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価格:7,140円
CEROレーティング:A (全年齢対象)
PS2「まじしゃんず・あかでみい」は、同社から発売中の同名のライトノベルのゲーム化作品。原作者は「スクラップド・プリンセス」などで知られる榊一郎氏で、キャラクタデザインはBLADE氏が担当している。原作の小説は、現在までに本編が8巻、外伝「まかでみ・らでぃかる」が5巻が発売され、さらにコミック化もされている。 舞台は、現代世界の亜空間にひっそりと存在する魔法使いたちの学園“まじしゃんず・あかでみい”。見習いの高校生“拓人”を中心に、メイド姿の魔物や巫女の格好をした神族などが登場し、大騒動を巻き起こす学園ラブコメディーとなっている。 ゲームは、物語を繰り広げるアドベンチャーパートと、戦闘を繰り広げるシナリオマップを繰り返して進行する。シナリオは新規書き下ろしで、原作にはないオリジナルなストーリーが展開。原作ファンにはこのストーリーも楽しみなところだ。
シナリオマップは、ターン制のシミュレーションRPG。原作おなじみのキャラクタたちに指示を出し、敵を蹴散らしていく。キャラクタの能力にレベルアップの概念はなく、戦闘に勝利することでもらえるアイテムを装備させることで強化していく。各アイテムは合成可能で、より強力なアイテムを生み出し、さらにパワーアップすることができる。
初回生産分には特典として、「まかでみ特製スティックポスター4枚セット」が付属する。描かれているキャラクタは、「拓人&榮太郎+エーネウス」、「鈴穂/鈴果&ミヤビ+シンクラヴィア」、「タナロット&シュタイン教授+ジャネット」、「ファルチェ&寒河江教授+御狩谷はるか」で、いずれもBLADE氏によるイラストとなっている。
一見、何の変哲もない普通すぎる高校生だが、これでもれっきとした“まじしゃんず・あかでみい”に通う見習い魔法使い。真面目で優しい性格。やや気が弱くて優柔不断なのが原因かどうかはわからないが、いつもいつも学園で起こる騒動に巻き込まれては大変な目に遭っている。
生身の人間である拓人は、HPや防御力が低く、接近戦は苦手。後方から距離を置いて複数攻撃が可能な魔法での攻撃が効果的。
拓人の従姉妹で幼少期のトラウマから失語症にかかり、二重人格に。普段は自前のスケッチブックに書くことで会話している。また、同じ肉体に同居している“鈴果”は乱暴者で恐いもの知らず。鈴穂が髪のリボンを解くことで“乙女分裂”し、蒼い髪の鈴果へとチェンジする。
拓人と同じくHPや防御力は低く、攻撃力も低い。“乙女分裂”によりチェンジする鈴果は攻撃力が高い接近戦タイプで、さらに敵の魔法を無力化する特殊能力も持っている。しかし、数ターンが経過すると鈴穂に戻ってしまうので使いどころがカギとなる。
拓人が学園の追試中、召喚魔法の失敗で造り出してしまった魔神。魔力総量数十万という“歩く核弾頭娘”ではあるが、本当の力の使い方はまだ自分でもわかっていない。懐いている拓人のためなら、たとえ火の中水の中という頑丈パワフル娘だが、たいていの場合は好き勝手に暴れ周り、事態を大きくしてしまう。
魔神という存在らしく、HPや防御力が高く接近戦攻撃を得意とする。前線へ配置して切り込み役に最適だが、唯一、魔法防御力が低いという欠点を持つため、魔法で攻撃してくる相手には注意が必要。
ほんわかおっとりとした口調で腹黒いことを言う美少女。正体は“上級可動式魔法機杖(ヴァリアブル・ワンド)”が精霊化したもので、原作3巻の登場シーンでは、“拓人を生贄に捕らえて魔王ごっこ”をしていたという怪伝説を持つ。現在では拓人を所有者として認め鈴穂やタナロット同様、拓人に寄り添っている。
通称“先輩”。学園内では学生&準教師という超一流の魔法使いで、オマケに美男子。ところが、“超”が付くほどのド変態ヲタクで、一流の魔法技能のほとんどを同人誌の制作やRPGのレベル上げなどの“そっち系の趣味”に浪費している。おまけに、毎度の騒ぎを一気にとんでもない方向へ発展させてしまう“トラブルブースター”である上、いつも“オイシイ所をかっさらう”とんでもない人だけど、愛すべき“先輩”。
可憐なメイド姿をしている榮太郎の使い魔。片方が槍で、もう片方がモップという妙な仕様の武器“デスキン”を操り、学園屈指の魔力を誇る魔物ではあるが、非常に良識派で頼りになる優美で清楚な美女。
拓人がエーネウスから託されたアイテム「プチネウス」を使用すると、エーネウスが助っ人として戦闘に参加してくれる。エーネウスの能力はズバ抜けているものの、3ターンしか助けてくれないので、ここぞという場面で使うといいだろう。
学園の食文化を守って数世紀……大食堂を守る“食神”にして、料理を極めるがあまり、食に関する魔法を覚えてしまった経歴を持つ。明るいキャラでいつもハイテンション。
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□エンターブレインのホームページ (2007年5月18日) [Reported by 滝沢修]
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