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価格:8,980円
【ソルフェージュ ~Over ture~】
価格:3,000円
「ソルフェージュ」は、「エンジェリック コンサート」から続く、ミュージックアクションアドベンチャーの最新作。今作では、名門女子高「桜立舎学苑(おうりつしゃがくえん)」を舞台に、女の子同士の友情物語が描かれている。原画・キャラクタデザインは椋本夏夜氏。主題歌を含む6曲を榊原ゆいさんが担当する。発売時期は2007年冬で、価格は8,980円。
発売はかなり先だが、それに先駆けてプレリュードディスク「ソルフェージュ ~Over ture~」が6月29日に発売される。内容は、椋本氏によるコミック「序章」やラフ、制服設定などを収めた「設定集」と、ミニアドベンチャー&ミュージックアクションゲーム「少女達の園」やBGM集、先行デモムービー、壁紙、スクリーンセーバーなどを収録した「PreludeDisc」、そして主題歌「Little wing」他1曲を収録したマキシCDが同梱される。
この日のステージイベントには、歌のほか、主人公・宮藤かぐら役も担当する榊原ゆいさんと、主人公の親友・幸村ちほ役の伊月ゆいさんが登場し、工画堂スタジオのイベントではおなじみとなった、桜ふみさんの司会で、「ソルフェージュ」の発表、そしてトーク&ミニライブが行なわれた。
キャラクタ設定の話題では、主人公の宮藤かぐらは猫を飼っている話に及ぶと、伊月さんはかなりの猫好きで、伊月さんの飼っている猫がかわいいという話で一気に盛り上がった。一方で、榊原さんと桜ふみさんは猫は好きだけど、お互いに猫アレルギーを持つということで意気投合するなど、キャラクタの紹介をしながら、笑いを織り交ぜ、楽しいトークを展開した。 音声収録へ向けて、榊原さんは「ヒロインではなくて主人公なんですよね。女の子が主人公というのはあまりないんですけど。見た目通り、おとなしめなんだけど元気なのを表現するために、おとなしくなりすぎず、明るく主人公らしいポジションで頑張りたいたいなと思います」と意気込みを語った。主人公の親友役の伊月さんは「いただいた資料には『親友だと思っている』となっていて、その後に『でも、それは本当です』と書いてあったから、この子が勝手に親友だと思い込んでいるわけではなかったので良かったです(笑)」という伊月さんらしい(?)エピソードを披露していた。 続くミニライブでは、本作の主題歌「Little wing」を榊原さんが熱唱。今回が初披露にもかかわらず、ファンの手拍子もピッタリとはまっており、会場全体が大きな熱気に包まれた。 ステージの最後に、榊原さんは「今日発表されたばっかりの『ソルフェージュ』ですが、まだ私達も知らない展開や、これから理解を深めていく内容があります。世界観に入り込んで演じていきたいです。また、いい歌を作って皆様に届けられるように頑張りたいと思いますので、私の歌に乗せてキーボードを叩きまくれる日を楽しみにしていてください」とアピールしていた。
伊月さんは「イメージイラストを見るだけで私自身もすごく楽しみなゲームで、早く演じたくてしょうがないです。(キャラクタ2人は)親友同士ということで、これからは毎日ゆいにゃん(榊原さん)と連絡をとってリアルのところで親友感を深めつつ、ゲームの収録に臨みたいと思います」と意気込みを語った。
■ 榊原ゆいさんと伊月ゆいさんにミニインタビュー
Q. ステージイベントはいかがでしたか? 榊原さん: 今日は朝早くからたくさんのファンがお越しいただき、また最初のオフィシャル発表ということで、お客さまが真剣に聞いていてくださったので、作品に対していい感触を得たと思います。 伊月さん: ステージでしゃべっている間もどんどんとお客さまが増えてきて、それだけこのゲームが期待されているのがわかって、気合を入れて収録に挑みたいと感じました。榊原ゆいちゃんと一緒のステージで、知り合ったのは結構前だったんだけど、メールでやりとりしていて、共演するのも、これだけいろいろと直接話すのも初めてでしたが、友達同士でやりやすくて、楽しかった。また、榊原ゆいちゃんと一緒にゲームを作っていけるのが嬉しいです。 Q. 曲の制作はどのような感じでしょうか? 榊原さん: ゲームはミュージックアクションで、設定も音楽科の生徒と、“音楽”がテーマになっていて、あとお嬢様風ということで、やわらかいイメージです。1つ1つの音楽が心に響く、魔法になるといいなと思います。主人公のかぐらちゃんをはじめ、ほかの登場人物たちと奏でる音を翼に替えて羽ばたいていこうという、女の子たちの成長も兼ねて「Little wing」というさわやかでかわいらしいキラキラした歌を目指しました。 私は、普段はかっこいい曲ばかりで、かわいい曲はあまり作らないので、結構プレッシャーでドキドキしながらでしたが、イメージ通りのものができました。編曲はAngel Noteさんが担当してくださったのですが、注文した通りのキラキラ感を出してくださったので、良かったです。今日のステージが初披露だったにもかかわらず、お客様もすごくノってくださったので嬉しかったです。 Q. キャラクタの印象は? 榊原さん: 工画堂スタジオさんからキャラクタの絵をいただく前から、自分でネットで調べまくったら、私の大好きな雰囲気の絵で一目ぼれしました。こういう淡い雰囲気の絵って暗くなりがちなんですが、すごくやわらかくてお嬢様の清楚な雰囲気が出ていて、曲のイメージにも生かしています。あと、頭のぽっこりもかわいいなと思って、さらに愛着がわきました。 伊月さん: すべての女の子がかわいくて、その中でもちほちゃんはベレー帽をかぶっていて、私もベレー帽が大好きなので嬉しいというのが第一印象です。キャラクタの設定をうかがう前に、榊原ゆいさんから『2人は親友なんだってー』とメールが来て、さらに嬉しくなりました。また、ステージもこうして一緒にできて、私にとってビックリがいっぱいです。獣医さんになりたいとか、猫が大好きとか、私も日記に猫のことばかり書くほど猫が大好きなので、ほんとに気持ちがわかるというキャラクタを演じさせていただけるなんて幸せです。 猫を2匹飼っているのですが、名前は楽器からとった「ビオラ」と、イタリア語の音楽用語の「シンティランテ」からとった「シンティ」と、「ソルフェージュ」にピッタリですね。出演もOKです(笑)。 Q. 本作は音楽科が舞台ですが、何か楽器などを習った経験は? 榊原さん: 4歳から4歳までピアノを習っていました(笑)。1年なかったんですが、親の話によるとすごく進みが早かったらしいです。でも、無理やりやらされていたから嫌になってやめちゃったんでしょうね。それからはのど1本です。作曲も鼻歌で、それを地道にデータにおとしています。作曲のとき、楽器ではどうしても歌うと喉に不自然な旋律になることがあるんですが、鼻歌では喉に無理のない自然な旋律になるので、私にはこのやり方が合っています。 伊月さん: エレクトーンを数年習っていました。あと、私がずっとやりたいと思っている楽器はハープです。 Q. 本作はパソコンゲームですがPCはどのようなときに使いますか? 榊原さん: 仕事とネットですね。あとは日記とか。今はデータやりとりで、パソコンがないと仕事になりませんよね(笑)。 伊月さん: 3台持っています。私はパソコン大好きなんですよ。3台のうち1台は自作パソコンで、組み立てるときには秋葉原に行って、「このCPUなんですけど、マザーボードはどれが合いますか?」って聞いたりしていました(笑)。ゲームも大好きで、ネットゲームやRPG、昔はアーケードで音ゲーなどもやってました。 榊原さん: 私も「ビーマニ」世代でよくはまってました。PS2版でも専用コントローラを買うほどで、一時はプレイしすぎて、コントローラを叩く音で近所から苦情がくるくらい遊んでました(笑)。 Q. 最後にファンの方へメッセージをお願いします。 榊原さん: 発売のこんなに前からイベントに参加させていただいたり、曲を作ったりと、早くから関わっている作品もそんなにないので、もう台本をいただく前にのめりこんでしまいそうです。声優で初の作詞・作曲・ボーカルということで、私の活動をフルに使って新しいことに挑戦できる場を与えてくださったいい機会だと思っていますので、まわりの方々の期待に応えられるように、いい作品に仕上げたいと思います。
伊月さん: 私自身がこのイベントだけで作品に対するイメージが膨らんでいって、収録が今から楽しみです。自分の期待に応えられるような演技をしていきたいなと思えたので頑張ります。期待していてください。
(C)2007 KOGADO STUDIO,INC.
□工画堂スタジオのホームページ (2007年5月10日) [Reported by 滝沢修]
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