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会場:SHIBUYA109スクエア
同社は「モバゲータウン」の新TV-CMに人気お笑い芸人コンビ「よゐこ」の有野晋哉氏と濱口優氏を起用。この日は「よゐこ」のお2人が新CMと、自ら開発をプロデュースしたという携帯ゲームのプレゼンテーションを行なった。
そして、いよいよ「よゐこ」の出番。まず、ステージには有野晋哉氏が単独で登場。有野氏は研究所を舞台とした新CMにちなみ白衣姿で登場。有野氏は「モバゲータウン」内の携帯ゲーム「よゐこの街ゴルフ」(5月10日より配信開始)、「よゐこの射的パズル」(5月14日より配信開始) のプロデューサーとして企画・開発に参加。よゐこが考案したルール、キャラクタ、台詞などがゲーム内に登場する。
会場のモニターでは「モバゲータウン」のCMが放映された。CMの内容は「モバゲー開発研究所」で有野氏と浜口氏がベッドに寝かされて、何かの装置を取り付けられている。有野氏は「俺のゲームへの頭脳と……」、浜口氏は「俺のギャグへの頭脳を……」とつぶやくと、電流が流れるとともに2人の脳から才能が抽出され「みんなのケータイゲームに!」と2人が叫ぶというもの」。有野氏はCMについての感想を聞かれると「研究所員の役に外人さんが出てるんですけど、全員日本語ぺらぺらなんですよね(笑)。その人たちがグチをこぼしていたのが面白かった」とコメントした。
ここで有野氏は「浜口君、リアルゴルフゲームやってみようや」と発言。リアルゴルフゲームとは、巨大なケータイ画面風の箱の中で、ゴルフパットで空き缶を叩きゴミ箱にホールインワンさせるというもの。ゲームの中ではトランクス一枚という浜口氏は、肌色全身タイツの上にトランクスという姿でリアルゴルフゲームに参加。「何でこんな格好なんや(笑)。ほんまは裸でやりたかったけど、渋谷の条例とかやばいから」と不満を言いつつもショットを放つ浜口氏。だが、空き缶はゴミ箱に入らず、何度も打ち直しをしてしまう。絵的な地味さも手伝って、イベントステージは微妙な空気に包まれてしまう。
しかし、そこはさすがに芸歴の長い2人。場の空気を察知した浜口氏は「有野さん、17年の芸歴をもってしても、この場を盛り上げることは無理です!」とあっさり放棄。すべったシーン自体をいじることで、ある意味和やかなムードを作り上げていた。また、有野氏のラストショットでも空き缶は入らなかったものの、ゴミ箱から蝶が登場して笑いが起きる。2人の笑いに対する執念が起こした奇跡としか言いようがない場面であった。
よゐこは2人ともゲームに造詣が深く、その2人が開発にタッチしたゲームは今回で3度目だという。単なるお飾りタレントではなく、ゲームファンとして開発から参加したという携帯ゲーム。よゐこファン以外のユーザーも一見の価値はあるといえるだろう。
□ディー・エヌ・エーのホームページ (2007年5月10日) [Reported by 福田柵太郎]
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