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会場:幕張メッセ9、10、11ホール
本稿では、DSで発売予定の「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト(FFCCROF)」と「ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア(FFTA2)」のブースの様子を試遊レポートを交えつつお伝えする。
■DS「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト」
「FFCCROF」ブースには、12台のシングルプレイ機と、テーブルを囲んで最大4人まで同時にプレイできる4カ所のマルチプレイゾーンを出展。どちらも15分程度プレイすると、順番待ちの人と交代するルールで試遊が進められていた。 シングルプレイ台では、双子の運命を巡る物語の序盤部分を体験できた。プロローグが終わると、早速1つ目のダンジョンに突入。ここで、実際に仕掛けを解いたり敵とバトルをしたりしながら、基本的な操作方法を学ぶことができる。洞窟内に設置されている看板でいつでも操作方法を確認できるのが、「FFCC」シリーズを初めてプレイする人にとっては、とてもありがたいギミックと言えるだろう。 移動を始め、攻撃やジャンプなどの各アクションをスピーディに繰り出すことができるため、テンポ良くゲームを進めることができるのも好印象。指先に神経を集中させる機会の多いアクションRPGにおいて、自分の分身であるキャラクタを快適に操作できるのは、ゲームの面白さを左右する重要な要素のひとつと言える。 マルチプレイ台では、順番待ちをしている人の先頭から順に4人を、同じスペースに誘導。この中から、リーダーとなる人を決めて対戦型クエストに挑戦する。試遊台で体験できるのは、モーグリ草の獲得数を競う「モーグリ草引き抜きクエスト」、フィールド上の「シンボル」を奪い合う「シンボルゲッタークエスト」、闘技場でのモンスター撃破数を競う「モンスターカーニバル」の3種類。 基本的に、「スクウェア・エニックス」のスタッフさん主導でプレイを進められるが、友達4人でまとまって遊ばない限りは知らない人とプレイすることになる。プレイ前に「よろしくお願いします」程度の挨拶は交わしておいたほうがいいだろう。
なお、「まずは一人で腕試し」と考える人が多かったためか、シングルプレイ台は一般入場者が会場入りして間もなく待ち時間が100分程度となっていた。これに対し、入り口が2カ所あるマルチプレイゾーンが本格的に混み始めたのは12時前後から。どちらのモードでもいいから、とりあえず本作をプレイしておきたいという人は、比較的空いているマルチプレイゾーンのほうをこまめにチェックするといいかもしれない。
(C)2007 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN:Toshiyuki Itahana
■DS「ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア」
「FFTA2」ブースには、30台のシングルプレイ機が用意されていた。試遊は、順番待ちの30人が同時にブース内に入り、スタッフの合図とともにプレイを開始。約15分経過したところでプレイ終了となり、次に入る30人と交代するという流れで進められた。 試遊台では、シミュレーションRPGが苦手な人向けの「ニューゲーム」と「FFT」シリーズ経験者向けの「ロードゲーム」のいずれかを選択してプレイすることができた。 「ニューゲーム」で体験できるのは、ゲームの舞台となる「イヴァリース」に初めて足を踏み入れたところからのストーリー。ゲストNPCとして参加している「シド」たちの力を借りつつ、序盤での強敵となる「デカトリス」を撃破することに挑戦する。一方、「ロードゲーム」では、あらかじめセーブされているデータをロードし、マップ上を移動して町へ移動。パブで依頼されるクエストにチャレンジする。 プレイしてみた感触では、キャラを移動させたり、敵を攻撃するなどの基本的な戦闘システムは、これまでの「FFT」シリーズと同じ。敵も含めたキャラクタのスピードによって行動順が決まり、行動可能となったキャラクタを動かす際にはあらかじめ用意されている「こうげき」や「たいき」などの「コマンド」を利用する。『前作は未プレイだが「FFT」シリーズはいくつか遊んだことがある』程度の筆者でも、すんなりゲームを進めることができた。 また、これはブースに設置されているモニターで確認したことだが、召喚獣は2画面をフルに使った演出とともに登場する。グラフィックスのクオリティは次世代機には到底敵わないが、DSというハードの特性を活かした、2画面を突き抜けるようにして登場する召喚獣の迫力はなかなかのもの。 なお、今回の体験版では、約15分というプレイ時間が設定されているが、その間にいくつかのバトルをクリアすれば「続きは製品版で」という体験版ではお馴染みのメッセージを見ることができるという。
「FFTA2」ブースは、一般入場者が会場入りする10時を過ぎたあたりから一気に人が増え始め、11時を過ぎたころからは120分待ちという状態が常に続いていた。このタイトルを、試遊してみたいという人は、午前中にブースに足を運んだほうがいいだろう。
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□スクウェア・エニックスのホームページ (2007年5月12日) [Reported by 中野信二]
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