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「マイクロソフトゲームスタジオタイトル体験会」開催
「パックマン」日本代表やプロのレーシングドライバーが腕前を披露

6月16日 開催



挨拶に登場した「Xbox360mk2」と「XNEWS」の管理人
 マイクロソフト株式会社は、、「コミュニティー向けマイクロソフトゲームスタジオタイトル体験会」を、6月16日に東京・代田橋のマイクロソフト代田橋オフィスで開催した。

 この体験会は、Xbox 360ユーザーおよびPCゲーマーのコミュニティを対象にした、マイクロソフトゲームスタジオ(MGS)が開発したゲームタイトルの体験会。司会者と、開催に協力した「Xbox360mk2」と「XNEWS」の管理人らの挨拶からスタートした。

 その後、「Xbox 360 パックマンワールドチャンピオンシップ」で、予選を全世界1位で突破し、日本代表として挑んだ世界大会で7位に入賞した北谷広明さんが登場。「パックマン」の腕前を披露……といきたいところだったが、大勢の視線を集めて緊張してしまい、2度ほど続けてミスしてしまう。それでもモンスターをすり抜ける裏技や、モンスターの動きを完全に読み切った避け方を見せ、参加者達からも歓声と拍手が上がっていた。

 北谷さんはとにかくステージをクリアすることでスコアを稼ぐプレイスタイルとのことで、パワーえさを食べてもモンスターを追わず、シンプルにボーナスだけ取ってクリアしていた。また、21面以降は繰り返しになるので、それ以前のステージは逆にあまり慣れておらず、それと緊張があいまってミスしてしまったという。また、同じく大会で上位に入った2人のプレーヤーも登場し、「パックマン ワールドチャンピオンシップエディション」を使って、3人がそれぞれのプレイスタイルで見事な腕前を披露していた。

「Xbox 360 パックマンワールドチャンピオンシップ」日本代表の北谷広明さん 緊張で何度かミスしてしまったものの、随所にその腕前を披露していた ピンクのモンスターをすり抜ける直前の画面。このパターンで行くとちょうどすり抜けられるそうだ

 「パックマン」のプレイを堪能したところで試遊時間開始。試遊台の中でももっとも注目を集めていたのは、6月21日発売予定の「Shadowrun」のXbox 360とWindows版が8台ずつ用意されたクロスプラットフォーム対戦。ほかにも、「Gears of War」のシステムリンク対戦や、「Forza Motorsport 2」の3画面モードといった、普段は体験できないタイトルは、ほとんど人が途切れることのない人気ぶりだった。

3画面プレイが体験できた「Forza Motorsport 2」 「テストドライブ アンリミテッド」や「あつまれ! ピニャータ」などの試遊台も用意されていた CEROレーティングがZ区分なため、別室に用意された「Gears of War」

レーシングドライバーの土屋武士さん
 そして15時からはレーシングドライバーの土屋武士さんが登場。「このイベントで、鈴鹿サーキットの走り方をレクチャーするという話を聞いて、この日のために実車で練習してきました」と挨拶し、参加者の笑いを誘っていた。そして、「Forza Motorsport 2」で土屋さん自らがセッティングした車をオークションに出す企画では、3画面試遊台でプレイしながらセッティングを解説。プレイシートに座るところから、クッションをはずしたり、ハンドルやフットペダルとの距離を細かく調整しながら、「プライベートでは、プレイシートに実際のレースで使っているのと同じメーカーからシートを取り寄せ、ハンドルを固定する台も、チームのメカニックに鉄パイプで作ってもらってプレイしています」と、かなり本気でやり込んでいるエピソードを披露。セッティングについても、実車での経験をもとに事細かに解説した。

 続いて、鈴鹿サーキットの走り方のレクチャーでは、「Xbox Live パーク」の企画としてXbox Live上のプレーヤーたちを相手に走りながら、コース取りなどのポイントを解説。ここでも実車のレースで実際に使っているテクニックを交えながら、ブレーキングポイントの目印や各コーナーのギアまで、具体的に説明し、会場の参加者たちもプロジェクターに映し出された、土屋さんのレース映像を見ながら熱心に聞き入っていた。

 レクチャーを2回行なった後は、Xbox Live上でのガチンコ対決。揃った相手もかなりの腕前ということで、土屋さんの目も真剣そのもの。鈴鹿サーキットを舞台に、自己ベストに近い1分56秒台で周回を重ねるも、トップは1分54秒台というハイレベルな中、それでも土屋さんは最終ラップで2位に浮上し、本番に強いところを見せ付け、レース終了後には大きな拍手を浴びていた。

最初にシートやフットペダルも細かく調整するこだわりっぷり 実際にセッティングしながら、実践的なセッティングのポイントを解説 フットペダルの感覚を大事にするため、靴を脱いでプレイする土屋さん

 体験会では、土屋さんのイベントの合間に、「Shadowrun」を使って、Xbox 360版の8人と、Windows版8人に分かれてのクロスプラットフォームによるチーム対戦が行なわれた。結果はXbox 360版のチームが終始優勢に進めて勝利。Xbox Liveで体験版が配信されて、先に経験している分だけ有利だったといえる。実際にどちらのプラットフォームが有利かは、発売された後に明らかになるだろう。

 体験会の最後には懇親会と「Forza Motorsport 2」のデザインコンテスト、そしてプレゼントが用意された抽選会が行なわれ、イベントは終了した。

Xbox 360版8台とWindows版8台を並べてのクロスプラットフォーム対戦を行なった「Shadowrun」 イベント中に出品した土屋さんがセッティングした車のオークションの画面。見ている限りでは300万を超えていた 懇親会で行なわれたデザインコンテストで優勝した作品


□Xbox 360のホームページ
http://www.xbox.com/ja-JP/
□「Xbox 360 ブログ」の体験会告知ページ
http://xbox.spaces.live.com/blog/cns!378FEC038C02D52C!4258.entry
□関連情報
【6月13日】マイクロソフト、マイクロソフトゲームスタジオタイトル体験会開催
「Shadowrun」のクロスプラットフォーム対戦など8タイトルを出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070613/ms.htm

(2007年6月18日)

[Reported by 滝沢修]



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