5,400rpmのシリアルATA HDD、乾電池式のBluetoothマウスを搭載する。

 その他の仕様は共通で、メインメモリにPC2-5300 1GB(オンボード512MB+増設メモリ512MB、最大2.5GB)、チップセットはPM965 Express。GPUにGeForce 8400M G(128MB、最大384MB)を搭載しており、「G1S」にはスペック的に劣るが3Dゲームもプレイできる。内蔵のDVDスーパーマルチドライブは、DVD±R DLの書き込みやLightScribeに対応している。

 ディスプレイは、1,280×800ドット(WXGA)の13.3型ワイド液晶モニタを搭載。外部ディスプレイ出力には、D-Sub15ピンとS映像出力を備える。

 インターフェイスは、USB 2.0×3、Gigabit Ethernet×1、IEEE1394×1、ExpressCardスロット×1、メモリーカードスロット×1など。液晶モニタ上部に、130万画素のカメラを備えている。

 OSは、Windows Vista Home Premium。各種ユーティリティソフトのほか、Microsoft Office Parsonal 2007などが付属する。

 本体のほかに、ビジネスバッグ型の専用キャリングバッグとインナーケースが付属する。サイズは315×226.5×29.9(最厚部36.7)mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約1.95kg。バッテリー駆動時間はブラックモデルが約2.72時間、ホワイトモデルが約2.69時間。

「W7S」ブラックモデル。マウスは充電式のものを採用(写真は充電ケーブルを接続した状態)
「W7S」ホワイトモデルは、ブラックモデルと一部スペックが異なる。マウスは乾電池式


□ASUSTeK Computerのホームページ
http://www.asus.co.jp/
□関連情報
【1月17日】ASUSTeK、ハイエンドマザーボード「COMMANDO」発売
ゲーマーやオーバークロッカー向けの機能を搭載
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070117/asus.htm

(2007年9月7日)

[Reported by 石田賀津男]



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