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「Halo3 マルチプレイヤー パブリック ベータ プログラム」
ファーストインプレッション

5月16日21時から
6月11日15時59分まで



 マイクロソフト株式会社(開発:Bungie Studios)のXbox 360用シューティング(FPS)「Halo3」。5月16日から「マルチプレイヤー パブリック ベータ プログラム」が開始された。このプログラムは、2月に実施された一般募集の当選者と、「ライオット アクト」の購入者のみが参加できる。

 さらにゴールドメンバーシップを所有し、HDDを搭載したXbox 360が必要という条件はあるものの、マルチプレイモード限定ながら、待望の「Halo3」がプレイできるということもあって、時間を問わず参加しているプレーヤーの姿を見かける。今回は、その模様をちょっぴり体験してみたので、レポートしていこう。


■ 期間延長! 今からでも「ライオット アクト」を買えば間に合う!

 前述のとおり、このプログラムに参加するには、2月の一般募集に当選するか、「ライオット アクト」のダウンロードコンテンツをHDDにダウンロードしてプレイするという2通りの方法がある。今回は、「ライオット アクト」を使ってテストに参加してみた。

 うっかり応募を忘れていた、という人は、「ライオット アクト」を購入すれば、期間中はいつでもテストに参加できるので、お店に急いでみよう。ちなみに実施期間は5月16日21時から6月11日15時59分まで。「ライオット アクト」経由でのダウンロードスタートが遅れたため、テスト期間が延長されている。

 「Halo3」をプレイするまでの流れだが、まずは「ライオット アクト」を起動。Xbox Liveに接続してサインインした状態で、「ダウンロードコンテンツ」メニューを開くと、「Halo3 ベータ版のダウンロード」というメニューが表示されるのを待つ。メニューが出現したら、Aボタンを押すと、コンテンツを購入(費用は必要なし)する手順でダウンロードが開始される。HDDにダウンロード先を指定すれば、ダウンロードが行なわれる。無事終了すると、先ほどと同じ「ダウンロードコンテンツ」メニューに「Halo3 ベータ版のプレイ」というメニューが出現するので、Aボタンを押せば起動する。初回起動時には本体の更新が行なわれる。



 タイトル画面は非常にシンプルだ。メニューは「PLAY THE BETA」、「VIEW A FILM」、「QUIT TO DASHBOARD」と3つしかないが、下に「プロフィール」と「フレンド」の表示があるのも注目。「プロフィール」はちょっと重要で、コントローラ設定(視界移動の感度調節やボタンおよびスティックのアサインレイアウトの変更)やキャラクタのスキンおよびエンブレムのカラー変更、ボイスチャットの音声の出力設定変更などはここで行なうことができる。アーマーのカラーは3カ所、エンブレムはメインとサブのデザイン変更とカラー変更、そして背景の変更が可能だ。

 操作方法はこのコントローラ設定で確認しておこう。Xboxまでとは違い、ボタンが増えているので、ボタンごとに役割分担されているので注意だ。ちなみに武器を拾う(持ち替える)ときはRBボタンを押しっぱなしにして、拾う武器の上を通過すればOK。片手武器なら、両手に持つこともできる。



 ゲームルールは、「Slayer」……いわゆるデスマッチ、ボールを保持する時間を争う「Oddball」、一定時間で移動するエリアを多く占拠し続けられるかを争う「Crazy King」、時間内でKill数を争う「Shotty Snipers」といったものがある。また、チーム戦ももちろん用意されている。マッチング終了後、1回だけルールとMAPに対して拒否することができる。参加メンバーの多数決で決定されるが、拒否が過半数を超えた場合、2回目に選ばれたルールとMAPで戦うことになる。



 マッチングは、フレンドの限られたメンバーで戦うこともできるし、「RAMBLE PIT」で近いランクのプレーヤーをオートで探して戦うこともできる。「RAMBLE PIT」は直近ランクからどんどん対象外へとサーチ対象を広げるので、時間によってはマッチングタイムがそれなりにかかることがあるのが残念。


■ 3つのMAP、新武器や乗り物なども登場

 今回のテストでは、「High Ground」「Snowbound」「Valhalla」の3つのマップを使用する。それぞれ、Bungie Studiosのホームページにはマップも公開されているので参考にして欲しい(名前からリンクしてある)。

 「High Ground」は、高台にある基地から海岸へ向けての急な傾斜があるステージ。基地の中はいろいろ入り組んでいるため、レーダーがあるとはいえ、敵との駆け引きは高低差を活かして戦いたいMAPだ。

 ここと、「Valhalla」では、新移動手段である「マングース」が登場する。4輪バギーで、「Halo」でおなじみの「ワードボグ」のように武装は搭載されていないが、高速に移動できる。ただし、旋回性は普通のバギーなので、止まったところを狙われてはひとたまりもない。また、「重力リフト」という設置型の重力兵器があり、この上を通過するとトランポリンのように打ち上げられてしまうので注意。

 「Snowbound」は、2つの基地の中央地下にトンネルが存在する。このトンネルと2つの基地はトンネルでつながっており、基地の入口は攻撃を防ぐシールドによってさえぎられている。

 このマップは、崖によって区切られている2辺はいいのだが、残りの2辺から外に出ようとすると、周辺に配置された砲塔から砲撃を受ける羽目になる。

 「Valhalla」には、乗った瞬間に高く打ち上げられるリフトが存在する。高速移動が可能だが、当然ただボーッと飛んでいるだけでは落下時や空中で目立つため、狙われる対象になるので、使用は慎重に。このステージには「ワードボグ」がある。

 新しい武器としては、フルオート連射の利く「Assault Rifle(アサルトライフル)」が標準装備。チャージ式で一定時間で強力な赤いレーザーを放出する「Spartan Laser(スパルタン・レーザー)、2つの刃物がついた「Brute Spiker(スパイカー)」といったものが登場している。また、グレネードは複数を同時に所持でき、新しくトゲの付いた「Brute Spike Grenade」が登場している。

 Bボタンによる近接攻撃は今回も強力。レーダーがあるのでなかなか成功しないかもしれないが、背後から近づいて殴れれば、それだけで敵を倒すことも可能だ。


 ベータテストということで、まだゲーム途中で止まってしまったりすることもあるが、真っ先に「Halo3」が遊べるチャンスであることは間違いない。このテストが製品版のマルチプレイモードの完成度の向上に役立つことを願いつつ、今後も様子を見ていきたい。



(C)2007 Microsoft Corporation. All rights reserved.

□Xbox 360のホームページ
http://www.xbox.com/ja-JP/
□「Halo 3」のページ
http://www.xbox.com/ja-JP/games/h/halo3/
□「Halo 3マルチプレイヤー パブリック ベータ プログラム」のページ
http://www.xbox.com/jp/halo3beta/
□関連情報
【5月16日】米Microsoft、Xbox 360「Halo 3」
「マルチプレイヤー パブリック ベータ プログラム」本日開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070516/halo.htm
【4月10日】米Microsoft、Xbox 360「Halo 3」
5月16日より「マルチプレイヤー パブリック ベータ プログラム」を開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070410/halo.htm
【1月29日】マイクロソフト、Xbox 360「Halo 3」βテスターを2月より募集
Xbox 360「ライオット アクト」購入者は全員参加可能
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070129/halo.htm

(2007年5月18日)

[Reported by 佐伯憲司]



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