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ネクソンジャパン、米Valveとライセンス契約締結
「Counter-Strike Online (仮称)」を開発へ

※画面は「Counter-Strike: Source」
7月26日 発表

 株式会社ネクソンジャパンは、米国のゲームソフト開発会社Valve Corporationとライセンス契約を締結し、「Counter-Strike Online (仮称)」の開発およびパブリッシング権を獲得したと発表した。サービス開始時期やビジネスモデルは未定。

 「Counter-Strike」は、'99年にリリースされたFPS「Half-Life」のMOD(Modification)として、ユーザー有志が開発した作品。当時としては画期的なシステムが好評を博し、原作を超えるほどの人気を獲得したことから、開発元のValve Softwareによってメンバーごと買い上げられ、同社の正式タイトルの1つとなっている。現在でもWorld Cyber Gamesをはじめとするe-スポーツの世界大会で正式種目として採用されるなど、高い人気を誇る。

 「Counter-Strike Online (仮称)」のゲーム内容は、詳しくは明らかにされていないものの、従来にはなかったゲームモードを加え、オンラインの特性に合わせた新しい形のゲームとして開発するとしている。

 本作は、日本のネクソンジャパンと韓国のNexon、中国・台湾のパートナー企業と提携して展開するとしており、韓国を皮切りに、各国で順次展開される予定。

 ネクソンジャパンの代表取締役社長デビッド・リー氏はリリースの中で、「多くのユーザーが待ちわびた『Counter-Strike Online (仮称)』の開発とパブリッシングサービスに携わることができ、嬉しく思います。今後もValveと積極的な協力関係を構築することで、より完成度の高いゲームを披露し、アジア市場での大きな成功とともにネクソンフループの名をより一層高めていきたいと考えています」とコメント。

 また、Valveの共同創業者兼会長のGabe Newell氏は、「オンラインゲームの開発力および運営・サービスのノウハウにおいて、世界的に認められているネクソングループとともに、『Counter-Strike Online (仮称)』を開発することができて光栄です。ネクソングループは『メイプルストーリー』など、世界的な成功を収めているオンラインゲームコンテンツを保有しているので、『Counter-Strike Online (仮称)』を成功へ導いてくれると確信しています」とコメントしている。

□ネクソンジャパンのホームページ
http://www.nexon.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nexon.co.jp/Company/JP/pressrelease/press_release_detail.aspx?oidArticle=667

(2007年7月26日)

[Reported by 滝沢修]



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