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まず最初に登場したのはコーポレイトエグゼクティブの佐伯雅司氏。「PSはSCEといういちメーカーの枠を超えて、関係各社やユーザー様と築き上げてきたプラットフォーム。最新プラットフォームでも、幅が広く、新しい、さまざまな楽しいクリエイティブを皆で盛り上げていきたい。PSPは第2次成長期。PS3は、年末にむけて再びローンチする勢いでやっていく」とコメントし、その意気込みを改めて示してみせた。 ここで登壇したのがソニー・コンピュータエンタテインメント代表取締役社長兼グループCEOの平井一夫氏。平井氏は服のポケットから新型PSP「PSP-2000」を取り出し掲げた平井氏は「一瞬見たところ『どこが変わっているの?』という印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、この新型PSPは、33%の軽量化と、19%の薄型化を達成した」とコメント。従来型PSPと新型PSPの重量をそれぞれ測ってみせるパフォーマンスを行ない、従来型が約280g、新型が約189gと、その違いをアピール。 発売日は9月20日で、価格は19,800円。本体カラーは、先日北米で開催されたトレードショウ「E3 2007」で発表された「ピアノ・ブラック」、「セラミック・ホワイト」、「アイス・シルバー」のほか、「Blume Series」と銘打たれた「ローズ・ピンク」、「ラベンダー・パープル」、「フェリシア・ブルー」を追加。Blume Seriesは、いずれも“花”をモチーフにした淡い色調とパール感が特徴。これらは女性ユーザーを強く意識したカラーリングと推察される。 新型PSPの目玉機能のひとつ“専用ケーブル接続によるビデオ出力”の実演は、DVDソフト「カジノ・ロワイヤル」こそ不調に終わったものの、ゲームタイトルに関しては見事に成功。PSP本体の液晶画面も十分綺麗だが、大型液晶TVに映し出されるPSPタイトルのグラフィックは、やはり迫力が違う。本機能の注意点としては、ゲーム画面のビデオ出力のみ、TV側が“プログレッシブ映像入力方式”に対応していること、さらにはD端子ケーブルとコンポーネントAVケーブルに限定されていることが挙げられる。これに関するアナウンスはあまり徹底されていないように感じられたため、利用を考えていた人は自宅にあるTVもしくはモニタ機能をチェックしておいたほうがいいだろう。
携帯電話などでおなじみになった「ワンセグ」への対応も明らかにされた。新型PSP専用周辺機器「ワンセグチューナー」を本体上側のUSB端子にセットするだけで、地上デジタルテレビ放送サービスの映像が閲覧できる。9月20日発売で、価格は6,980円。新型PSP専用ということもあり、個人的にはチューナー接続時の連続稼動時間が気になるところだ。
別会場には新型PSPの「PSP-2000」が展示されており、実際に触ることができた。また、ワンセグチューナも出展されており、すでに映像を見ることもできた。 まず「PSP-2000」を持ってみた感想としては「本当に軽い!!」ということ。これは筆者だけでなく取材会場にいた誰もが開口一番に「軽い!!」と言っていたのを見ると、共通意見と言えそうだ。女性や子供はもちろんだが、誰もがこの軽さの恩恵を受けることになる。 液晶についてはこれまでと変わりない大きさだ。この液晶の大きさを元にPSPが設計されているので、ここは譲れないところだろう。今回、外部ディスプレイに出力することが可能となったが、端子はヘッドフォン端子と兼用で、専用のケーブルを使用する。PSPの液晶と外部液晶との切替は、ディスプレイボタンを長押しすることで切り替える。
大きな違いはないが、ボタンの位置が若干変わっているなど、基板自体がかなり変わっている印象を受ける。また、UMDカバーがスイッチ式ではなく手動式となっており、こういった細かなところでコストダウンとメカニズムの省略を行ない、薄く、軽量化を実現させたと思われる。 ■ PS3「グランツーリスモ 5 プロローグ」
最初に映し出されたのは「ユーザーのマイページ(山内氏)」と呼ばれる基本画面。「今までのレースゲームであれば、タイトル画面があって、ゲームモードを選択するメニューがある、というのが普通。でも、本作はオンラインタイトル。オンラインのレースゲームって何だろう? って考えたとき『こういう構造をしてなきゃいけないんじゃないか』というふうにデザインした」という。 マイページは、左側にオンラインイベントなどが表示される月単位の半透明カレンダー、右側に現在乗っている車が大部分を占める。上側には(恐らくはライバルか友だちなどの)他プレーヤーの所在地や天候などが記された世界地図、下側にレース、ガレージ、アルバム、プロフィールなどのアイコンなどが配置されていた。背景は「今映っているのは、ドイツの田舎町をイメージしたもの」といい、プレーヤーが今乗っている車が、そこにたたずんでいるといった光景になる。インターフェイスといいレイアウトといい、その美しく洗練されたデザインセンスは“ため息モノ”の一言。本イベントはスクリーン撮影が一切禁じられていたため、記事中で紹介できないのが残念でならない。 車体のモデリングについては「相変わらず、物凄くこだわっている」という山内氏。ここではAUDI R8やフェラーリ F430などをサンプルに、細部まで徹底的に作りこまれた内装、さらにはエンジンルームの構造まで再現されている様子などが披露された。 レースシーンは、1080pの映像がリアルタイムでグイグイ動く。それだけでも十分凄いことなのだが、本作は16台まで同時に走行できる。シミュレーションの精度もさらに高められているというが、それ以上に山内氏が強調していたのが「敵車のAI」が、とても賢くなったこと。プレーヤー以外の車それぞれがAIによって状況を自律的に判断。自分のラインを守りつつ、さまざまな駆け引きを繰り広げるという。「これだけたくさんの車が同時に走るシーンは、グランツーリスモの歴史のなかでも初めてのこと。作っているぼくらも、実際にこれが動いたときは感動しました。やっぱりレースって車がたくさん走っていたほうが、いいものだなって思います」といい、さらに「ぼくらがこのタイトルで目指したのは“レースゲームの新しいスタンダード、ベンチマークを作りたい”ということです。グランツーリスモは、今年で10年目。また新しいレースゲームの標準を作りたい」と力強く宣言してくれた。
山内氏は、10月に開催される「東京モーターショー 2007」についても言及。というのも、本モーターショーは「約20年ぶりの、大きな革命の年」になるからだという。日本を代表する世界レベルのスポーツカーが軒並みカムバックしてくる記念すべき年であり、そういった「東京モーターショーでベールが剥ぎ取られる、宝石のような車(山内氏)」が「グランツーリスモ 5 プロローグ」でも順次登場させるつもりだという。発売日も、それに間に合わせるべく2007年10月に設定されている。発売日が待ちきれない人は、公式サイトの情報をこまめにチェックしておくといいだろう
■ PS3「白騎士物語」
本作は、主人公のほかに「エディットした“もうひとりのキャラクタ”を連れて行く」ことが可能だという。このエディット機能がハンパではなく、身長、体重などの基本項目から、目、鼻、口など各パーツの細かな部分、色、形、さらには“角度”に至るまで、ほぼすべてがエディット可能という凄まじさ。デモンストレーションでは、人気俳優の要潤さんがビデオ映像で登場。「ぼくも結構ゲームが好きで遊ぶときはキャラになりきったりしてしまうのですが、この『白騎士物語』は、本当に自分がキャラになってしまうゲームだそうですね。今日の発表会では、ぼくのアバターが登場するそうですね。それはみなさんがご確認ください」とコメントとともにスクリーンに映し出されたのは……まだ完成一歩手前のキャラクタ。ここから、ちょっと似の原型キャラクタが“ホンモノそっくり”に形作られていく過程が解説された。なお「エディットなんて面倒くさい」という人向けに、プリセットデータも用意されるという。 戦闘では、自分で“コンボ(技)”好きなように作ることが可能なシステムが搭載されている。ここでは、斬る→斬り上げる→空中で斬る→地面に叩きつける→炎をぶつけるといったコンボの作り方が披露された。コンボのエディット方法は、メニューから選んで組み合わせていくだけ。まだ戦闘システムは完全ではないというが、単発の技、魔法、コンボを状況に応じて使いわけることも可能になるようだ。 巨大モンスター「トロル」との戦いでは「変身」システムが登場。変身は、仮面や剣など、道具を使って“鎧をまとった巨大な騎士”に変身。イメージとしては、特撮アニメの変身のそれに近い。実際、ゲーム中のキャラクタは「変身!」を口にして変身ポーズを取る。
「今はまだ、PS3のラインナップにはRPGが少ない。少しでも早くリリースしたい」という日野氏。同社では「東京ゲームショウ2007」にプレイアブル出展すべく鋭意開発を進めているという。王道ファンタジーRPGが好きな人には要注目の1本となるだろう。
■ PS3「リトルビッグプラネット」、「PLAYSTATION Home」
SCEJジャパンスタジオ シニアバイスプレジデントの桐田富和氏によれば「ゲームを作るためのプログラム知識、難しい操作はまったく必要ない」という。障害物のエディット方法は、用意されたパーツをステージ中に“ペタペタ”と貼り付けるように配置していくだけ。重ねればくっついて色々な形になるし、そうして作ったオブジェクトを好きなように削ったり穴をあけたりすることが可能。大きさなども自由に設定できるため、バリエーションは想像力次第。まさに“無限”のバリエーションを持っているに等しい。 プレーヤーの分身となるキャラクタは、自由にエディットが可能。ディフォルメされた小さなぬいぐるみといった雰囲気で、これがまた実に可愛らしい。帽子やネッカーチーフなどカワイイ系のほか、眼帯、縫い目など結構エグいパーツなども用意されているようだが、動きがコミカルなため、それらを組み合わせたキャラを目の当たりにしても「怖い!」といった雰囲気は皆無。正直ここまでキャッチーだと思っていなかった筆者は、開発チームのメンバーが動かすキャラクタの可愛らしい仕草に相当「やられて」しまったくち。スクリーンショットでは伝わらないかもしれないが、これまた実に惜しい。これはもう、何でもいいから、「とにかく早く実物を見せるべき」だろう。 基本ルールは、一緒に遊ぶプレーヤーが一致団結して障害物を乗り越えてゴールを目指すという、実にシンプルなもの。オンライン含め、最大4人まで同時プレイが可能。多人数の場合は、仲間同士「力をあわせて」障害物をクリアしていくといった流れ。ただ、開発メンバー4人によるデモンストレーションを見る限り、障害物のクリアパターンは“アバウト”の一言。最初は「パズルゲームみたいに、ひとつずつキッチリ何かやらなきゃダメなのかな」と思っていたが、わりとテキトーにグイグイ先に進んでいく。このあたりはステージ製作者のさじ加減なのだろうが、それでも几帳面さとは対極にある大雑把さ、良くいえば「おおらかさ」が、画面全体からジンワリと伝わってくる。 もしかしたら「やろうと思えば純然としたパズルっぽいステージも作れますよ」といった作品なのかもしれないが、個人的には「砂場で作った大きな山にコースを掘ってドロ団子を転がす」的なテキトーさが、実に良い雰囲気と味わいで、なるべくなら「ガチガチには作れない」もしくは「作りようがない」ほうがステキなモノになるのでは……などと考えてしまう。 自作ステージは他プレーヤーと共有できるほか、SNS、マイスペースのようなコミュニティにアップロードしてコメントやランキングも楽しめるようになるという。「東京ゲームショウ 2007」にプレイアブル出展すべく、鋭意開発中。しつこいようだが「なるべく多くの人に、早く“動くところ”を見て欲しい」と願ってやまない。
今年のGDCでも報じられた「PLAYSTATION Home」は、仮想現実社会のディティール「街並みの様子」が、日本で行なわれるサービスについては「日本市場向けにアレンジされる」ことが明らかにされた。街中の移動には“バーチャルPSP”を使用。劇場や街中のスポットで映像コンテンツをシームレスに閲覧、自室となるマイホームスペースから庭に出て別アプリケーション「GARDEN」を立ち上げて庭作りを楽しむといった機能のデモが行なわれた。国内では2007年末にβサービスの実施が予定されている。
■ PS3「鉄拳6」、「のびのびボーイ」
「鉄拳6」は、アーケード版が秋頃から稼動予定。PS3版については現時点で未定。まずはPS3互換基板で稼動するアーケード版をユーザーにプレイしてもらい、PS3版のスペック、クオリティを楽しんで欲しいという。アーケード版から1年以内に、さまざまなモードを追加したパッケージ版を発売したいという。なお、8月にリリースされるPS3「鉄拳5 DRオンライン」同様、PS3「鉄拳6」もオンライン対戦が可能になる。
「塊魂」ディレクターを務めたナムコの高橋慶太氏が、2年前から企画を進めていたという新作「のびのびボーイ(仮)」のコンセプト映像も披露された。塊魂の主人公キャラクタが丸くなり、胴体がミミズのように長く伸縮するようになった……といったら伝わるだろうか。PS3の物理計算できちんと動くという主人公キャラクタが2本の手(足!?)でニョキニョキ歩く「キモカワイイ」姿に、会場全体から期待感の篭ったうすら笑いがジワジワと沸き起こる。今も筆者の脳裏から離れない、あのキモイ伸縮具合。詳細が明らかにされるのは、はたして何時頃になるのだろうか。
■ PS3「戦場のヴァルキュリア」
初公開タイトルのPS3「戦場のヴァルキュリア」は、「サクラ大戦」シリーズの主要スタッフが多数参加している注目のRPG。“征暦1935年”という架空の世界ながら、第二次世界大戦のヨーロッパをイメージさせる戦闘シーンがスクリーンに投影される。水彩画風のタッチで描かれた独特のグラフィックは「CANVAS」と呼ばれる表現技法だという。戦場という極限状態のなかで、現代で失われつつある“がむしゃらに生きる素晴らしさ”や“人と人とが触れ合う大切さ”など、しっかりとしたドラマが楽しめるスタイル。詳細は「東京ゲームショウ 2007」にて明らかにしたいという。
この他にも、セガは2タイトルを製作中。来春までには1タイトルが発売できる見込み……なのだが、ここで名越氏が「なぜコスプレをしてきたか」が明らかにされる。というのも、本来であればこの場で「あるタイトル」の映像を準備していたのだが、クオリティに満足がいかなかったため、思い切って出展を取りやめたというのだ。コスプレは、そのタイトルに関する“ヒント”。ヒット作「『龍が如く』シリーズを超えるエンターテインメント大作になる」といい切る名越氏。セガは、来年春までに計4タイトルの発売を予定。いずれも概要については9月14日のセガ戦略発表会で明らかにされるという。「(コスプレの)格好だけでは終わらせない」という名越氏のコメントからも、期待せずにはいられない。
■ PS3「METAL GEAR 4 GUNS OF THE PATRIOTS」
デモは、中東のとある場所。A国が雇っているPMCと、B国の民兵が対峙する戦場にスネークが潜入。ソリッドアイで熱源を探知し、索敵行動中の敵兵を発見すると、昨年のTGSムービーにもあった「銅像に偽装するスネーク」を実演。近くにあった銅像の局部を手で隠すモーションに、会場のあちこちから笑い声が起こる。この他にも、妙な腰つきでジリジリ動くほふく前進、敵兵の急所を攻撃、ドラム缶に隠れて移動し、そのまま転がって敵兵をなぎ倒す(回転で酔い出た途端におう吐)など、多彩なアクションの数々が会場内の笑いを誘う。 無論お笑い要素だけでなく、周辺の地形パターンをスーツに反映させる偽装機能、落ちている武器を拾う、ボディチェックで装備を奪う、可愛らしい動きをする新メタルギアMkII、目前で戦っている複数の勢力どちらに味方するか、FPS視点や左右など複数ある銃の構え、など、シリアスな新要素なども多数実演にて披露された。
一昨年「MGS3」でサービスを開始した「メタルギア オンライン」NOPS3版も準備しているといい、詳細については来週開催が予定されている20周年イベントで紹介するという。気になる発売日は今冬予定。PSP「メタルギアソリッド ポータブルOPS PLUS」は、新型PSPと同日の9月20日発売予定。
■ PS3「デビル メイ クライ4」、「バイオハザード5」
「デビル メイ クライ4」については、映像的には出来る限りのことをやろうと努力しているという。会場ではデモ映像が上映されたが、会場全体の食い入るような視線を見る限り、その努力は見事に結実しつつあるように感じられた。
もうひとつの注目作「バイオハザード5」については「『デビル メイ クライ4』もそうだが、カプコンでもっとも期待されているタイトル」とコメント。「本当に時間もスタッフの人数もかけていて、ぼくが『もう良いんじゃないか?』といっても、スタッフが『まだまだ』と作り続けている。開発統括という立場からすれば、困ったチームだなと思っている(笑)」と、熱の入った制作現場の様子を明らかにしてくれた。続いて公開されたショートバージョンのデモ映像は、アフリカの民族内覧を想起させる、重厚な雰囲気に満ちたものだった。
■ PS3「真・三國無双5」
今回コーエーが初公開したPS3タイトルは、全世界で1,500万本、国内で1,000万本の出荷を記録している「無双シリーズ」最新作「真・三國無双5」。プロデューサーの森中隆氏は、本作のコンセプトに「一騎当千の爽快感」、「究極のアクション」、「究極の戦場」をコンセプトに掲げる。
最新作では、キャラクタアクションと武器を一新。無限にアクションがつなげられる「連舞システム」により、カンフー映画のように派手な技が繰り出せるという。戦場シーンは、三国時代の戦場にいるような感覚に陥るほどの臨場感が味わえるという。実機デモでは、当然ながらPS2版とは比較にならない重厚かつ強烈な質感をともなった武将キャラクタが、凄まじいスピードと圧力で暴れ回る。発売時期は今秋予定。「東京ゲームショウ 2007」にプレイアブル出展したい意向という。
■ PS3「THE LAST LEMNANT」、「ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII」
PS3「THE LAST LEMNANT」は、3Dエンジンに「Unreal 3」を採用することで工数を低減し、日本語版と英語版の同時発売を目指している作品。70人以上のキャラクタが同時に戦闘を行なう。同社の新しいブランドタイトルとして育てていきたいという注目作品。
PS3「ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII」は、自社開発による3Dエンジン「ホワイトエンジン」をベースに開発が進められているタイトル。実機映像などの本格的なメディア露出は、2008年からになるという。「東京ゲームショウ 2007」では最新映像の公開を予定。PS3でしか実現できない表現を目指すとしているだけに、こちらにも多大な期待が寄せられている。 (2007年7月17日) [Reported by 豊臣和孝]
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