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「装甲騎兵ボトムズ」は、'83年にテレビ東京系列で放映されたミリタリーロボットアクションアニメ。アーマード・トルーパー(AT)と呼ばれる約4mサイズのロボットをまさに「戦いの道具」として扱うなど、ミリタリーを志向した各種設定、そしてAT乗り=ボトムズ(最低の野郎どもという意)の姿を中心に、ミステリアスな主人公、キリコ・キュービィーの超常的能力、謎の女性型素体=フィアナをはじめとした多彩な登場人物、エンターテインメント面を追及したストーリーに根強いファンがおり、OVAは6作、小説なども制作されてきた。10月からは、13年ぶりの新作となるOVA「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」がDVDで展開予定。
PS2版は、3人称視点をベースとした3Dアクションゲームだが、1人称視点もサポートされている。
今回公開されている情報としては、TV版第1部にあたる都市「ウド」の様子が明らかにされていることから、TV版をベースとしたストーリー展開になることが予想される。 「ウド」は惑星メルキアのローラシル大陸のほぼ中央に位置する都市。かつては重要な工業都市であったが、バララント軍の爆撃により壊滅的な打撃を受け、環境汚染によってウドの街には酸の雨が降る。爆撃によって軍需工場で使用さえていたヂヂリウムが飛散し、これを発掘しようとする者たちが集まり、都市が成立した。構造的には爆撃のクレーター内部を利用した階層都市となっており、中枢部には治安警察がある。戦争後には職を失った元軍人やならず者が溢れかえる混沌とした街となっている。ある事件をきっかけにこの街に流れ着いたキリコは、後々も関わりあう仲間たちと出会う。
ゲームモードで公開されているのは、キリコを主人公とし、次々とミッションをクリアしていく「ミッションモード」。
ATの特徴である、足裏などに取り付けられたグライディング・ホイールによる「ローラーダッシュ」、腕に仕込まれた火薬による爆発力を生かした「アームパンチ」といったアクションはもちろん再現済み。「ローラーダッシュ」によるスラローム走行や、足に設置された「ターンピック」による急旋回といったアクションがどう描かれるのか、登場するATはどれだけなのか、アニメファンには非常に興味ぶかいタイトルだ。
また、ATを戦闘兵器として扱うAT乗りならではのバイザーをあけての拳銃射撃はもちろん、AT自体を乗り降り可能。生身の体でのATとの戦いも実現されている。ここまでくれば、降着ポーズを使ったアクションなども再現されるか、今後の情報に期待したい。
(C) サンライズ (C) NBGI
□バンダイナムコゲームスのホームページ (2007年6月27日) [Reported by 佐伯憲司]
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